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【801】白黒コントラストに送るダブルイメージ大声援の行方 [ビジネス]

 またまた勝手に出戻ってしまったSSブログへの移行操作をやり直して書き込み開始。

 取り急ぎWindows10 32bitのシステムHDDまで作り直して、片っ端から現行ソフト群の作動確認をこなしていく。Win7からWin10へのアップグレードを跨いで結構ちゃんと動いてくれるようだが、むむう…一部のデータについてはファイルを認識してくれない。
 やはりというか、録画・録音の機材メーカーが独自規格の内製ファイル形式でデータ記録し、これまた独自規格の専用処理ソフトを介して、適宜に汎用ファイル形式への変換・保存が可能…というパターンが鬼門である。機材メーカーのサイトで専用ソフトのWin10対応アップグレードができればそれに越したことはないのだが、そうでなければWin7のうちに汎用ファイル形式に変換してしまうしかない。
 とにかく後々必要なデータを積み残して忘れるのが一番コワいので、まずはソフトの作動確認とファイル移行措置をどうするかメモを残しながら進めていく。致命的なトラブルでもない限りWin7との往復期間は最小限に留めるべきだから、次回か次々回にはWin10でここを更新することになるのかな。

 さて、天皇皇后両陛下が伊勢、奈良、京都と巡っておられて、その先々で日本国民の喝采を浴びる御姿が繰り返し流されている。どの地でも、みんな日の丸や提灯を手に本当に嬉しそうに笑っており、君が代も合唱して、今この瞬間の幸福感を伝える日本語を探しながらインタビューに応じる姿が印象的だ。ついテレビでその映像を見かけると、こっちまで画面凝視で固まったまま口元だけ緩んでしまう。

 これぞ組織統治の原理原則が現実空間に顕れたすがた。
 あー日本人でよかった。日本国に生まれてよかった。日本っていいなあ、やっぱり。

 そう、これって日本の地で、日本人の集団が成す社会組織ならではの出来事であり、例えば世界中から有志の移民を集めて合理性を基軸にのみ社会を形成する北米では、どんなに真似したくても叶うものではない。
 我等が天皇皇后両陛下は、まさに我々日本国民の目に映るままの清々しく誠実なお手本であり、その四六時中一挙手一投足が明け透けに全面開示されているものではないし、その必要もないワケだが、とにかく我々国民がそこに見るまま聞くまま感じるままの『正しい日本国』であり続けている。
 バチあたりな例え話だが、両陛下が国民の信頼に背くようなこと、知ってしまってがっかりするようなこと陰でやってるなんて万が一にも思わんでしょ?思わないし、実際そんなこと無いのが現実だ。
 『一点の曇りも無い』という日本語は、こういう対象を指して使うのが本来の用法であり、これこそが日本国を象徴する現人神の本質的要件でもある。

 人々が組織を成して国を作り、その国は心を持つ生き物であり、そこに国家元首を立て国の精神を『人々が喜んで身を置き、楽しく共生するもの』にきちんと保つ。これが国を治めるということだ。
 『天皇は日本国の象徴である』というコトバをもって、社会運営現場の実務領域からかけ離れた名誉職のようなイメージでとらえ、現代社会においては形骸化した祭事や儀式をこなすだけの、実効性の無いオカルト文化財的存在と勘違いして天皇制を論じる未熟者が後を絶たない。これは問題だと思う。
 このあたりを正確に学校で教えようとすると、『独立した一枚上の知的自由人』を気取る左巻きが目ざとく喰いついてきて、悲劇的に勝手解釈した大東亜戦争の原因に『強固な組織統率力』を結びつけようとして、『軍国主義を再来させる偏向思想の刷り込みだ!』みたいな不毛で吐き気のする騒ぎに陥るため、本当は大事なハナシなのに教育現場でのタブーになってしまったのだ。
 このくだらない面倒避けのためだからって、世界に誇る日本の天皇制をオカルトと混同しているようでは、世話もウチワもあったものではない。

 実は人々が『ここに一緒にいるのが幸せだから、みんなで一緒にいよう』とまず理屈抜きに感じること、これが最初の一歩かつ最重要の課題なのである。
 人々の目に逐一デモってまで触れさせなくとも、誰もが認める代表者が『組織の自我=国家の心』を一点に集中させ、そのあるべき姿を目掛けて念じ続ける真摯なセレモニーが執り行われている…そんな事実をみんなが確信できること、これこそがその現実解なのだ。
 『細かいコト難しいコトは解らないけれど、あの天皇陛下が我々を手厚く治めておられる』
 天皇陛下は、1億2千万人日本国民のガチの信頼を一身に受け、仮に日本列島が海に沈むようなことになっても、決して日本国組織の自我を裏切ったりはしない。だから我々はその有難味を各自しっかり心得えて、この平和で恵まれた日本社会に感謝し、ここに到るまでの経緯を学び理解し尊重し、誰も日本国の国家組織体を私欲都合で破綻させようなんて夢にも思わないのである。

 だからなのだが、皇室の外から迎え入れられるお立場の皇后陛下は、御自身の運命を成年後に『日本国の自我』に重ね合わせるという一世一代の大仕事をこなさねばならないのである。余計なハナシに手先を滑らせるとバチが当たりそうで怖いんだけど、こう書けば皇后陛下の測り知れない御負担が少しくらい響くカタチで表現できているだろうか。
 当初はどことなく不安気で、少しはかなげにも見えた雅子妃の笑顔だったが、ここ最近は天照大神のコスプレがバッチリ似合いそうな温熱オーラをさんさんと放っておられるのが実に喜ばしい。ちょっと時間はかかったけれど、いま安定した幸福感をもって『日出ずる国のお妃さま』の座につかれた感がある。

 こうして脈々と引き継がれてきたのが日本国の皇室なのである。
 我々俗物が決して目にすることは無いが、長きにわたり男系皇族で歴史を紡ぐ前提として、皇室血統の運用の諸事が定められていることは是非頭に置いておきたい。私とて全然知らないので偉そうに述べるつもりはない、だがそれにしても今そこらで皇室維持の厳格な規律体系の存在も心得ずに不用意かつ不注意に語られる女系血統の可能性については、重々厳しく制止しておきたい。

 我等が日本国組織の統治システムについてもう少し理解し、まず身の程を知れ。
 男女同権、男女平等、時代の流れ、そんな場当たりの俗世間ルールで扱う問題ではない。

 この回に、組織統治とまるで無関係な低次元の話題をあんまり混ぜ込みたくない。
 上に述べてきたような日本国組織の伝統的な運営コンセプトを十分十二分に反映し、1億2千万人日本国民の確証を正々堂々得て動くのが元来の『保守』なる国政形態であり、よって仲間みんなの税金で行った公務について『わからない』だの『明かせない』だのという概念は原理的に存在しない。公務の記録は事実として残っているのだから、端的に全て明らかにしてから次に進めば良かろう。
 日本伝統の組織統治を卑下して得意気な左巻きは許し難いが、闇雲ながらも罪の無い日本式精神論の盲目信奉者たちを騙して取り入るために、愛国アピールのファッション材料として皇室や靖國神社の支持を演じて隠れ蓑にする『自称保守』は、桁違いのレベルで許せない。

 今日の日本国政は、1億2千万人日本国民の信頼を得てそれに応えるものと言えるだろうか。1億2千万人の日本人みんなで歓待し、感無量の笑顔で参画しその優位性を語れるだろうか。
 現状の回答はNOに甘んじるしかないが、だからみんなで諦めずに変えていく目的が共有できるのだと思う。大阪発の変化点は既に現実のものになっている。大阪の成長を止めるな。
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