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【1260】地獄行き搭乗便の退職代行業 [ビジネス]

 あーあー今度は小笠原でヘリコプター落としたのか。まあそうなるよ。
 去年の宮古島事故からちょうど一年後に規模倍増で今度は2機か、御丁寧に。

 場所は鳥島周辺というから、東京都から南方に延びる伊豆諸島の南海である。
 回転翼が始終燃料を消費して航続距離を限られるヘリコプターなんだから、不時着する場所も無い大海原に、わざわざ夜に飛ばすからには『4名・4名の2機分乗で対・潜水艦を想定した夜間訓練をやっていた』というのは一応本当なんだろうな。
 乗員7名が行方不明、1名は身柄を回収したものの命は無かったという。
 当面のところ、と言っておくが『また生存者ゼロ』ということになりそうだ。

 端的に、一度事故を起こしておいて、二度と事故が起こらないように再発防止の処置をしなかったのだから、確実に再発する。世の道理であり、確率がどうこうという問題ではない。間違いなくこうなる。
 自衛隊うんこ組織にとりあえず一度でも目にした現実を記憶できる真人間がどのくらいいるのか知らないが、昨年のあれを見ておいて命知らずの物好きがぞろぞろ出て行ってやらかしているのだから、もう同情の余地などあるまい。日本国民としてその愚かさ加減に呆れるばかりだ。

 『行くと死ぬから行かない判断を下す、命が惜しいので自分のクチで断る』という、我が身の最低限の安全管理をきちんと実行せず、不真面目な軍隊ごっこの役回りにひざまずいてイケナイ遊びの輪に入ったのだから、そりゃ物事の流れとして死ぬんだろう。
 軍用ヘリに乗って夜間訓練という身分と年齢なら、日本国憲法に保障された我が身の主権に基づいて、当該労働環境について十分な安全衛生の維持管理を職場に問い質し、納得いかなければ拒否する判断が可能である。
 …っちゅうか拒否しなかったのなら、好きで遊びに出てったんだよ、いいオトナが。

 宮古島で利権商売の下見遊覧を出してポカ事故を起こして、10人を大量殺人しておいて、自衛隊うんこ組織はアッパラ無能バカ殿から奴隷バカボン三等兵まで、それで構わないってことにして放置したんだろ?
 死ぬのも殺すのも勝手だが1億2千万人の血税で買ったたっかい軍用ヘリふたつも落としおって、本来なら自衛隊員が日本じゅうで臨時バイトでもやって、国民に弁償するのがスジではないのか。

 そもそも悪天の夜にヘリコプターを出すのは避けるのが普通だし、宮古島事故のこともあるから多少は敏感になっていたはずで、逆に昨夜普通に出て行ったからには十分な好条件だったと思われる。
 宮古島が単独事故だったため成す術なく全員死亡の結末となったのだから2機ペアにしよう…とする対策思考があったとも考えられるが、恐らくはそれが裏目に出た。

 既に公表されている通り、今般の事故は僚友機同士の接触の可能性が高い。

 一般庶民の生活を送っている限りは、なかなかヘリコプターに乗る機会は無いと思う。私も熱気球まで乗っておいて、ヘリコプターには乗ったことが無い。いっぺん乗りたい。
 それはともかく、ヘリコプターは揚力発生のため凄まじい周辺気流を巻き起こす。

 かつて田舎暮らしをしていたころ消防庁の訓練施設が近所にあって、時折グラウンドで低空ヘリコプターからのロープ昇降訓練を見かけることがあったのだ。多分50メートルぐらいの距離で施設の塀の外から見れていたと思うのだが、それはそれは強烈というにも余りある暴風烈風と砂埃である。
 まああれだけの機体があの大きさの回転翼で、空気相手に踏ん張って空中に留まるのだから、なるほどこんなことにはなるかあ…と納得しつつ、その操縦技量に見とれるのも大概の苦行であった。
 空気は目に見えないので、その場の気流を体感しないとイメージが湧きづらかったりするのだが、ヘリコプターは強力な下降流を叩き下ろして、それを足掛かりに飛ぶため、上下に開けた空間の流れ場はえらいことになっている。
 故にヘリコプターは複数が接近して、特に高度差をつけて接近して飛ぶことは避けたいのだ。広域事件や大事故が発生したとき報道ヘリが空を飛び交うが、各機の相対位置の取り方を観察してみるとよろしい。

 まず岸を離れた夜間の絶海であれば、他にぶつかるものもない空で、低空飛行とはいえ安定飛行のための高度は死守するはずだ。
 そこでお互いの乱気流を避けつつ何かあったら僚友機を目視確認できるようにしておきたい…となると、高度を揃えて横に並ぶはずなのである。そしていま春は強風の季節。

 総合すると、2機で出動し連れ立って高度を揃えて並進飛行中、急な横風に見舞われて接触事故を起こしたものと考えられる。横風による流され代の想定が甘かったため、結果的に見て2機が空けていた相対距離は不十分だった。これが推定原因だ、以上。

 さて脳足りん集団が敵もいない作戦ごっこで命を無駄遣いするぶんには、たかが仕事のふりだけしていたいママゴト組織のウチワ揉めで、文字通り揉み消して揉み消されて大ゴトにもならずに済む。
 だが残り1年を切っちゃってて、明らかに何もかも間に合いようがないのに、中止も延期も言い出せずにずるずると惰性で転がり進んでいく2025大阪万博は、とてもそうは行かない。
 まず重機と積み置き資材だらけの工事現場が会場になるのが確実な、この2025大阪万博がとりあえず来年4月に本当にゲートオープンだけはしたとして、そこで『空飛ぶクルマ』とやらを一般客向けの出し物にするのは絶対にやめるべきである。

 いま決心して計画を処刑しておかないと、来年一般客で4機目19人目の死者が出る。
 クレーンに接触して、海外の要人や小さな子供を乗せて落ちたらどうする?

 だから今やめろと言っている。断言する。
 契約しちゃったナニナニの違約処置が面倒だとか、遅れたナンタラの後始末が法的に前例ナシだとか、その全ては『情報』のハナシだろうが。実行動の選択は結局どうにでもなるんだよ、特にこの人類文明創世記以前の日本社会では。
 まず絶対に人が死なないように、大怪我の後悔で泣かないようにするのが先だ。

 大阪夢洲にはカジノIRの起点さえ打ち込めれば良いんだよ【1196】
 インバウンド需要に買い叩かれながら身を預け身を落とし続ける日本円経済を、人類文明として価値ある通貨流通システムの原理作動に戻す唯一の現実解だからである。

 航空技術にしても経済操作にしても、道理の必然に導かれる『情報』に示された作動原理をよく理解し、現実にコトを起こすための要件アイテムを選択して実行しなければ、ただのゴミクズ情報の空論大喜利に時間を浪費してオシマイだ。

 『理性で暮らす人の世の幸福』に浸りたいものだよ。では週明けからグッドラック!
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