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【800】強欲節約プラン公開処刑の明日 [ビジネス]

 皆さまの御愛顧を得て800回を迎えられたのだが、まずはずっこけた切り出しから。
 前回紹介した自家用パソコンWin10 64bit版化の構想はボツとなった。

 PCショップで店員さんにひと通りワケを話してメモリーの増設ができそうか尋ねたところ、いやもう何の躊躇もなく
 『その実験は危険すぎます!興味本位の遊びならともかく、絶対やめといた方が良いです』
だってさ。あーやっぱりか、まあそこそこ予想していた展開ではある。

 PCパーツは日進月歩えらい勢いで改良されていくため、見た目が同じで物理的にも確かに付くが、電子機器としては全くと言って良い程の別モノ…という事態が起こり得る。というかそれが普通だという前提で考えた方が間違いが無い。
 現状ウチのメモリーはDDR3と呼ばれる一昔前の形式だが、今でも一応DDR3はいくつか商品ラインアップが残っている。だがこれはDDR3で4世代ほどあるうちの最終世代型であり、私のはせいぜい2世代目あたりとのこと。
 業界でメモリーの基板形状や接点配置の基準が決まって、各社のメモリー製造工場の工作機械がそれに合わせて用意されたとして、電気信号の送受信パターンや交信頻度その他が目まぐるしく最新化されていくのを追っかけて逐一変更していくのは無理なのである。

 ハードディスクは記録書類を保管しておくキャビネットに例えられ、メモリーは仕事を進める作業机に例えられるが、せいぜい容量の大小で語れるハードディスクと違って、素朴に向き合う正面置きの長方形事務机vs囲まれ要塞のL字あるいはコの字型システムデスク、それに袖机がどこにいくつ…みたいな割と根本的な作業形態に関わるレベルの相違があり、無作為に交換して節操なくホイホイ動いてくれる冗長性は期待できない。
 だからなのだが、機材の導入計画から実際の設置まで半年だ1年だかかるような悠長な業務ペースでは、それをやっている間に当初狙ったブツがとっとと進化してしまい、置いてきぼりひいては導入お流れになってしまったりするのだ【57】
 このあたりの知識や勘どころが働かず、メモリーだけ買って帰って実用機でお気軽に交換してしまい、どうしようもない重篤度でパソコンが立ち上がらなくなり途方に暮れる失敗談は時おり耳にする。これが前回『一筋縄で起動するかどうかは…』と述べた根拠だ。
 一応ながら訊いてみたところ、やはりデュアルチャンネルの空きスロットに追加するのも、メモリー構成を模様替えする以上、危険度は同じとのこと。そりゃそうか。

 ついでの追い討ちで『その仕様でSSDを載せると、せいぜい半年ぐらいでチップが焼けるかも知れません』とも教わり、これをもって現行機は今のまま運用する判断が決定的となった。
 まだSSDが普及していなかった時代のマザーボードゆえ、とりあえず動作はそれなりに速いのだがその初期不具合が潰し切れておらず、過熱・焼損トラブルが散発した経緯があるそうで、もちろん焼けちゃったら再起不能になるのでその心配をしましょうと。
 まあ散々調整を施して動かせる可能性が無いとは言わないけれど、それそのものが目的でもない限りはあまりにも…ですと。
 『いま動いてるんですよね?普通に使えてるなら、そのまんま使い切っちゃいましょう!』

 ハイ終了!ギブアップ決定!何も買わずに、お礼だけ申し置いてお店を後にする。
 現実を熟知したアドバイスこそ最優先、物事あきらめが肝心だ。新しい風に心を洗おう。
 取り急ぎWin7の現行システムディスクを整理した上で再度複製し、Win7のバックアップを取りWin10 32bit化するところまでで大人しく落ち着くことにするか。これで年明けのWin7サービス停止に怯える必要は無いワケだから、腰据えて可及的速やかに1台新調する作戦が賢いな。
 そのつもりでカネは積んであるんだし、例の変換ケーブルはハードディスクのみならずSSDなど他のストレージ機器にも使えるから、いざその場面が来るたび作業は迅速かつラクチンにこなせる。

 まあ世の中こんなもので、手持ちの情報でもって成立しそうなプランが組めても、更にはそこに一応のリスク想定までしたつもりであっても、結局は現実に直面してきた仲間の知恵を借りて、直近を何とか切り回す実効解をひねり出し、今度はそれを確実に遂行して食い繋がなければ生き残れない。
 組み合わさって全体でシステム作動するパソコンは、電流電圧にせよ通信データにせよ、デバイス同士で正確に辻褄を合わせてやらないと破綻する。マトモに動作せず硬直するだけならいざ知らず、入出力・受発信のINとOUT双方を正規の協業状態からデタラメに失調させてしまったりもする。

 だから言うのだ。今の欠陥税制もどきは一刻も早く緊急停止し、あちこち不備だらけではあったが、とりあえず何とか社会で税制として運用できていた9月末以前に巻き戻せと。

 やっぱりというかスーパーやコンビニの飲食料品は、レジ打ち店員さんの暗黙の了解で『問答無用オール8%の輪』が拡がっているようだ。つまり『法定された消費税率なんぞ実務に適合しないため、そんなもの無視して現場都合でGO判断』とする組織の正義が確立されつつある。
 今年度の納税率は落ちるだろうし、不正申告が増えるだろうし、その正・不正を断ずるにも、そもそも真値がいくつの数字が決まらないのだから、議論する当事者たちの個人バラツキのまま数アマタの無駄な押し引きが日本中で発生し、その殆どがなりゆきウヤムヤに終わっていくだろう。
 日本国民ひとりひとりが日本経済システムのなか真面目に暮らして、日本社会を維持管理するため一定基準に従って納税する。これが『納得の社会活動で共同運営する現代経済社会のキホン』だが、真面目にやりたくても上記の通りその真面目が叶わないし、ならば自分個人の精神衛生に逆らわない算出値で突張り通して納税しようにも、この自爆テロ犯罪者政権はその税金で呑んで遊んで、おまけに不正買収の資金にまで使い込んでいるのが露見してしまっているのだ。
 カネ額面の一義性と価値交換の納得性、国家経済の原動力を蝕んでの税制崩壊である。
 いま天皇陛下が日本国民の良心を治めておいででなかったら、どうなっていることだろう?

 若い人たち、よく見ておきな。悪意や邪心の末路は、御覧の通り惨めなもんだぜ。
 本当に改憲が日本国に必要だと思うなら悪い気なんか起こさず、真面目の正直に改憲に向かって努力するべきだった。まだ実現までの遥か途上なのかも知れないけれど、確実に今よりも目標に近づいていたはずだ。
 上げ膳据え膳で媚びられもおだてられもしないし、ウチワ囲いのトクや贅沢に興じる旨味もないし、人に指図して優越感に浸ることもない。むしろ妨害工作には繰り返し遭遇しているんだろうな。
 でもその代わり改憲賛成・反対ひっくるめて1億2千万人組織にその頑張りを確信されつつ、あけっぴろげの正面突破に安心して取り組めたはずだ。それは二度と通らない人生の時間を過ごした永遠の記録となる。

 橋下政権に始まった大阪維新勢力の大阪府市改革には、この安心感に支えられて未来を狙う努力が継続して感じられる。だからここまで成果が上がっているのだし、この先もっと良いことがあると希望が持てるのである。大阪の成長を止めるな。
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