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【904】和を重んじるアンガー・マネジメントの平常心 [ビジネス]

 やれやれ『Go toナンタラ』が一転、急ブレーキだって?呆れて言葉も出ない。
 『我慢の三連休』とか抜かして事態硬直を決め込んだばかりじゃねえのかよ。

 ま、強大な1億2千万人日本国組織の自我が向かう行方には、誰のどんな操作も効かないんだから、その『組織の真理』を理解せず観念もできていないバカは、こんな『絵に描いたような悪事の大失敗』に追い込まれるってことさ。
 カタチとしては、一応サイエンス系・医療系の専門家を名乗る連中がキレて独自の見解を主張し始め、自爆テロ非国民犯罪者政権が遂に分科会とやらの『提言』を聞き入れたということになっているが、今更このタイミングでは『専門領域からの知見を採り入れ、中立的な最適判断を心掛ける行政』のアピールとして完全に手遅れである。

 もしかして例の学術会議の任命プロセスに関わる違法な恣意判断の仕込み疑いについて、『アカデミック領域のセンセイがたに対して強権発動する気は失せましたので、ハブった6人は下民に示しをつけるために何となくハブったまま、なあなあなし崩しの不問で誤魔化させてくださいや』みたいな伏線でも張っているつもりなのだろうか。
 もちろん問題というのは原因・損害・対策・改善と一連の因果関係が成立する単位で、ひとつひとつくくって解決していくものなので、古電球には6人ハブった経緯について洗いざらい吐かせるのが明確なタスクのイチ単位である。そんなことになった原因を本件直結事象として特定し撲滅して完結することが現時点の最重要課題であることを、改めて1億2千万人日本国組織として確認し直しておきたい。

 『我等が日本国組織として任命する105人の対象者に対して、たかが古電球ごときが独断で6人をハブって、そのまま黙秘強行で押し通そうと居直ったまま、時間だけが過ぎている』
 この国民主権に反する重大な背徳行為は、民主主義法治国家・日本国において、その発生原因も途中経緯も今もって明らかになっておらず、従ってもちろん解決もしていない。絶対に放置してはならない。
 国民主権の民主主義体制に背く思想を持つ個人が一定数いるのは、大勢で成す組織として避けられない現実だ。だから基本的人権として『思想の自由』を認め、国家運営を担う意思決定の場からは隔絶して、オオヤケではないプライベート・マターとして、組織内の他の仲間たちの迷惑にならない範囲で好きなだけ追求しましょうねと規則にし、それを守って我々日本国民はこの日本社会で生きている。

 特に過去の戦争の経験において、勝利して『日本国組織が、国際社会の中での自由と幸福を維持・確立する』という至上目的があったとはいえ、日本国内の特定の一部集団が支配的な立場として振舞い、他の多くの仲間たちがその割を食う立場に追いやられ、大切な財産や家族ときに本人の命まで失う悲しいケースが多発した。
 ただし断っておくが『お国のため、日本国のため』は日本国民として立派に正当性のある目的意識であり、当事者でもない外野が『あってはならない苦役の強要の加害者と被害者』などと否定的に評するのは失礼きわまりない的外れである。

 ともあれ日本国組織の系外にある他国から、別世界の思考体系の目的意識で強制力を被せてこられた以上、やむを得ない展開として過去に戦争という手段も採択したことがあるが、逆にそんなことにでもならない限り、我々日本人はもう『誰かが私意で強制して、誰かが不自由に従わされる』という構図は無くそうと決めた訳だ。万人は法のもとに平等なのであり、その万人の意思を日本社会は平等に反映する。
 これにより、国民の最大多数が思うままの活力で自由奔放に生きることができて、その成果が社会性を帯びて国力となるメリットが期待できる。狭いが豊かな国土に暮らし教養がよく行き届く、我々社会によく馴染んだ合理的な方策だと思う。

 こうして仲間たちの大切な人生と引き換えながら、歴史を重ねて日本国組織が選択した民主主義国家の運営ルールに、この自爆テロ非国民犯罪者政権めが手前勝手な支配的操作をこっそり割り込ませ、少なくとも摘発されるまで実行の手続きに乗ってしまっていた事実はとても看過できない。
 こういう恥知らず恩知らずの邪心を起こした不心得者どもを残らず炙り出し、国家運営の作業現場から永久追放せねばならないと私は言っている。持久戦だの根負けだのという次元の問題ではなく、こんなものを中途半端に見逃すような日本社会だとするならば、そんなだらしない組織の自我は、まだまだやる気ナシのグズグズ鬱状態から巻き返す気概さえ起こせず、衰退の一途を辿っていくしかない。

 どこまで苦汁をなめ這いつくばる時間に辟易すれば、いま自身が甘んじているみっともない苦境に見切りをつける動機が湧き上がるのか。要は『組織の自我が本気を出すまでの時間の問題』だと私は思っている。
 一見すると、理不尽やアンフェアに溢れた日々の出来事が時の運を交えて過ぎて行くのだけれど、組織の自我は間違いなくそれらの真値を評価し記憶しカウントを重ねながら、気分の行方を決めている。だからある時点の静止画の記憶を残すような節目事実に浮足立たず、『我等が組織を信頼し、いつもみんなに良いコトをロジカルに進める』心掛けが大切だと思うのだ。

 ところで昔の話になってしまわないうちに、大事な話題なので紹介しておこう。
 御存知の通り去る11月1日の大阪都構想・住民投票は、僅差で反対票多数となり、大阪都構想は否決された【899】

 この直前、投票当日まで僅か数日を残す段となって突如、大阪市財政局が記者会見を開いて『大阪都構想にかかるコストが、218億円増しになりますよお』と言明した一件は、ここでも扱ったので御記憶の方も多いと思う【897】【898】
 こんなことになるからには松井大阪市長に一言の事前報告も相談も無かったという。そりゃまあ、そうでしょうな。
 そして更に不可解なことには、この記者会見後わずか一両日で『いやいや、あのコスト増はやっぱり間違いでした』的な発言の撤回がこれまた突然なされて、そこで財政局長が『公務員としてあるべき姿ではなかった』だの何だの、意味不明の寝言をたれたところで当面は尻切れている。

 本題はここからだ。
 その後の調査で、最初に大阪市財政局として『大阪都構想、コスト増』の記者会見を開くにあたっての草稿が『破棄してしまったので、もうありません』ということになっているらしい。

 たとえ大阪市財政局長であっても、たった一人で財政局組織の看板を背負った記者会見は開けない。記者会見の場で口述する内容について、まず初期案文面から誰かが書き落として、複数の人間の間で調整されているのは間違いない。
 だから事実経緯の解明のため書き落とした草稿を調べようとしたら、ひと月も経っていないうちなのに、大阪市財政局が捨ててしまってもう存在しないというのだ。
 大阪市民の皆さん、そして特に『大阪都構想に反対し、大阪市を存続させる』という方針で一票を投じた皆さんは、国政の場でいつか見た…というか、いつも見せられているのと同じこの構図を、どう御覧になっているのだろう?おいくら納税してます?

 ま、これをヨシとするもイケナイとするも、この幸せな日本社会においては、誰にも口出しされることなく自由だ。
 270万人大阪市組織の自我が、1億2千万人日本国組織の自我が、またひとつ真実の認識を深めること。それが今は必要な事なのであり、そこまでで今は十分な事なのだと思っている。
 混乱続きの局面だが、ぜひ生き抜いて先を御一緒しましょう。引き続き御幸運を!
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