SSブログ

【817】よこしま都合の牢獄対応、真実サバイバル情報戦の護身術 [ビジネス]

 国会が始まったが、かつてこれ程どうでもいい感の漂う国会もなかったろう。
 その昔、いろいろとムツカシイ日本社会の大事なことを、大勢の支持を集めた博識のエラい権力者さんたちが、そのパワーを駆使して一般個人じゃできない思考・判断を介して、起案と議決をしていくものだとみんな思い込んでいたワケなのだが。
 ま、ネズミ講の親玉はじめ、あぶく銭目当てのお仲間で羽振り良く誘い合って税金で飲み会やる集団だったってことで、その実態が1億2千万人日本国民の隅々まで周知するところとなった今では、国会なんぞ実質『日本国と関係ない、私事都合の水掛け論の場』に過ぎなくなったんだからしょうがない。
 マトモな感覚で日本に暮らす社会人なら、本当に大事な国家運営の議論をこの場このメンツでやって良いワケないことぐらいすぐ判る。ま、これでどこまで行きつくかってとこか。

 ひとつ穏やかでないのが5G課税の布石打ちの件である。5Gとはぶっちゃけ『今よりメチャ凄い高速大容量化のインターネット通信』のことであり、凄いインターネットにするには凄いカネが必要で、だからインターネット使用に対して新たに課税がいるでしょ、という吹き込みだ。

 結論から行くと、日本社会総出で『NO』を突き付けて潰すべき事案である。
 端的にインターネット全てを課税対象にして、行政の管理下に置く意図以外の何物でもない。特定のサイトが役人の一存で一方的に削除されたり、動画がいきなり暗転したり…みたいなことになるのは間違いない。
 社会組織の自我を形成する自由な情報空間を、無能の小細工に晒してはならない。無能に終わらず悪意や邪心まで抱えているとなると尚更のことだ。
 この一点だけで5G一般化は弊害の方が遥かに甚大であり、関連諸企業はおのれの首を絞めるだけなので、関わらない方が身のためである。社会の支持を失うぞ。

 まあいいや…ってあんまり良くもないんだが、遂に日本人にも感染の疑いが及んでいるしウィルス感染症の話題を優先する。自爆テロ非国民政権のくだらない老衰私欲の背徳犯罪なんぞとは根本から違って、30億年を種の保存で勝ち抜いた実力派の強敵が相手なのだ。

 いよいよ武漢が管理区域になった訳だが、ナウ現時点において想像力を働かせていただきたい。もしあなたが仕事でも観光でも武漢にいて足止めを喰らったら、どれ程の不便が起きることか。
 明日戻るつもりで置いて行った用事が、とりあえずは連絡ナシのブッチで期日を過ぎてしまう。帰宅後の事後修復が可能なアイテムについても、いちいちその手間をかける突発の面倒がどっちゃりだ。
 何より、少なくとも今の瞬間異常なしの我が身なのに、管理区域に閉じ込められたが最後、感染の恐怖に怯えながら非常線解除を待つ以外に無い。いや、それどころか本当に不調を感じていればこそ、自分と腹を割れていて信頼できる馴染みの医療機関に駆け込みたくなるのが人情というものだ。

 特に飛沫感染・空気感染と呼ばれる感染経路のケースで顕著になるが、一旦ウィルス活動のアクティブ化が1人ないし数人のレベルで顕在化するや、一挙にそこから感染が拡大することがある。これが広域地図で語るスケールに達することを『パンデミック』と呼ぶ。
 もっとも感染症の致死率と感染力は独立因子である。そりゃ致死率が全然たいしたことないから安心だとする判断はちょっと違うんだけれど、それにしてもパニックに陥って、しなくていい失敗をしたり社会的規模で事態を悪化させたりといったケースには走らないよう、冷静さを保つ思考材料には持っておきたい。

 ともあれ非常線を張ると、困ったことに人々はそれを理由に、それに触発され、そこから逃げ出したがる。これは責められるべき悪意ではなく、人間の自然な生存本能の方向性がそうなっているに過ぎないのだが、この特性が管理区域を設ける目的に対して逆効果に作用するのだ。
 空港や駅や港湾など交通拠点が封鎖されたとなると、今度はその網の目をくぐり抜けるべく辺境地の生活交通網が狙われるのはすぐ解るだろう。莫大な工数とコストをかけて、ザルで水をすくうような警備隊を右往左往させるなりゆきにしかコトは向かない。
 この事態を避けようとするあまり、社会組織の管理当局が発症検知に箝口令を布いたり、時としてマスコミを操作し意図的に架空の情報を流したりもする動機が起こるのだ。だが危機感が蔓延した状況でみんなが思い付くのは大体似たような事であり、むしろザルの網目の脱出口が更なる感染経路の集積点にさえなってしまう。万一の時の護身のため、備えておきたい洞察ロジックである。

 ちょっとここで不謹慎な(?)考察をしてみよう。
 ここまで感染症の流行域を囲む管理区域の設定について考えてきたが、これを裏返せば未感染域の死守籠城という形態が成立する。
 経済界で大金を動かすVIPたちを迎えるカジノIR、及び彼らが出入国する空港、この両方が孤立した人工島になっている大阪は、国際的に見て病原体感染症の対策が絶好にやりやすい立地条件だと言えるのだ。
 医学領域に断然の強みを持つ阪大もあるし、水都大阪の水上交通網を使えばその巨大で複雑な交通インフラから隔離して厳重な管理のもと、患者もサンプルも、そして感染が許されないVIPも移動することが可能である。これだけ好条件が揃う場所は、世界的にも他例が見当たらないくらいだ。
 高い遮蔽率で隔離された地域は、事物の出納管理を効かせやすい。武漢の事態を見守りながら、日本財政の起死回生策=カジノIRの立地適性についても考えを巡らせておきたい。
 一般論で語るお伽の国の倫理観やおセンチ系感情論のお涙頂戴はやりたい人種だけで集ってやってもらって結構だが、泣いても笑ってもカジノIRなくして国家財務の健全化転向はあり得ないし、カジノIRを実現させたらさせたで、それ相応の全方位セキュリティの管理体制を布いて、他国に無い優位性をわかりやすくアピールする必要も出てくる。それが現実だ。

 今一度、あなた御自身が管理区域に取り残されたケースについて、真剣に想像力を働かせていただきたい。いま現地で飛び交う報道を精一杯の解釈で眺めつつ、ナウおのれの命を守るための行動の選択にあたって何より欲しいのは、近親者を含めた地元組=ガチ本気の本気であなたの安全を願う人たちからの情報であるはずだ。ここまで理解して、再び5Gに触れておく。
 5Gの技術コストを口実に、課税を通してインターネットを役所の管理下にがめようとする思想の危険性がお判りだろうか。端的に『あほの巣窟』のボロい判断力…いや場当たり都合で、あなたの生命線が絶たれる可能性が発生する。
 新幹線が正面衝突して、ロクな調査もせず大勢の犠牲者もろとも埋め立てるような国と同じ情報通信統制を、この日本国は後追いで仕込みにかかっているのである。

 大体が、もう国家枠と完全に別次元のグローバル・フィールドで狙い撃ちの企業サイバー攻撃が常識になっている今日、ママゴト箱庭支配に執心するサル山人種に税金食わして、サイバー戦の対応をする能力や責任感が僅かでも期待できるとお思いか?
 いつも正確な情報を嗅ぎ当て灯台にしつつ、変動する世の大海原を渡っている企業人・経済人の皆さん、この布石は絶対に看過してはならない。

 いま大阪府市は、日本全国で唯一『あほの巣窟』と別系統の思考判断で動けている自治体区域であり、上記の通り人工島のハードウェア素材および2025大阪・関西万博という都市開発マイルストーンも揃っている。
 大変な目に遭っている方々には尽々気の毒だが、今般のウィルス感染症の猛威を注視しながら、この日本国の運営方針を決める仕組みと人選はどうあるべきか、真面目に熟考して自分の国民の権利を行使するにあたっての判断材料にすべきだと思う。

 もともと病原体感染症と社会組織の特性の関わりについてはシリーズ企画を考えていたくらいネタがあるのだが、はてさてどうしようか。
 とにもかくにも、大阪の成長を止めるな。

nice!(9)  コメント(0)