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【940】海面下事情が導く実効方角の羅針盤 [ビジネス]

 今年は桜の開花も満開も早くて、普通なら桜の見頃に合わせた催しが時期外れになってしまう!と大騒ぎもしてるんだろうけど、幸か不幸かその催し自体が休止しているので静かなものだ。
 このコロナ禍は身近かつ切実なぶん、表現がちょっとアレだが解りやすくて良い機会なので、ここぞとばかりに解説を入れておくとしよう。

 日本国組織の自我の意向をよく汲んで、『その通り』を心掛けるべきだ。
 人間が成す社会組織においては、過去に何度も『一部の人間ごときの支配力』の幻想にとらわれた愚か者どもが、組織全体に対して自分ら都合の稼働イメージを強要しようとして、全滅の結果に終わっている。そうじゃなく、誰も逆らえない組織の自我の意向を察知して、それを大前提に解法を考えるのである。

 自然界では幼く非力だったり、怪我をして弱ったりした個体を見つけると、ハイエナやハゲタカ、そこらの街ナカだとカラスなんかが、早々に遠巻きにして捕食のチャンスを狙い始める。
 人類文明社会においても、なかなか国際統率の枠組みが明確に決まりにくい国交領域、つまり何となくの各々国力バランスで押し引きする『国家間の実効支配のせめぎ合い』のような雰囲気が見え隠れするようなシーンにおいては、弱った国家はすかさず狙われる。
 この自爆テロ非国民犯罪者政権は、日本国内の箱庭ウチワ向けに国家の仕組みを悪用して我を通すばかりで、基幹産業の維持発展および創り込みを怠けて日本国の国際競争力をすっかり衰退させてしまった。更にはそのなりゆきで最終手段として残った観光立国としての経済資源までもが、コロナ禍の不遇で雲散霧消した結果が現状である。
 ここまでの緊急事態に直面してなお、何か新たな生存手段を死に物狂いで模索するでもなく、やはりというかコロナ対応までも、国力回復を二の次にして、上級国民のカネとラクとトクの特待コース新設ネタにしかしようとしないのだから、あっちからこっちから狙われても仕方ないだろう。

 海上保安庁や自衛隊の現場最前線の職員さんたちは、時に銃口を向けられながら命懸けで国境の離島の所有権を維持している訳だが、いっぽう出口の見えない経済苦境の一般空間に暮らす殆どの日本人たちにとっては、そんな国政のイチ業域なんぞ『とてもそれどころではなくなって』しまっている。もちろん万が一侵略されでもしたら、現政権を徹底して非難はするんだろうけれど。
 このところ大陸からの武装艦艇が国境離島の近海をしつこくうろついたり、半島が終わった話を際限なく蒸し返してきたり、これ見よがしに飛び道具の試し撃ちなんかまでやってくる背景には、この自爆テロ非国民犯罪者政権が『押せば倒れる』と見越した勝算があるはずだ。
 いわゆる『負けの込んだ』おかしな空気が漂い始める前に、このひ弱な内弁慶の無能政権を早く殺処分にかからねばならない。豊かに閉じた日本列島の庇護にあやかることなく、厳しい生存確率の淘汰をくぐり抜けてきた大陸や半島は、日本列島の社会組織に宿る基礎体力・免疫力の残量を窺っているのだろう。

 …で、話を冒頭に戻して、今タイムリーなところで例の『緊急事態宣言』を考える。
 端的に、もう1億2千万人日本社会の自我は、『こんなもの要らんだろ』というのが本音になってきているはずなのだ。私なんぞが改めてここで述べるまでもなく、もうみんな肌で感じていると思う。
 少なくとも日本人が日本国内で暮らす限り、この新型コロナ感染症は別格の死病として恐怖する必要などなくなっており、むしろ発生都度の迅速な早期対応体制を固める方針こそ、いま求められている政策である。みんなそう実感している。

 多少は進歩して今は地域別に緊急事態宣言の発動がなされているが、上記のようなコロナ観が普及している事実を前提にして足元の社会組織の稼働操作を決めないと、まずナニを勧告・指示しようが大衆の心に響かず誰もついて来ず、発散フェードアウトの結末にしか行き得ない。
 そのまま困惑していては、今度は『地域行政が、ダメを判ってるのに無駄なコトばかり抜かすので、もうシカト』という殺伐不毛な組織風土が蔓延してしまう。行政とのコミュニケーション意識が手応えを失ってしまうのだ。興味も関係も無い、どこか誰かの知らないハナシというやつで、こうなると再び響くことは難しい。
 行政から市場店舗への時短営業の協力願いなんかも、本当に譲れない客観性根拠に基づいて必要なのであれば、それを強力一斉に公共発信しながら厳格に発動しないと狙いの効果は得られない。給付金おいくらの問題ではない。
 組織の自我が、言われて素直に理解して納得して、だからガチ我がコトの目的意識で取り組んで、現実の効果を肌で感じて響くからこそ社会が動く。ここがあやふやだと今そこそこ上手く行っているように見えているところも、国政と同レベルのひんしゅくデマ空回りに沈むなりゆきとなるだろう。

 極端なハナシ『いま外出完全禁止の全店舗一斉閉鎖をやれば、新型コロナ・ウィルス感染現象が明日抑制できる』という真実があったとしても、人間の社会組織の自我がそれを理解して正確に行動に反映させられないのなら、その方策は使えないのだ。組織運営とはそういうモノ、腹を括らねばならない。

 本来こんな局面において、政権の都合や医療機関の調整限度など人間の意向で決まるファクターから完全に独立分離系の思考・判断システムとして、理系学術人種で構成する専門家機関が置かれるのが道理である。ドライ&ソリッドな科学の知恵だ。
 だが残念ながら、現状この国の学術領域は政権の違法な強制力にひざまずいて隷従してしまっており、社畜サラリーマンよろしく平気で金看板の貸し出しをする立て看板ノーベル賞みたいな、『要領いいお利巧ちゃん』のカス風土が染み付いてしまっていると見受ける。この世の何より勉強好きで骨太の、正義の頭脳労働者がいないんだよ。
 未だに現象モデルが中途半端な流体計算アニメをタレ流してはマスク信奉の吹聴をやめないし、ワクチンと名がつけば見境なくこの平和な日本人体質を無視して打ちまくろうとする。ありもしない変異種の危機感を裏含みさせるようなデマ解説は野放しだし、永久にコロナ対策を続けるつもりにしか見えない。
 『税金資本で支出した費目』を無限に積み上げ、政権に従順を誓う上級国民の暴利ビジネス資源にでもするのかね。接待は横行し続けるし、消費税率は上がり、汚く無駄な公務が肥大するばかりだ。

 そうそう、ワクチンも最近いろいろネガティブ情報が漏れ出て来たもんだと眺めてたら、今度は経口薬=飲み薬だって?
 いや、普通ウィルス感染症のワクチンって、無毒・弱毒化したウィルス株を人為的に投与して、本人が持ち合わせる自然耐性の働きで免疫力を構築しようとするもんだろ?
 注射せずにウィルス株を飲むとなると、せいぜいアンプルにストロー突込んでチュー…あたりにしかならないんだが、生物の消化器系の処理パワーをナメてはいけない。
 当然あっという間に御食事もろとも胃酸で消化されるのがオチだ。喰いモンの経路なんだからしょうがないじゃん。
 逆に錠剤だったりするのなら、一体どんなケミカル効力成分が入ってんだそれ?

 ま、まずは毎年デタラメが過ぎる花見の大騒ぎはちょいと自粛するとして、第4波とやらの国策リスク煽動はさっさと過去のモノにしてしまうのが賢明なんでしょうな。ここまで書いておいてナンだが、まだ『さっぱり』とは言わないまでも新型コロナ・ウィルスは『わからない』のであり、だが国政の底なしの不真面目さに1億2千万人日本国組織の自我が、その解明を待たずに堪忍袋の緒を切らしてしまった。それが真相だ。
 この先、時短営業の段階的な緩和などが進むにつれ社会での大衆の対面交錯が増え、感染者数の推移としては上向くのが当然であり、だから我々日本国民の課題は、協力し合って自分たちの暮らしのスケールから冷静で的確な模索を心掛けることなのだ…と理解しよう。
 早く元の日常の経済活動ペースに戻りたい、そのためにコロナ騒ぎを抑えたい。
 皆さん本気でしょ?ならシマって行きましょうぜ、引き続き御幸運を!
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