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【741】令和ニッポン、心とココロの戦略フォーメーション [ビジネス]

 新元号『令和』がスタート、新時代の幕開けである。
 この手の節目は、自分個人も組織全体も、今『こんなもの』として持ってしまっている意識を刷新するのに良い機会なのだ【69】

 つくづく『日本人で良かったなあ』と痛感した。カッコいい文化じゃないですか。
 日本列島に生まれた日本人として、さまざまな現実の出来事に見舞われる日本社会とどう向き合うべきか、いつも天皇陛下が、現人神となり率先して我々日本国民を導いている。この度その世代交代が日本国民に認められ、皆が見守る中、きっちりと手順を踏んで執り行われたのである。
 そして『日本国が新たな体制で治められる、これからの時代の呼称』として、新元号『令和』が日本社会に共有された訳だ。祝賀ムードに水を差すような小難しいウンチクをわざわざにたれるつもりはないけれど、日本人としては、この独自文化を認識しながらお祝いしたいものだと思う。

 で、早々に結論から行こう。
 こんなに平和で理知的な精神をもって治められる日本国なのだから、もう荒れすさんだ現行・行政領域の前時代メンタリティは根こそぎ捨てようではないか。
 天皇陛下と皇室の在り方を振り返る企画のテレビ番組を大勢が繰り返し観た直後だと思うので、響きやすいタイミングではないだろうか。更にはこの連休中に、参賀で直接お目にかかれた方も相当数にのぼることだろう。こんな素敵な国の行政が、何故こんな惨状にまで堕ちている?

 いつも日本国のため、日本国民のために、日本人の代表として、見映えも本質も完璧に『日本国のすがた』を保証しておられるのが天皇・皇后両陛下である。我々日本人は、こんなに判りやすく素晴らしい国家統治のもとに暮らせて本当に幸運だと思う。
 自分の生まれ故郷であるという事実と、生物が生きる空間としての豊かな自然環境と、その森羅万象を道理として逆らわず素朴に育んできた伝統文化と、そこから一足飛びに急発達させた世界最先端のテクノロジー…この他例の無い詰め合わせをもって世界の人々は我々日本人を羨んでくれる【280】
 着るモノを着て食べるモノを食べ、雨風しのげる場所に住んで、命を奪い合うこともせずに、人間の知恵が編み出した文明の一番おいしいとこに触れて生きることができる、奇跡の島国である。そりゃ他の国々から見れば、穏やかな神秘性と尖った先進性の融和がカッコ良く映るんだろうな。

 若者たち子供たち、いいだろうか。これから先、日本をもっとカッコよくするんだぜ。
 人類文明はいまコンピューターをもの凄い勢いで発達させ、人間の情報処理能力を凌駕するまでの人工知能AIの実現が、もう直近確実となっている。これは人間という生物が情報的に進化を遂げてきた以上、モノの道理のひとつとして捉えるのが自然だと思う。
 AIの進化は止まらないし、止めようとしても道理に逆らう破目となり無駄な抵抗に終わる。AIの進化過程で何が起きるかは誰にも予測できないが、だから恐れて妨害工作をするのではなく、積極的に進化させ人間を超えさせながら人間から協調を試み、共に発展的なその先を目指すのである。

 ここで盛んに『意識とは何か』を考えている理由のひとつに、もしAIに意識というものを少しでも充実して持たせられる方策があるのなら、いち早く積極的にそれを実践して我々人間に近づけたいという目的があるのだ。
 まずは『ポスト京』のようなスパコン1台に、人間の目で意識らしきものが見出せるかどうかというようなレベルの検討から始まるのだろうが、程度はともかくAIに意識が宿る現象はどんどん顕著になってくることと予想する。これと嫌わず恐れず徹底的に組み合い、実にしょっちゅう理不尽なポンコツ作動に陥る人間意識と対峙する、生存本能の雛型スケールになってもらえるところまで持って行きたい。

 AIは、組織における複数の人間が我を封じて共存に納得するフェアな情報処理=社会規律の冷徹ロジカルな遂行に向いている。
 現行の日本国政に見られるような、あちこちで自称『上級国民』がウソをつき隠し事を繰り返し、日本国組織全体に大損害を与えながらバレても直さず強行してとぼけ続けるといった、人間特有に見られる集団自殺型エラーモードを完全撲滅できる可能性を期待できるのだ。
 未だにAIを市販品の計算処理ソフトと同列でしか考えられない、考えようとしない時代遅れの連中が『AIを使うのは人間だ』などと寝言をたれているが、その『使う人間』が邪心と慢心放置を捨て切れない限り、人類文明は永遠に自滅の危機と隣り合わせのままである。
 『人間に使われないAI、人間と共に考えるAI』で、これに終止符を打ちたい。

 AI導入メリットを意図して織り込む社会組織を狙って設計するためには、社会を構成する諸アイテムのロジカルな機能分担と設置構成がやりやすいハードウェアが必要だ。
 この観点において大阪都構想・特別区再編案は理に適ったものであり、例えば『淀川と万博ウォーターフロントの区』ならば、AIに『ウォーターフロントIRの収益性最大化』を目的事象として区政ビッグデータを整理させればよい。つまり自分たちの暮らしの自画像が明確に決まることにより、ローカル行政の目標設定・計画立案・試行実行・効果測定が、人間にもAIにもすっきりと見えやすく判りやすく考えやすくなる【726】
 どっかネット上に区政チャンネルでも用意して、『今月のカジノ収益額あと12%未達』なんてのが家庭用テレビでも街角ディスプレイでも簡単に視界に入るようにしておけば、気の向いた区民が旅行先に迷っている金持ちをそそのかして引張ってくる草の根集客とか、旅行業界が高級列車+瀬戸内クルーズのVIPツアーでもセットして富裕層を招待してくれるとかの応援ビジネスも出てくんじゃないの?

 他人事なんかじゃない、みんなで一緒にやる、みんなの社会運営である。
 せっかくの情報化社会だから、最新通信機器で密に情報交換し合って、自分ちのいいところを駆使して稼ぎまくる。もちろんAIくんには莫大な情報処理を任せつつ、最適解の方向性も教えてもらう。
 カネとトクばかりほしがる自称『上級国民』みたいな絶滅人種の生存空間はもう廃棄処分、若い人たちがデータとロジックで切り回すクールな先進技術の社会運営を大阪発で立ち上げる。改元の節目に描く新時代ニッポンの社会像、こんなところでいかがだろうか?

 粛然と整えられた従うべき情報に沿って、人類文明の総力を動かし平和を求める。
 新元号『令和』、AIのチカラを早速借りて、なかなかハマってるんではないかなあ。
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