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【680】体育会系メディカル化学実験の報告書 [ビジネス]

 また台風が日本列島にガツンと来た。7月の西日本豪雨や、6月大阪・今月北海道の地震もあったから、今年はえらく災害が多いという印象は、決して気のせいではあるまい。
 ちゃんとデータで調べてはいないが、日本経済が大きくダメージを喰らっていることは想像に難くない。

 これ、現時点で『消費税率は据え置くべき』の判断を下すのが普通じゃないのか?
 まあ総裁選も終わったし、次はネタ満載が明らかな党内人事と併せて話題にするか。

 ちょっと御無沙汰してしまったのが、満5年10ヵ月を迎えるヤク離脱である。
 先に明かしておくと、まだ完了していない。もっとも炎症熱は随分と緩慢になり、常人の領域に近づきつつある。もうキムチの画像を見ても扇風機が要らなくなったのは有難い【638】
 昨年の今頃、このまま回復できるかもと期待しつつ、突発的に嫌な汗をかくなあと気になっていたのを思い出す。それが実は新しい故障モードの凄まじく辛い離脱フェーズの始まりだったと、今だから解って語れるワケだが、その不便さはとんでもないもので、まあ人生年表に特記で残すくらい本気で困った。

 昨年末以降~今夏いっぱいを、ひと言で表すなら『汗の離脱期間』である。
 まず寒い季節からゴールデンウィーク過ぎまで、とにかく炎症熱と不快なあせも痛を伴う首・顔の発汗に襲われ続けた。真冬なのにじとじとのタオルを首にかけ、5分10分電車に乗るのも躊躇したものである。びしょっとした真水のような汗が、まるで短時間発汗量を目的にするかのように噴き出すのでこうなる【599】
 やがて梅雨が明け険悪に不快なあせも痛は収まるのだが、この頃からしばしば単発的に、乾燥すると強いミネラル系の臭いがする不思議な汗をかくようになった。腐臭・汚臭ではないが決していい臭いとは言えず、ダシ汁に酢を垂らして錆びクギを煮詰めたのではないかと思うような異臭だ。湿ると収まり乾くと強まる傾向があると思う。
 この汗は、9ボルト電池の電極を短絡で舐めたかのようなピリッとした刺激が舌に刺さる『電解質感』があり、恐らくは体内から相当量のミネラル成分が排出されているのであろう。

 しばらくぶりに元素の周期表を思い出してみようか。もう暗記しているからソラでお付き合いいただけるはず、ついでに左端の1A族は最外殻電子を放り出したくて仕方ないというイオン化傾向の話も再回想ください【669】
 この1A族にはかなりエッチのナトリウムNaが含まれている。食塩=塩化ナトリウムNaClが水によく解けるのは御存知の通りであり、これはナトリウムが最外殻電子ひとつを放り出してプラス1価のナトリウムイオンになりやすいためだ。ところで放り出した電子はどうなるのか。
 ふっくらブラジャーの塩素Cl=最外殻電子が魔法数8にひとつだけ足りない7個だから、コイツはどっかに電子が余った途端に見境なく喰い付く。魔法数8個の最外殻電子で満足できる、マイナス1価の塩素イオンになりたがりなのである。
 かくして、電子ひとつ捨てたいヤツと欲しがるヤツが念願かなって塩水ができていて、濃く作ると判りやすいが、舐めるとピリリッと電解質風味が感じられる。そうそう、ついでに塩水って通電しやすいことも思い出しておこうか。
 さらに、最外殻で電子がひとつ余るもふたつ余るも大差ないじゃんってことで、2A族でベッドに潜り込む彼女のカルシウムCaも同じ事情で、プラス2価のカルシウムイオンになりやすい。さあさ、みんなで仁王立ちになってやおら腰に手を当て、遠く斜め上を睨みながら牛乳いっぱい飲んで骨を丈夫にしましょ!

 …ってところで勘付いていただきたい。非・医学的なシロート短絡感も否定しないんだけど。
 この夏の私の不思議な汗は、『球体式戦略思考術』で提案した『代謝球』に照合して考えれば、身体のコア部分である骨格組織の離脱過程に由来する可能性があるのではないかと思うのだ。そして錆び釘=酸化した鉄だから、要は風化して傷んじゃった的な体組織の残骸金属化合物が一緒に流し出されているとも考えられる。
 とにかく普段以上にミネラル成分が出て行っているのは確実だろうから、意識してそれっぽい食材を多めに補うようにしておいて、がめつく好転の可能性を稼ぎにかかると。

 暑い夏はとにかく有難く、どしゃばしゃ汗をかいて電車やお店に飛び込んでも不気味で怪しい雰囲気にならない。いわゆる不潔感のある汗臭さとは無縁だし、ベタつきもせずさらっさらの汗なので、実のところ秘かに猛暑日が嬉しかったりもしたくらいである。
 ただしかし、金属製品へのタッチは厳重に御法度とならざるを得ない。故意でも不意でも、腐食が心配な金属に触れてしまったら、即刻に洗浄作業だ。パーツクリーナーのスプレーが大活躍である。
 また頭部の中心に近いためか、聴力ことに左側の聴力はまだ激しいモスキート音とともに工事が続いているのが忌々しい。三半規管内の水の粘性が変わっているらしく、大きく顔を振ると世界が余動でぐらつくような目眩もしょっちゅうである。
 だが顔の中で微かな電気刺激をチクチクピリピリさせながら浮上して来て、ちゃんと熱もって赤くかぶれて排出されていくからには、順調に代謝が進行しているのは間違いない。ならば、ま、いっか。

 以上、5年10ヶ月でここまで到達できた。不便は多々あるが恨みごとは言うまい。
 この冬もその先も、咳が長引く中途半端な風邪をひく心配は金輪際ない。傷はすぐ治る。
 あと表現が難しいが、体内情報ネットワークがオーバーホールされ、透明度高いファイバー結線をクリスプな高速通信が飛び交う身体になっているような気がする【628】
 まだ進展中、気分だけの問題かも知れないが、それでも価千金の収穫である。

 長らくサボっていたステロイド離脱の経過報告、とりあえずは概略クリアできたかな。連番で取り組むと閲覧数の伸びが凄い話題なのでもっとやりたいのだが、熱いうちに打ちたい他の社会系トピックが混み過ぎててなかなか叶わない。
 もう少し整理して、脱ステ挑戦を思い立った方の勝率を底上げする情報に整理できないものか、今なお思案中である。頑張ってる皆さま、どうかお大事に。
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