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【1197】安上がり同伴パートナーの選定基準 [ビジネス]

 遂に朝5時台が『涼しい』ながらも、温冷感として『温+風=涼感』から『気温だけで冷の涼感』に切り換わった。そろそろ暑さ寒さも彼岸まで…ってやつかな。

 NHK朝ドラ『らんまん』が終盤を迎えて、えらく派手に展開してきた感じである。
 マンちゃんに植物新種の採集標本を送り付けてきた南方熊楠(みなかたくまぐす)、間違いなくモデルは宗像熊楠(むなかたくまぐす)で、視聴していて『うっわーここまで引張って、今そっち行く?』と声をあげてしまった。しかも南方熊楠のサイエンス雑誌ネイチャーへの投稿論文は星座ネタだって言うんだから、すげー!こりゃ面白いぞ。
 私は無学にして、宗像熊楠は民俗学のビッグネームとしての印象しか持っておらず、植物学域の功績など今まで知らなかった。『日本人の可能性の極限』という評価には深く共感する。外国語を多数習得し、当時にして大英博物館から北米からキューバから、まさに世界を股にかけて中身のぎっしり詰まった旅をした人だ。

 しかし日露戦争その他の国際的な激動の時代をここから始めて大丈夫か?
 でもマンちゃんのモデル牧野富太郎博士の生涯を超えて、マンちゃんだけストーリー都合で寿命を延ばす訳にもいかんだろうしな。日本国が死力を尽くして欧米列強に肩を並べに行った時代であり、そうしなければ日本は植民地にされ近代文明化の道を失っていた。国家の運命をかけた成長期だったのだ。
 前にも書いたが、日露戦争と相前後してライト兄弟が世界初の動力飛行つまり飛行機を成功させており、朝ドラ劇中の舞台から遠く離れた異国で、まさにあの空に飛び出す翼を人類が手に入れているという歴史年表上の位置関係である。
 私の祖父が1899(明治32)年に生まれ、二十世紀が始まる前後のことだ。今の若い人たちには肌感覚ゼロの日本史教科書の記述文面みたいなもんだろうが、私の年齢だと間接的ながら意外と現実感のある時代なのですよ。

 とにかく今月で終わるのが今のうちから名残惜しい。名残惜しいが楽しみだ。
 学者さんが主人公だけあって、いろいろと学ぶところの多い朝ドラであることよ。

 ちょっと余談をひとつ。
 『あれ、宗像熊楠ってそんなヒトだっけ?』とネット検索したら、普通に引掛かってざざっと一読できて、だから冒頭のような作文で書き始めることもできた。
 次に『南方熊楠』って劇中どんな設定で描かれてるのか登場人物プロフィールでも見れないかなと思って、それも検索してみた。
 おや、それなりに情報量あるじゃん。…と思ったら。なんだか『宗像熊楠』と同じだ。

 そして再度『宗像熊楠』を打ち込んでも、検索結果として列挙されるのはすべからく『南方熊楠』になってしまった。何度か試したがもう『宗像熊楠』の検索結果は二度と画面に出て来ない。なんで?

 いくつか『南方熊楠』の検索結果を開いてみると、そもそもは『宗像熊楠』の検索結果と記事は同じもので、その『宗像』の文字だけが全部『南方』に勝手に入れ換えられて直らなくなっている感じだ。
 因みに漫画『エースをねらえ!』の宗像コーチなど、他の宗像さんは大丈夫。
 ネット検索に介入している人工知能AIって、ナニがどんな機能で噛んできてるの?
 詳しい方おられたら御教示ください。もちろん各自観察して考えておこう。

 さて紹介しなきゃ紹介しなきゃと思いながら、いつでも出来るわいと油断していたら随分と月日が経ってしまった。実はラップトップPCを新調したのだ。
 前のASUS X200CAがヒンジ付根折損とバッテリー御臨終に見舞われ、本格的に寿命を迎える前に代替えしてデータを移行させるためである。1.1キロと軽い上にスクリーンのタッチパネルでピンチング拡大縮小が可能なので使いやすく、気に入っていつも持ち歩いてヘビーに使いまくっていたからなあ。

 昨年から使っているデスクトップ機【1107】がなかなか良い感じなので、ラップトップもiiyamaブランドで行くことにし、STYLE-15FH043-C-UCXSMという機種のOfficeインストール版を選んだ。お値段は7万円ちょっと、因みにOfficeナシだと5万円切ってたんじゃなかったっけ。
 安さの秘密はCPUがCeleronだからで、故に少なくとも現状では、上級者がお仕事で使うような動画処理などでは、ソフトや周辺機器との相性リスクが少々心配とされる。私はそんな特殊なビジュアル専門作業をやるつもりはないので、これで十分だ。
 一応お店で買ってすぐに、そっち系のヘビーユーザーの建築屋に『ねえねえ、新しいラップトップ買ったよ~』と披露したところ『むむ、これならグラボ機能のスペックは全然悪くないっちゅうか、しっかり十分以上じゃね?』とのお見立てであった。
 弱点としては1.9キロの重量であり、これだと他に荷物を提げるなど条件によっては結構キツいので、いわゆるリュック式に肩紐で背負えるソフトケースを買って持ち運ぶことにした。いわゆる百均ショップで100円じゃないが500円。

 ところで7~8年前に買ったASUS X200CAの3万5千円は望まないにしても【451】、総じてラップトップの値段相場は大幅に上がったと思う。とりあえず家電量販店の店頭展示でスペック見い見い『こんなもんかな』と見立てると、キホンふたケタ万円だ。
 ひとケタに収めようとすると急にサイズが小さくなってスペックも急落、おまけに薄い軽いを追求するのはいいけれど、LANやらUSBやらのポートが軒並みアダプター仲介だというのも趣味に合わない。

 因みに私が今般購入したiiyama STYLE-15は今の時代にして厚めだが外部接続ポートは充実しており、最近じゃHDMIに押されつつあるd-SUB接続でもプロジェクターが使える。HDMIは便利だけれどケーブル長の通信限界が低く、音声がつながらないが10メートルのケーブルでも接続が確実なd-SUBは、とりあえず備わっているだけで安心だ。
 おっと分厚くてこれだけ接続ポートも揃っているのに、内臓ディスクドライブが無いというのも弱点か。あと内臓ストレージも容量は250GBのSSDで割り切っている。まあ価格を抑えるためにはやむなしだったんだろうな。

 今どき自宅でもWi-Fi無線接続が主流になっているのかも知れないが、出先でラップトップを使い始めて、妙に動作が遅いぞと思ったら知らん間にWi-Fiがつながって、セキュリティソフトやOSのアップデートパッチが落ちてきていた…というパターンにしばしば遭遇する。
 デスクトップ機は有線接続で電源オート制御だから、私が作業していない時にアップデートを済ましておいてくれてるんだろうが、ラップトップは前に作業終了して電源を落とした時の状態そのままから、『さあ、やるか』で電源ONした瞬間にそれが始まる。
 コレやっちゃってるのに気づいたらできるだけ中断はしたくないし、最近は私も賢くなってきてそこまで計算に入れて外出先でラップトップを電源ONするようになったのはなったんだけど、正直時間がもったいなくて妙案を模索中である。
 もちろん前のASUS X200CAも同じ事情ではあったのだが、機械もOSも古すぎて意表を突くほどのアップデートには悩まされなかった。
 いや、あれも買いたての頃はちょっと気にしたような記憶があるが、過ぎたことだ。

 …とこんな滑り出しの稼働ではあるが、まずは快適にモバイル作業ができている。
 重さは予想通り、故にソフトケースの使い勝手も予想通り、結果的には悪くない。
 ラップトップPCの選定で悩んでいる方、御参考に。快適PCライフにグッドラック!
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