SSブログ

【1107】買い置きを叩き起こされた新生命体 [ビジネス]

 いろいろ話題があり過ぎるのだが、先にパソコンの話を済ませよう。毎度のことながら閲覧数の伸びが凄くて、皆さまの関心が最大級に高い。

 機種から紹介していきましょうか。
 いわゆるBTO=Built to orderというやつで、早い話がカスタムベース機だ。
 『iiyama Infinity』というブランドで、日本全国で普通に買えると思う。
 型式:IStDEi-M06M-127-UHCXM でコレひとつ買ってきてOKの完動品なのだけれど、逆にそうであるが故に、構成部品は時の事情に合わせて相当品で流動的に仕様変更される余地があったはずだ。悪しからず。
 本体の銘盤によれば、ブツとしてはよく見かけるマウスコンピューター製ですな。

 インテルのマザーボードB660に、Core i7-12700、4.90GHzの12コアCPUが組まれている。メモリーはさすがに新品を開けていちいち引っこ抜いてまで見てないけど、8GBが2枚刺さって16GBが備わっている。
 晴天の霹靂式にいきなりパソコン更新作業が始まってドタバタしていた頃、いい加減な記憶でMAX64と書いているが【1102】、MAX32GBが正解。スイマセン。

 VR技術者の知り合いがi7の32GBを普段使いにしており、このくらいあれば私ごときが近々にユーザーの立場で絡むぶんには不自由しないだろうという根拠である。VRという言葉も随分と一般的になったが、あのゴーグルつけると3Dデジタル構築された仮想世界に没入できるやつです、念のため。
 購入時点でおいくらか積んで32GBまで上げておくことも可能だったが、いまアタマの中にある私自身のパソコン使途を考えるに、普通の録画の整理がらみの稼働が圧倒的だ。VRモノに絡んだとして当分他人の高速機で覗かせてもらうくらいのことだろう。
 そもそも3Dデータ構築でVRなんかに踏み込むとなるとグラフィックボードも必要になってくるし、現時点でそんなゲームPCに迫る凄いモノ突込んでも無駄に消費電力を喰うばかりで、どうせ持て余して後悔の方が勝つだろう。一応の対応を可能にする受け口だけ持って備えておくまでで、今は十分である。

 以上、やれないことはないが結構な追加出費になるし、ここはケチってデフォルト仕様の16GBメモリーでよかろうよ…ってことで落ち着いた。『ん?互換性アリの普通のDDR4メモリーなら、いったん稼働を止めて中を開け、普通にメモリー基板を差し換えれば大丈夫。動かなくなる心配は要らないよ』と言ってのける知人もいるし、不自由したら一応データ避難させて換えちまえばいいかと。

 SSDは詳しくなくて、最初に中を開けた時も『どれがSSD基板だっけ?』状態であり、何よりパソコン代替を急ぎたかったので、どこ製の型番いくつなのか詳細を確認していない。NVMe M.2で検索するといくつもヒットするので、相性の良し悪しがあるかも知れないが、そのへん好きな人は調べてください。容量は512GBある。
 SSDは機械的ガチャコン動作の無いデバイスなので衝撃入力や物理的な作動不良によるピタゴラメカ構造の故障の心配は無い反面、電子特性の劣化による突然死のリスクがしばしば話題にされる。ハードディスクは不自然な作動音がしたり騒音が大きくなったり、ある程度はそれっぽい予兆を期待できるのだが、SSDはそうはいかない。
 書き込み何回、の素子スペックが自分ペースでの使用負荷にしてどのくらいに相当するのかイメージできないので困るのだが、先ほどのVR屋さんが仕事中にSSD御臨終されてしまい酷い目に遭った話は聞いている。バックアップの工夫はちょっと気を付けておいた方が良さそうだ。

 とりあえずここまでで税込13万円でお釣りが来るが、箱詰めされた商品としてはパソコン本体と有線キーボードまでだ。Officeはインストールされていないので、持ってる人は自分で入れて、持ってない人は3万弱払って入れましょう。
 とりあえず、あとディスプレイとスピーカーを用意すれば、これにてスイッチONで稼働開始はできてしまう。あ、あとマウスか。
 先に紹介してしまうと、私はディスプレイもASUS VA24DQを新調した。スピーカーは何故かいろんなのがゴロゴロしているのだが、VA24DQだと2Wの小さなスピーカーを内蔵しているので、これだけでパソコン事務作業程度の音ぐらいは十分にコト足りる。適宜このささやかな外付けスピーカーレス構成でちょちょいと使えて便利、う~んSDGsなことよ。

 さて現時点でビミョーに信用ならない気がするSSDひとつで生きていくつもりはない…ってことで、稼働前にハードディスクドライブを組み込んだワケだが、何しろ買ったのが夏なもんで記憶があやふやになっていた。HDDはどんどん値を下げていて、買いに行ったその場で1万円もしなかったので、ウェスタンデジタルの4TB機種WD40EZAZを用意してあったのだ。再びスイマセン。
 いや、パーティションを切ろうと記憶域を表示させたら『3,815,431MB』とか出やがって、あれ?と確認し直してやっと自分が真夏に4TBを買っていた事実を思い出したのである。そう、私の記憶容量は128KBぐらいしかない。
 持っていない人は、別途SATAケーブルとHDD側面の留めネジ2本が要るので準備忘れの無きように。ケーブル接続は難しくないし重大な故障の失敗をするような作業間違いも考えにくいが、拡張の余地を確保するため中がカプラーだらけなので、最初ちょっと怖気づくかも。

 このHDDにサンワサプライ製USB-CVIDE4で旧機のシステムHDDを移植して、ひとまず無事にPC代替となった。Outlookメールの連絡先をまだ読み出せていないのだが、まあ『連絡来ねえぞ、ナニやっとるんだ!』とお叱りの着信を待ちながらの待ちぼうけでも死ぬもんじゃなし、どうにかなるだろう。
 なお本コピーツールで外から接続したHDDが読めないとか書いているが【1104】、コピーツールのスイッチが入ってませんでした。入れたらちゃんと読めました。
 ええ、便利なツールです。スイマセンでした…って何回謝ったっけ?

 今回はPC選定の情報だけでまとめておくので、御自由に御活用ください。
 よし日付変更線ギリで滑り込み。いよいよPC購入に取り組むヒト、どうか御幸運を!
nice!(10)  コメント(0)