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【972】破裂を遅らす緊急ベントの判断権限者たち [ビジネス]

 アルコール飲料の扱いに続いて、注射を打つ打たないについて整理しておく。
 端的に、日本社会は誰も注射の全員メクラ打ちなんぞ必要だとも思っていないし、だからいくつをどこに調達しようが未使用廃棄ぶんが嵩むばかりだ。
 何の辻褄を合わせることもなくいついつまでに何百万だ何千万だ、とんでもない調達数だけ便所タワシと古電球が場当たりで口走り、何故か異常な規模の注射打ち会場が間に合わせにドタバタ設置されては、閑古鳥の声を聞きながらフェードアウトしていく。これじゃ管理もメチャクチャだろうし、ナニ打たれるか判ったものではない。

 このヤバい注射、ただ打ってオシマイのモノなら煩わしい悶着を避けるためいっそ打ってしまって、それでみんな同じなら結構でしょ、勝手に税金資本の財務負担にツケられて将来生活が苦しくなるにしても、どうせみんな同じで負担するならそれも結構、そこから先は考えたくない…という展開も、ひと昔前の情報弱者ばかりだった日本社会なら、現実になっていたのかも知れない。
 だが今の時代、他ならぬ健康被害の懸念に関わる十分な情報が広く共有されたため、日本人個々人の自然な危機意識の方が勝ったのである。正しく検知された身の危険の可能性に対して、生物としての本能が日本人気質を上回ったワケだ。

 いま普通に、日本人一般の標準的な感覚とはどんなものか考えてみよう。

 必要も無いのに副作用が怖いだけの注射なんぞ打つ気が到底しない。
 さっさと一斉中止でケリがついて欲しい。強要の圧力からは逃げ切りたい。
 …こんなところだろう。
 だから実績件数も伸びないし、要は『ほおら、みんな打ってない』ってことだ。日本社会の過半数が本能的に嫌った妙な注射に対して、『みんな同じ、みんなに合わせる』日本人気質は総合的に『打たない』を選んだ。

 既にこの『日本国の空気』が背景として完成されているのに、自爆テロ非国民犯罪者政権はまだ飽きも凝りもせず日本国民全員に注射するようしつこく仕向けるテイを崩さない。
 国民全員で打ったんだから国務ってことで税金資本にツケましょうや、オマエら下民のためだっつうんだよ文句ねえだろうが。…とまあ、そういうことである。
 いま便所タワシは『何本打ったらおいくらの売上実績、よって消費税率いくつまで上げる口実になる』の早見表でも持たされて、今の立場からどこまで積めるか、しょぼかったら殺すぞと公務員組織に急き立てられていると思われる。もうケツは蹴りまくられた青あざの上から、刺されて切り刻まれて血まみれだろう。

 だから必要数の確定もせず現場の了解もとらず勝手に配送した薬剤が日本中でダブついて、国際的に白い目で見られつつ大量に未使用廃棄される結末を辿っているのである。どこの国でも似たようなことを考え付く役人はいるはずで、そいつらにとっちゃせっかくの商売道具がボンクラ日本でガメられて、こんなムダに消されていくのは迷惑千万もいいとこだろう。
 その一方で、薬剤保管の冷蔵庫の電源プラグが引き抜けてしまう事故が散発しているのは、人としての心が今なおきちんと通う医療現場のさすがの良心が、日本国民の信頼を裏切らず万一の偶然を呼び起こしているんだろうな。
 手の付けようがない重篤な病変にも、目を覆うばかりの凄まじい外傷にも、動じることなく対処の手を正確に動かす精神力が無ければ医療現場の一員として務まらない。我等が日本国の医療現場は、日本社会のため毅然かつ献身的に頑張ってくれている。

 どうもありがとうございます。日本国民の一人として、ここに心よりの感謝を。

 仕事上、日本社会の外側に接点を持たねばならない人など、本当に必要な日本国民に、正確な適性判定を経てワクチン接種するぶんには適切な医療保障だと思うし、そこに結構な経済負担が発生するなら日本社会全体で持ち合うのも良いと思う。いま副作用の犠牲者までぽろぽろ出しながら、散々ミスや不正処置も知って見過ごしながら、肝心の本来処置が疎かになっていることこそ問題なのだ。

 『いいや、違う!』などと腹立ちまぎれに本気で反論したくなるようなら、その御立腹に更なるガソリン給油で申し訳ないのだが、それはアナタ御自身がもう『社会の迷惑』になるレベルのコミュ障であることを意味する。他人の気持ちを読めないにも程があり、周囲の空気を読めないにも程があり、みんながどうだかばかり異常なまでに気に掛ける日本人として、明らかに仕様落ちの感度不良としか言いようがない。
 逆にそこそこマトモに他人にクチをきいてもらえる程度に社会性が維持できている限り、上記一連の見解には、いちいち考えなくても直感で頷いていただけることと思う。

 ならばだ。その方向で物事を考えないと日本国組織の自我の怒りを買う。
 『あ、ヤバ!』と慌てて組織生命体の御機嫌を取りに走れない人間は、あっという間に大衆の大波に押し流されて溺れ死ぬ。

 『自公以外』が1億2千万人日本社会の合言葉、これは正しくその通り。
 せっかく敵が押せば倒れる、いやほかっておいても自滅に向かいつつあるという絶好の行きがかりに恵まれている野党どものはずなのに、『ワクチン接種が進まないのは政府与党の責任だ!』などと鬼の首を取ったように非を突く論法で発言しているのを見るに、その底抜けの知能の低さはもう処置ナシである。
 日本国民は妙な注射そのものを本能的に否定しているのであり、その犯罪動機となっている税金資本の事実工作を否定しているのであり、さらにそうやって『自分の仕事を自分で見つける』公務員組織の亡国的な非・生産性体質を否定しているのだ。
 つまり野党も、議会で自公の論破さえ叶って自分らがその場にとって代わるような番周りになったとして、今のこの現状と全く変わりなく、公務員組織の便利な議会操作ツールの代替品となって、税金資本で日本国民全員に注射を打とうとする次なる集団にしかならないことを思いっきり強気に主張しているのである。やれやれ。

 もうひとつ、国民生活の現場により近いはずの自治体首長もまた、『ワクチンがコロナ禍の改善策』という陳腐化し切った国政主導の正論(?)にしがみついたまま、いつまで経っても実効性のある経済活動の再起動アクションを取れないでいるのが悲しくももどかしい。これだけ日本社会の現場層がわかりやすく意思を固めているのに『もう国政に絡む無駄な遊びは自治体としてやめます。住民の皆さん、まず自力で生活復旧を頑張りにかかってください』の第一声が発せないとは。
 訊けば『法律だから』『ルールだから』みたいな理由が返ってくるんだろうが、早いハナシ住民以外のどっかの誰かに凄まれて何か言われるのが怖いのである。だから。

 『言ってみな、誰が怖い?』 これが日本社会組織の次の関心事だ。

 組織がもう『みんなでやっつけろモード』になっているのに、そうなれない中間管理職が堰き止め役に効いてしまう不思議なストップモーション、もしかしてこれもニッポンお家芸だったりするのだろうか?
 1億2千万人規模の組織生命体は、尚も日常生活を不当に取り上げられた不機嫌の内圧を高め続ける。容器には耐圧限界というものがあるので、いつまでもは持たない。
 いざその時を生き抜けるよう、よく食ってよく寝て体勢を整えて、グッドラック!
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