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【896】『お山の大将』連想ゲームの恰幅スコア [ビジネス]

 古電球、帰って来てんの?つくづくいるのかいないのか判んねえ野郎だな。
 いるんなら隠れてないで、とっとと学術会議の揉め事対応を再開すべきなんだよコイツ。総理大臣が任命する学術会議の参加メンバーを、古電球が『知らなかった』と抜かしたとこで止まってんだろ?

 問題はこうだ。日本国の内閣総理大臣の職責において、
 『任命する』には、前段に『対象者を承認している』というプロセスが必然である。

 ここで『対象者が誰々だか知らなかった』と証言するからには、
 『発言者本人が総理大臣でない』 or 『任命なる職務は遂行されてない』
の二択に限定される。ならば事実がそのどっちなのか確かめて先へ進もうぜ。

 古電球が『どっちにするのか決める』という個人的採択を待つ案件ではない。
 古電球の証言に基づいて、学術会議任命の時点で、
  1.総理大臣がいたのなら、非公式発言が誤報されただけで任命は未遂行
  2.総理大臣がいなかったのなら、誰かが法律に背いて国民に無断で代行
このいずれの状況であったのか事実関係を確認する案件である。
 誰かが完成度の高い回答をどうこう考えるという課題ではないため執行を躊躇する理由は無く、古電球が直近ひと月以内の記憶にある事実をありのまま吐けば良い。次は
  1.総理大臣の承認を経て任命される学術会議の公式な人選
  2.違法代行者の摘発・処分と経緯の調査、総理大臣の選出
このいずれかが国民の関心事=国家の課題となる。ここまで方針は明確だ。
 ひと月も経ってないんだから『記憶にありません』なんてこともなかろうし、万一なるようだったら認知症確定の即刻クビちょんぱで誰も異論はなかろう。高齢化ニッポンの国政、遂にボケ老人のあからさまな短期記憶障害で法定行事がコケる日が来ましたかと、内閣総理大臣の再選出にかかるしかない。

 こんな重大な問題なのだから、もう使い古されて効き目を失った感のある『政権批判は一時休止して、国会の本来的な議題の方を優先すべき』という論法も、出鼻からへし折ってやって結構である。
 国家行事にこんな不透明なハンパ決裁が宙ぶらりんのままでは困るのだ。上記の筋道に沿って、学術会議参加メンバー任命に関わる一連の法定業務を、国民全員が見て常識的に解る形で完了してからでないと、他に手を付けさせてはならない。詐欺師集団がインチキを働いている瞬間が、まさに本件ナウ現時点の今なのである。
 野党は、言葉の端々に自党都合の勝手な与党批判や、自党を取り巻く利害関係にもとった主張なんかを混ぜ込んだりすると、こんな時こそ手酷い逆効果になることを肝に銘じて気を引き締め、この劣化版・自爆テロ非国民犯罪者政権をことごとく追及してやって欲しい。その限りにおいて、きっちり応援させていただく。

 ところで『決め事を守る』がために何をどう決めるか、ってことで大阪のハナシを。
 前回はバブル崩壊後に大企業がトライした『部署統廃合=管理枠数の削減によるコストダウン作戦』について解説した。
 50人規模の課を仮想事例にした訳だが、昨今の若い人たちにとっては小中学校の2クラスぶん弱ってとこかな。40代、我々50代、更にそれ以上の昭和世代だと、ひとクラス強ってところだろうか。

 例えばあなたがそこの担任に就いたと想像してみて欲しい。50人なりに生徒たちはばらつくのだが、生徒全員の全科目の平均点が50点以上なら生産性プラスで学級存続、50点未満なら生産性マイナスで学級は解散になると宣告されたらどうしようか?
 いや、世の営利企業は経営破綻すると『がんばりましょう』では済まないから、学級丸ごと『劣性人種』と断定されて死刑もしくは島流しの刑ぐらいの重量感の方がリアルかも知れない。毎年どうにか学級の成績を及第点ライン上で切り回して生き抜いてきたあなただが、これがいきなり2クラスぶん100人を同じ判定基準でやれという問答無用のお達しが出た。
 こうなると、もう最低でも数人は完全にあなた一人の24時間365日だけではどうしようもなくなる。判るね?アイテム数量二桁と三桁の違いだ【7】

 もちろん小中学校と行政区画では事情が違ってくるのだが、『何とかしなきゃいけない人間の集団』がごそっと目前に存在する課題分量イメージだけ湧けばOKと割り切って、例えばそこから更にこの生徒数を1万倍してみよう。一人で50万人をどう管理しケアしていくのかを決めることになる。うわ~。

 何か地域限定的な災害で1万人が被災しても、全体の僅か2%にしかならない。これこそが、言葉を失うような凄惨な被災現場が画面いっぱいに報じられても、ちょっと経つとすぐ一般大衆の意識から薄れがちという不思議現象の一要因だと知っておこう。あほの国政や烏合マスコミがひとしきり利用した後、すぐとぼけて無かったことにしてしまう裏で、まだまだ困って泣いている人は大勢いるのだ。

 因みに、そこらで普通に乗る通勤電車の定員=詰めて座って吊り革に一人ずつ…で概ね一両150人くらいだから、10両編成では1500人となる。ラッシュ時の満員で乗車率200%ぐらいと言われるので一声3千人、コイツが10回走ってやっと3万人が移動する。エネルギー効率の話と併せて感覚を覚えておこう【193】
 さて50万人ひとクラスとなると、さすがに担任あなた一人で切り回せとは言わない。ちゃんと複数の議員で構成する議会を設置するので御安心めされい。ラッシュ時の満員電車ひとり10本分3万人を受け持てば、17人で手分けできる計算だ…って、それでも結構な負担ではあるんだけれど。

 まあ二桁人数の議会をもって、現場課題の提起・検討・解決で切り盛りしていく自治組織単位としては、この数十万人あたりが現実的に収まるセンだということがお解りかと思う。いわゆる『総会』『大会』など総員周知や多数決議決を目的とした一斉会合ならともかく、フツー三桁人数もいったら『話し合いの場』がひとつに閉じなくなってしまい、雑談の島がいくつか自然発生して結論を出せずに発散するのみだ。

 現状これが大体の特別区相当50万人×2単位統合=100万人どころか、更にその3倍近い規模の大阪市270万人が未分割で横たわっているのだ。あ、ここでは大阪市人口を280万人としてきたが、正確には270万人みたいなので、訂正しておきます。
 古き悪しき大阪市政において、管理枠の適正サイズを遥かに超え監視が行き届かなくなった無法財務、ならば『四分割し適正サイズで規定する』のが対策となるワケだ。

 大勢の人間が『みんなで決めて』『みんなでやって』『みんなでそうして良かったと思う』ためには、人間や組織の作動特性を定量的に測定し制御するセンスが必要だ。これもまた、大阪発の次世代政治勢力が心得ている『正しいデジタル感性』の一面である【882】
 新しい現実が確実に組める部位から、着実に固めていこう。ではグッドラック!
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