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【829】情報ネットワークの実用二箇条とは [ビジネス]

 もう多くの方が実感しておられるだろうが、病原体感染症の流行を左右するのは『社会組織とそこに流れる情報』だ。
 ウィルスなる生物学的情報メディアが人間の体内に侵入して自己複製を繰り返し、その個人の身体から多数が撒き散らされるという感染現象は素朴に物理的限界を超えようがないのだが、感染者・未感染者ひっくるめて大勢の人間が成す社会組織の動向は、極端なハナシどんなことにでもなり得る。
 従って感染症流行騒ぎによる社会組織の被害度は、『情報をツールとした組織マネジメントが的確に行われるか否か』で決まると言って良い。

 かのHIVについては謎もまだ残るのだが、例えば注射針の連続使い回しなど人体の傷口同士の間接接触で体液を介してまでの経路がつながって、ようやく感染が起こるとされる。
 だが最初はそんな感染メカニズムが解明・周知されていなかったため、輸血用の血液製剤にHIVウィルスの混入を許してしまい何と医療機関を通して感染が拡大するという事態を招いたのだし、一方では違法薬物の自己注射が常態化しているウラ社会が蔓延空間となってしまうなど、目の届きにくい場所で想定外の流行が拡がる事態に陥ってしまったのだ。
 感染力がそれほど強くなくとも、判って構えていないスキを狙われればそりゃ誰だって無防備にやられ放題にならざるを得ない。

 繰り返すが、現時点ではまだ『わからない』のであり、『わからないうちは、どうしようもない』という認識で油断しないことが賢明だ。
 『わからない』状態が長く続くと新たな情報が無いままコトの進展が止まるので、目前の危機に直面しない立場の一般大衆は緊張感がダレてくる。だが大騒ぎしていたちょっと前と、実質的には何も変わっていないという事実を各自で確かめておかねばならない。
 本件、実態の解明にかかれるのは、まさに発症者がいて病原サンプルがある現場最前線において、専門知識をもって直接作業にあたっている実力者たちだけだ。日本国組織は全てをかなぐり捨てて、まずこの人たちが発症者の治療方策と感染現象の抑止方策を開発してくれるよう、全員で支援しよう。
 危機感がいい加減に緩んでそこらへんで感染を拡げちゃってました…なんてことの無いように、自分自身の精神状態を目的に合わせてコントロールするだけの『国民の自覚』が求められている。

 こんな時だからこそ、情報伝達の基本を実直に守った行動規範が大切だ。
 複数の人間が情報交換を介して組織的に動くためには条件がある。
 『その情報が組織の過半数に信頼されていること』
 『受信者が情報に沿って実行=現実を動かすこと』、このふたつだ。
 逆にこれが期待できないのなら何もかもが時間の無駄、ただの迷惑なので最初からやらない方がマシである。
 ここに確認しておきたいのは『情報が信頼されている』という事実がカギになっているのであって、法律で決まっているからとか、どんな役職の誰それさんが言うことだからとか、その類の情報効力の主張は何の意味も持たないことだ。
 またいかなる事情が絡もうが『情報を受信し理解した人間が、自ら動作して現実を動かす』段階まで達しなければ、どんなに筋の通ったゴリッパな声明も宙に消えていくしかない。

 だからマジで致死性の高い疾病では、感染拡大防止の非常線を突破しようとする者には銃口を向けて命と引き換えに信頼させ、感染死の恐怖に怯えながらも非常線内に留まる者以外はこの世から抹殺してまで、村組織の完全な隔離断絶を管理するケースまで実在するのだ【819】
 いろいろと人道絡みの議論はあろうが、最後の最後には発症者が犠牲となってでも感染の連鎖を打ち止めにし、残る社会組織本体が健康状態を取り戻さない限り、そのくくりで人類の種は継続しないから、これが結果的に正解となり先の歴史を紡いでいくことになる。

 だからなのだが非常事態においては、やれ人権だ平等だと口うるさく騒がれカンカンガクガクに陥りがちな、いわゆる先進社会よりも、あからさまな独裁制や階級制による支配・被支配で組織規模の動きが即決しやすい、いわゆる前時代式の後進社会の方が、確かに哀れな犠牲者は累々と積み上がるがコトの収まりは意外と早かったりする可能性が否定できない。
 外映りイメージの情報統制なのかも知れないと疑いつつも、お隣の大陸はあれだけタイヘンなことになっていたのに『既に感染拡大がピークアウトしたかの予兆』が漂い始めた感もある。もう『日本に逃げ込んでくる人たち』はいなくなっちゃってるんじゃないの?【818】

 ところで、あれやこれや専門家の看板ぶら下げた怪しげな連中がまことしやかに解説論調で語るのだけれど、果たしてその中に倣うべき『役に立つ情報』『効く情報』ってどのくらいあるのだろうか?

 あほの巣窟があまりにあほなので多少断定的な論調で指摘するなら、感染防止力が未確認でむしろ気休めレベルとさえ考えられるような市販のエチケット用マスクをどうこう行政操作しても全く無意味だし、感染進行の抑止にも病原体の解明にもどこまで役立つんだか判らない、浮足立ったポンコツ規約を乱発させるだけの特別措置法の議論なんぞ、ヒマ人の雑談以外のナニモノでもない。

 誰か世襲のガキにデコピン見舞って黙らせろよ、ゴマメお邪魔虫がウザいっての。
 こんな時だけ野党連や国民にお願いも何もあったもんじゃないだろう。さっさと税金で飲み会やった証拠書類の方を耳揃えて提出して、そっちの揉め事を先に片付けろや。オマエが発狂して無駄口たたくと金魚のフンがまた余計に連鎖反応して、日常生活を切り回す日本国民に迷惑なんだよ。
 これ別に辛辣なイヤミ指摘として述べているのではない。ガチもガチである。
 個々人の直感的・反射的な情動に鎮静をかけて、個々人が仲間のためを冷静に意識して協力的に行動するためには、みんなにウソをつかない実力者であるとともに、本気でみんなのことを気遣う真の同胞が発信しない限りダメ。組織に響かずハナシ半分で無視されるだけだ。
 1億2千万人日本国民を裏切りウソをつき続ける世襲のガキもあほの巣窟も、その存在自体が無駄で迷惑なんだよ。

 『信頼される情報』は信頼されている発信者にしか叶わない。
 『実行される情報』は納得し行動する受信者にしか叶わない。
 不便な生活が続くがしばらく我慢だ。お互い無事はお陰さま、ではグッドラック!
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