SSブログ

【820】伝染性スキャンダルの流行速度 [ビジネス]

 何だよ、私の勘違いだったか。武漢帰りで2名ほど隔離と検査を拒否ったのがいたけど、最終的に応じたんだと思ってたら、結局のところやっぱり一旦帰宅しちゃってたんだって?
 …で、そいつらが後になってから検査を申し出てきたってのかよ?

 ハナシにならん。当事者のバカどもはもとより、むしろ行政の方だ。
 ナニが『現時点で法的拘束力は持てない』だよ、そんなもの問題ではない。現実としてカネをがめてもないV字回復の舶来社長さんに、これからカネを移動させようとする帳簿のつけ方が悪いと一方的に言いがかりつけて、国家権力が勝手に『違法』の根拠成立を言い放った時点で、弁護士もつけさせずにブタ箱に閉じ込めてたんだろうがよ?
 まったく、直接の反発感情を本気モードにして怒鳴り返してくる相手には、ただの一介の国民に過ぎなくても何ひとつモノが言えねえクセに、いわゆる『権力』をふりかざして徒党組んだ嫌がらせが通用するところにだけは、どんな横暴でもやって威張り散らしてるんじゃねえかよ、この無能フヌケのどクズ自爆テロ政権。

 まずは無駄に騒いでも、感染症流行という現象に対しては無関係なので、とりあえず全部パス。まさにその理由で、この状況下で仰天の改憲論議の起案も完全なる無意味につき一切スルーだ。
 人間の決め事ごときがどうたらこうたらの軽々しい問題ではない、それが理解できないなら社会性生物たる人間として生きている意味など無い。社会人も人間もやめてさっさとウィルス性肺炎で死んじまえ、生存競争を戦い続ける人類の迷惑である。
 この世を生き抜きたいなら、やらなきゃならないことはやらなきゃならない。それが法律という姿で情報化されているかどうかは、その次のハナシだ。

 さて、他のナニをさておいても手を打たないと本気でヤバい、こんなコトになるからこそ、病原体の武力転用は昔も今もなくならないのである。
 100メートルを9秒台で駆け抜けるアスリートも、たった一人で軽々と5人相手に勝利する格闘家も、吐き気や腹痛にはいとも簡単に屈服する。周囲からどう鼓舞されようが、どう罵倒されようが、自分の身体の機能が壊れて、あまつさえその自覚が体じゅうから五感で訴えかけてきている限り、人間はどうしようもなく稼働力を失う。
 病原性細菌ならば環境を整えて栄養を与えるだけで培養が可能であり、生物兵器が『貧者の核兵器』とも呼ばれるのはこのためである。高い伝染性を持つ病原体を敵地本土に拡散させることができれば、敵国のあらゆる人的能力を壊滅させることができるのだ。
 今般の騒ぎを見れば、その実効力に間違いのないことが判ると思う。

 だからこそ、実質的には第三者的立場の絶対レフェリー不在で、手段を択ばず『勝つこと』が無条件の目的となる国家間紛争においては、最終兵器としてコイツが開発されがちになるのだ。一応だが、国際的には『あまりに非人道的だから』という理由で、ABC大量破壊兵器=Atomic(核)、Biological(生物)、Chemical(化学)、にもとった兵器は禁止されている…ことにはなっている。
 まあ核兵器は開発も運用もカネが掛かり過ぎるし、生物兵器は稼働・非稼働を人間が都合次第に制御できないしってことで、保有や使用の実例が確認されるのは化学兵器が多かったりするのだが。

 もう最近の若い人はあんまり御存知ないかも知れないが、圧倒的な敵の物量軍事力を前に、どうしても戦争に勝たなくてはならなかったという行きがかり上、他ならぬこの日本国が大東亜戦争で生物兵器開発に手を染めた歴史を持つ。
 その事実自体がショッキングでもあるため不当に誇張もされ、特に自虐史観でかつての日本国家像を貶めたい左巻きにはテイ良く利用された感もあるのだが、日本陸軍の『満州第731部隊』がその代表的事例として有名だ。
 当時は日本領土だった満州ハルビンに拠点を置き、捕虜を使った人体実験や病原性細菌の強毒化開発を秘かに行っていたとされる。表向きには最前線で医療処置や衛生管理を司る『戦地の天使』たる非武装部隊ということになっていたが、実態はその真逆ともいうべき機能のものであった。
 とにかく猟奇的に膨らませられがちな史実であり、『人の心を失わせる戦争、凶悪な旧日本軍』のイメージ宣伝として極端な作り話も枚挙に暇がないのだけれど、昭和4年生まれの私の母親は、戦時中『満州奥地にそういう研究施設があるらしい』とする水面下の世論が確かにあったと証言する。
 電話もまだまだ庶民生活に普及しておらず、国内でさえ遠方の情報伝達は、どうにかこうにか電報に頼ってこなしていた時代のことだ。

 当時とは言え、こんなのはさすがに国内向けにも厳重に秘匿管理された情報だったはずで、私にとって『人の噂に戸は立てられない』という諺の揺るぎない実例として深く意識に突き刺さっている。
 どんなに専門的で、遠く離れた自分と直接接触の無い事実であっても、つい人の関心に乗っかりがちな事実ならば確実に社会組織に伝播・拡散する。何事も、自分本位の勝手な想定イメージなんぞ演じて狙い通りにみんながそう思い込んでくれるとでも思ったら大間違い、そのくだらない下心からサル芝居から、全ては明け透けに知れ渡っている。人が成す社会組織とはそういうものなのである。
 毎度毎度『シンシでテーネー』が常套句で御覧の通りのこの実態、世襲のガキも自爆テロ非国民政権も、国家組織に関わる資質がまるっきり欠落していることをよく確認しておこう。

 我々国民としてはまず、日本国組織の自我が浮足立ってしまい、被害を最小限に抑えるための判断を見失うようなことのないように、各自できる限りの対応策でおのれの腹を括ることだと思う。
 早く収まって欲しい…って、本当に大した理由もなく収まっちゃったりするから、エマージング・ウィルス感染症はそれがまた怖いんだよな【815】

 大した理由なく収まったものは、大した理由なく必ず再発する。
 生存競争30億年来の強敵は、平和ボケから立ち直れない日本国の自律心をどこまで叩き直してくれるのだろうか。
nice!(9)  コメント(0) 

nice! 9

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。