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【1156】無事故の往復ルートで確かめる重保意識の週末投票所 [ビジネス]

 むっつり確信犯があからさまだが、アフリカがどうとか、とりあえず二の次で良い。
 10人の犠牲者を出した宮古島の自衛隊ヘリ事故について、正確な報道を求める。

 先にこの三行目で書いておこう。こんな国民とコミュニケーションしない異常な政権には、今日の選挙で反応できる人は、このためだけにでもしっかり選挙権を行使して反応しておかないと、日本国民としての自分の身の安全が守れませんぞ。
 三本の矢がどうしたの、この国を守るだの、誰もこいつらが現状ニッポンに腹くくった問題意識で真面目に取り組むとは思ってないさ、でもトクさせてもらえる取り巻き寄生虫どもが何だか知らんが組織票入れちゃって、またしてもの同じヤツらが『日本国民の信を得た』みたいなことになっちゃうんだから、どうせ自分ひとり違うコトやっても無駄だよ…ではもうなくなってきている。
 だから先にきちんと投票を済ませてから、4月9日前半戦の結果を見るがよろしい。

 再度まず繰り返しておく。
 他国と紛争状態にもない現状日本国の、税金資本で行った自衛隊の公務である。その集団死亡事故に関して、業務内容の設定に始まる安全管理の経緯について、民主主義国家の『国民の知る権利』として速やかにありのまま情報開示しろと言っている。

 いったい何の業務目的で、何の現場作業をやらせて熟練人材を10人も死なせた?
 おかしな『閣議決定』をやらなければ、10人は今も無事に勤務していた。
 まず『宮古島に軍用ヘリ』の決定、これだけで『人為的原因』が確定している。
 10人死なせた『閣議決定』をやらかしたヤツら全員の名前の公表を要求する。
 日本は法治社会だから司法処置が必要だ。10人殺した事例では死刑があり得る。

 『国民主権』を憲法で、つまり法律体系の基盤思想として謳う我が日本国において、1億2千万人日本国民のうちの10名が、恐らくは公務として、軍用ヘリコプターで宮古島近海を低空飛行していて墜落・遭難死した。
 私は裏事情方面で暗躍する情報筋では全然ないので詳しくないのだが、それにしても普段から自然豊かなリゾート観光地としての情報ぐらいしか記憶に無くて、あんな大型の軍用ヘリが間近に飛ぶような土地柄という認識は持ち合わせていなかった。

 操縦士と副操縦士に幹部8名で、乗員が合計10名…という計算で間違いないだろう。
 前にも書いたが、ヘリコプターはただ自重を支えるためだけに主回転翼で動力消費するため、航空機の輸送機能という観点では効率に優れない。
 滑走路の無い場所に離発着するとか、空中静止で行う作業があるとか、特殊な使用環境でもないのならわざわざにヘリコプターを持ち出す理由はあんまり考えられない。テレビの空撮や人命救助、あるいはドクターヘリなんかもそうだが、最小限サイズの小型タイプしかあんまり見かけないのもその効率のためである。
 それが本件では増槽タンクをぶら下げた二桁乗員数の双発ヘリコプターを出動させており、大した障害物も見当たらない開けた空間で、晴天の日中の海面に落ちたということだ。回収された残骸の状態からして機体は大破した可能性が高く、乗員を閉じ込めたまま救命ボートも展開されず海中に沈んだと見られる。
 みんな身の危険を認識してから事切れるまで短かったのか長かったのか、胸が痛む。

 何があったのか、どこのどいつがやらせたのか、オオヤケに開示しろと言っている。
 本件に直接の知り合いもいない私なので、いかにもの大義名分めかして御遺族を気遣うような、奥歯に物の挟まったような論調にこだわる必要はあるまい。
 事態の進展も期待できないまま同じような内容を無駄に繰り返しても仕方ないので、今回は私の懸念する仮説について率直に言明しておく。

 宮古島に大規模な自衛隊基地を新設すれば、税金資本で一般性を度外視した高額の設備導入事業が動かせる。現地の土木建設工事や機械装置の導入を請け負う関連企業は『濡れ手にアワの儲け仕事』になるし、国政としての実行を決める立場の国会議員や関係役所の役人は、これら企業のボロ儲けぶんから返礼=キックバックを受け取ってこれまたウハウハ大儲け、のウチワ取引が成立する。
 この不況下で日本社会の経済体力を維持回復させる本来業務を怠けて、宮古島基地の施工をこっそり進めていて、自衛隊の幹部クラス一同を空から現地視察させるつもりで兵員輸送用ヘリを飛ばしたら、今般の事故が起きたのではないかと考えられるのだ。

 浅い沿岸地形を見ようと高度を下げ過ぎて反射乱流にやられた、はあり得る【1116】
 変動する水面が反射する不安定な乱流は、地面のそれより操縦を難しくするはずだ。
 事故には必ずその現実を引き起こした原因がある。

 もともと宮古島にどのくらいの自衛隊設備があったのか私は知らないので、基地の『強化』あるいは『新設』のいずれが表現として適当なのか判らないのだけれど、国政としての十分な議論がなされたとは到底見えないまま、このところ南西諸島に気が狂ったかのような軍備強化が進められていたのは知っている【1134】
 だが本件が発生して以降の様子を見るに、宮古島に幹部クラス8人相当もの規模の配備計画は、恐らく当地島民にまでも開示せず隠していたのではないか。過小表現の住民説明でウソをついていた可能性も十分あると思う。
 だとすると『こっそり』などという呑気なペースではなく、自衛隊組織の上層まで含めて日本国民に裏で反目しており、まとまった全国組織犯罪のスケールで水面下の仕込みを進めておいて、わざと議論せず一気に強行してしまう目論見だったことになる。

 宮古島でこんな大きな設備投資予算を前提にして、自衛隊組織の具体的な現場稼働が実行されたのは、『閣議決定でGO判断がなされたから』に違いあるまい。
 国政の重要事項について、ひとつ残らず不満の出ないように国民投票にすべきだとは言わないが、少なくとも宮古島基地の強化や新設について『閣議決定』にした理由は、1億2千万人国家一体観を裏切るウチワ利権商売を見透かされて国民に反発されるのが容易に予想されたからだろう。
 そんな経緯で、政治家と癒着企業の国力私的流用の作戦行動として自衛隊幹部ら10名が4月6日に人員・機材輸送用ヘリコプターを情報未公開で運行し、そこで事故が起こったのだとすると、事実経緯の説明で国民に対する裏切り行為を白状しなければならなくなる。そこに観念できず何日も不誠実におし黙っているのではないのか。

 この業務工程一連の因果関係の最上流に位置する原因起点は『閣議決定』である。
 その参加者たちは現時点で『容疑者』と呼ばなければならない。
 その意思を反映した『閣議決定』で関係人員が動いた結果の死亡事故だからだ。
 そしてもうひとつ。
 戦闘も無いのに主権者たる国民に背く稼働を指示命令した自衛隊の決裁者である。

 二次的以降の話として、この誤った業務指示に従った本人の自己責任はあるだろう。
 死にたくないなら、家族が大切なら、自組織の卑劣な背徳体質を矯正すべきだった。
 もう遅いが、安全衛生意識の甘い未熟者が取り返しのつかない災害に喰われる。
 味方を怖がるチビザル戦闘員が、本気の殺意で攻めてくる敵と戦えるものなのか。

 以上、私みたいな疑り深いだけの口汚い皮肉屋の、殺伐たる憶測が現実になっていないことを祈りつつ、とにかく安全衛生管理の重大さはここに改めて強調しておきたい。
 『後悔先に立たず』のその後悔に先立って、怒鳴ってぶん殴って蹴飛ばして、『ハイ!』の返事と規律行動を刈り取り、その日も安全第一で作業の進捗報告が書ける。

 この大切な『喝』を目ざとく見つけては『暴力』『虐待』『ハラスメント』などと陰湿なケチをつけ、屁理屈と生意気だけ覚えたひ弱な背広幼稚園が『コンプライアンス』などとナメたお洒落に呼び換えて、遊び半分では済まない世界をプレイランド気分で汚染してしまうから、ヒトの目的意識も責任感もたるんで、人が傷つき人が死ぬ。

 とにかく今日が投票日の方は、とりあえずにでも日本人が平和に暮らせる生活現場を守るための安全衛生管理として、しっかり意思表示の一票を投じましょう。
 その道中も当然、無事に帰宅してミッション完了ですぞ。御無事の一票に御幸運を!
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