SSブログ

【1151】サル以下の惑星、共食い動物園の終末時計 [ビジネス]

 くだらな過ぎて、あんまり言及したくもないし深い考察をするつもりもないのだが。
 『サル発言』の元祖から、少し解説を入れておく。

 噂のままの事実関係で正しいのだとすると、『憲法審査会を思慮検討もなく、毎週ただの定型開催にするのは愚かだ』という意味合いで『サルのやることだ』と揶揄したのが問題視されている…ということになると思う。まずはこの認識で論じるとして、だ。

 確かに大変な手間とコストをかけて運用する国政の議会において、喫緊の重大な議題も無いのに、薄らぼんやり従来踏襲でスケジュール消化しているような実態があるのなら、これはまったくもって不適格レベルで賢くない。
 だがこのポイントを突いて『サル』で例えるのも賢いとは到底思えない。現状の国会答弁を通して議員の理知性を語るのに『サル』は不適切だろう。

 サル以下だ。
 まだサルなら何か誰にでも直感で理解できる目的があって集まり、ビフォー・アフターで群れ全体に『そこで起こった実効事実』の認識が新規展開しているはずなのだ。
 惰性の慣習として必要性も考えず集会をやるだけ、何の役に立つ結論も出さずに形骸化した会話らしき相互確認を交わして散会するだけなら、サルよりも生産性に劣る。
 これが現実、まずここで一息つこうか。

 次に、もう少し突込んだ非難の意識をサル扱いに見出すとするならば、あれも失敗これもダメと何ひとつ実績を上げられない無能低能の現政権が、何か実績めいた活動履歴を主張しようと浮足立って、今さら『改憲』論議をメクラ滅法に蒸し返して強行しにかかっている事実関係や現場の心象があるのかも知れない。

 日本史上の現時点で考え得る『平和で幸福な国家社会運営コンセプトの成果』として、ひとつの完成形が『日本国憲法』だとする判断はあって良い。それは日本人の誰にでも理解できるよう、人類文明としての日本語情報で共有され、法律文書として記録され、法治社会システムにより日本社会の生活現場に適用されている。
 この国家運営・情報記録・社会適用という、ヒトが暮らす一連の人類文明の仕組みに対して、ただ自分都合で強引に手を入れたいという強権の蛮行にこだわって、何度も何度も執拗に改憲を持ちかけてくるというやりクチを指して『ヒトのすることではない』と言おうとした可能性が考えられるのだ。

 これが真実なら相手を『人類文明を理解しないサル』とする指摘は一応共感できる。
 だがヒトの立場からそう言いたいなら、ちゃんと日本語で上記のそのあたりを解説して、聴衆に立つヒトたちの認識の地盤を整えてからでないと十分に伝わらない。
 この程度の作戦思考もできないヤツが、果たして人類文明のIQロジックに照らして憲法審査会の開催ペースをサル呼ばわりで否定したともあんまり思えないのだ。議員適格の理知性として信用できないんだよな。

 少なくとも国民目線では『サル』という単語をドカチン一般的にただのベタな侮蔑語として持ち出して、これまた一般常識としての大層な社会運営議会の格式重量感みたいなものに漠然と照らして、憲法審査会の開催動機が粗野で乱暴すぎるという点に文句を言っているだけにしか見えない。
 惰性・強行のどっちにしても、そして非難する方・される方の両方とも、日本国民はこんな見世物にもならない下等動物の檻を維持するために、高いエサ代を払っているのだろうか?

 ついでなので、趣味じゃないんだが私から感情任せのいちゃもんをつけておこう。
 これでカバとバカとグダグダ予算委員会の炎上騒動も、観客の関心が低くなってお流れだとか、冗談じゃないんだよ。議会のあっちとこっちで認識がズレているから論争が起こったのであり、争点になった問題について、その解決までの事実関係を国民全員が理解・納得して決着する。それが国会というものだ、誤魔化して終わると思うな。
 こんなサル以下の下等な畜生どもが根拠もなく争うばかりに荒廃した不況動物園を作ってしまった原因は、飼育係の当番を押し付け合いとぼけ合い、劣悪ブリーダー顔負けの無関心放置を決め込んだ1億2千万人日本国民にある。みんなで改心して、直そう。

 いま国会がどのくらい旧態依然でやっているのか知らないが、公開AIがそこそこヒト相当の理性めいた情報処理でリアルタイム会話を可能にする時代を迎え、日本社会のあらゆる議会は『変わる必要は無いのか、変えなくてはいけないのではないか』という問題意識を持てているのだろうか。

 私が小学生だった昭和の頃、国会の場で投じられる質問は全て事前に質問状にして提出してあって、それを受け取った相手方は答弁書を逐一用意して当日の議論に臨むのだと聞いたものだ。
 子供心に、ヒトとヒトが意見を戦わせて結論を導き出すのが話し合いのはずなのに、最初の質問ぐらいは質問状と答弁書も作れるのだろうが、二番目以降はものの道理として絶対に無理だと思った。居眠りする国会議員は随分と以前から問題視されていたが、事前に結論が出ていて、国民向けのインチキ茶番劇として国会中継のテレビを入れて台詞の応酬をやっているだけなら、むしろ当然のことである。

 会議による解決を試みる背景事情にもいろいろあるはずで、ガチンコ対面だとついつい感情がヒートアップしがちなのがヒトだから、私は一概に『根回し』『稟議』の類を否定視はしない。
 だがそれも、議題に関わる問題意識と解決意欲で交わされる真剣勝負のコミュニケーションを経て、より理知的にも感情の落着にも優れた成果を得られてこその、きちんとキャッチャーミットに収まる『変化球』なのである。お膳立てと台本を整えてヒマ人同士の顔合わせ儀式を今どきまだやっているなら、ゼロベースで再構築を考えるべき『時間の無駄』でしかない。
 人間が意味内容を見出す『情報』の単位が世に数あまたあって、それらの相関として『蛙の子は蛙』『失敗は成功のもと』『火のない所に煙は立たぬ』のような直接的なINPUT-OUTPUT因果もあれば、もっと関係性が希薄な『風が吹けば桶屋が儲かる』のようなネタ話レベルの因果などいろいろだが、そんな相互拘束関係まで含めて『つながり』もまた情報化されて世に溢れている。
 この『情報』と『つながり』について、ヒトよりも遥かに大容量のデータベースから、訊けば応えるテンポで、率直かつ正直に出力してくれるのが公開AIだ。このAI結論では何が足りなくて、現状その会議形式で、その人選で会話して、AI結論の不足代を具体的にどう穴埋めするヒト結論を出せるだろうか?真面目に試して考える時期である。

 飽きず懲りず迷惑キッシーが唐突イミフに、今度は『花粉症』を口走り始めた。
 このサル山以下の現政権は、馴れ合いを引きずる利権商売仲間の業界トピックとして、バラマキ公金出資の狂乱公共事業に筋道をつけたそうな布石発言を突拍子もなく放つのが常套手段となっている。きっかけも脈絡も無いデタラメの壊れっぷりだ。
 つい先日、国家財務に損害が出た後に手遅れの反省文を出してくるばかりで、ちっとも不適切会計の抑止力になっていそうに見えない会計検査院から、コロナ死ぬ死ぬ怪しい注射の薬剤が『やっぱり』打ちもしないのに未然に大量買い付けされていたと報告があった。これだけで国民にとっては大損害だが、過去の余罪から見てもこれで諦めがついているとは思えない。

 数年越しの異常きわまる『コロナ死ぬ死ぬ』キャンペーンのお陰で、恐らく日本国民が大人しく引きこもって自宅静養のようななりゆき態勢となり、これまで忙殺されながら何となく使ってしまっていた薬剤の消費が、随分と減ってるんじゃないかなあ。今度は健康保険を絡めて『国民クスリ漬け政策』をやりたがる可能性は十分に考えられる。
 私は来たるゴールデンウィークで完全断薬後10年半を迎えるが、まだステロイド離脱の残症状から全快できていない。花粉症治療にはステロイドの安直な処方の傾向が見え隠れしていたので少々心配だ。皆さま健康に感度を上げて、是非とも御注意を【375】

 確か今週いっぱいぐらいで日銀クロちゃんがお払い箱になり、ババひかされた哀れな後任にバトンタッチとなるはずだが、外宇宙から来たどこの超高度文明の自然科学者の手にも負えない、この自滅レッドリストの種を保存する覚悟はできているのだろうか。
 倒産した動物園の廃墟探索をするにも知識と体力は必要だから、子供たち若者たち一人前の心身を抜かりなく準備しておくように。賢く逞しい各自の新年度に、御幸運を!
nice!(11)  コメント(0) 

nice! 11

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。