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【933】テクノロジー恩知らずの罪状空気感 [ビジネス]

 現時点で日本国に到着しちまってる新型コロナのワクチンがあったなら、もうまとめて開封前に他国に譲るべきである。どうせ本当にいくつかあるんだとして、この日本国内では殆ど誰も積極的には打とうとしないから、思いっきり行先を失ってダブついていることと思われる。
 そもそも不活性ウィルスを培養床で増産するなど要は生体系の薬剤だから、キホンどんなに厳重に温度管理をしたところで、たいした消費期限のモノではない。おまけにものの見事の心配的中で、冷凍保存設備のトラブルによる多数規模の品質棄損事故まで起こしており、このぶんを他国で必要とする人々に接種できていたら、どんなに良かったことだろう…みたいなコトにもなっている。国際レベルの迷惑失政である。
 宇宙戦艦ヤマトが波動エンジンを起動するにあたっては、全世界がヤマトにエネルギーを送ってくれたものだ。世界共通の脅威に対して、地球人類は助け合い力を合わせて課題に立ち向かう常識を知らんのか。

 税金資本でのワクチン買い付け件数ばかり狂ったように便所タワシが口頭だけ積み上げて吹聴し、どこまで現物が本当に来るのか知らないが、どうにか現物が届いたら届いたで、あとは各自治体に丸投げして地域在住の日本国民に遅滞なく打って回れと。そんないい加減な放言が、医療政策として実効機能するワケねえだろが。
 せめてまず『どうしてもワクチンが必要です、無いと生きていけません』とする国民の声の実数をちゃんと数えてからのハナシだろ、どあほ。
 これ、全国自治体の首長以下、日本国民の生活現場の側に立つ人たちには、もう余計な損害を積み足させないよう、便所タワシを突き詰めて黙らせなければならない。

 本来、地元毎のコロナ感染および経済ダメージ事情に即した独自判断を、知事階層で機動性高く切り回しながら処置すべき事態なのであり、そんな日本社会の組織構成の実態に対応した意思決定の業務プロセスが現存しないところに問題の本質がある。
 1億2千万人日本国民=日本国組織の自我が、いま他ならぬ現状日本国の現物を見てそれを実感として確信している以上、『法律により、全国一律を対象とした決定権が国政にある』みたいなハナシは、あったとして所詮は過去に法律条文として書き落とされただけの一時性の日本語情報に過ぎない。修正すべき文章、実質それだけのことである。
 日本社会の自我が自然に求め、自然に問題意識を抱き、自然に流れに従い、自然にそっちに向かうのは、『各自治体の首長主導による現場ダイレクトの行政コンセプト』の方針であろう。

 前時代式チカラ関係を今なお箱庭ウチワ世界で頷き合って、そこの少数都合の決め事が神通力をもって『下民どもが仕方なくにでも従うべき天上の指令』として日本社会に通用するものと勘違いしている奴等が、まだしつこく生き残って…いや死に損なっている。
 このところ顕著に、1億2千万人日本国民の総意から『日本社会の政治』が意図的に別世界にされ、いいように1億2千万人日本国民がこの自爆テロ非国民犯罪者政権のカネ儲けや遊びゴトに利用されていた姿が露わになってきているので、おいおい相応の反応が返ってくるとは思うけれど。

 いいだろうか。結局のところ組織全体の行動は、大衆の心=組織の自我に従う。
 法律に従うのではない。法律なんぞ『組織の自我としてこうしよう』という日本語情報を、一定のプロセスで書き記した文章に過ぎない。法治国家とはそんなものだ。
 小細工をして、大衆の心に反する内容を法律文言に仕込み、その法律を根拠に私利私欲の横車を押したりすると、いずれその小細工を仕掛けた犯人に、組織の自我が処分を下す結末となる。古今東西、人類の歴史が例外なく繰り返してきた展開である。

 おっとっと、半端な分量になりおったなあ。似たようなハナシばかり続いているので、久し振りに携帯電話でも話題にしてみるかな。
 長らく愛用してきたガラケーを私は今も使っているワケだが【20】、今もってこれしかなかったが故に、本格的に物事が行き詰って困った経験はただの一度も無い。つまり十分にこれで足りている。
 だが今のバッテリーパックに死なれたら、新品を代替で買うことはできなさそうだ。

 世襲のガキの頃から引き続いて古電球も、携帯料金の値下げを断続的に口走っては、通信業界の各社が様子見い見いでお互い牽制し合いながら、一応値下げになると言えなくもないような料金プランを五月雨式に提示して並べ、お流れになっていたように思う。すべからく短時間の通話とSMSだけで生きているユーザーにとっては、ロクな興味もないもんで、いい加減な認識ですまん。

 ちょくちょく『オマエ一体いつになったらスマホに換えるんだよ?』の勧誘広告が届くのだけれど、どお~もその気になれないんだよなあ。大体ガラケーであろうがスマホであろうが、相手と会話する以上にいちいち手に取ってしみじみ向き合うような時間がほとんど無いもんだから、裏返せばこのレベルの通信以上の機能は私にとって全て無駄になってしまう。
 手元に届く広告を見る限り、単純な一般ユースの値下げ…と見せかけて(?)実は最小限の実用領域を割り込み、結局は使ってみたら上乗せ料金が嵩みそうな、限定条件だらけのヤツと、5Gなる激ムダ大容量化のアッチの世界のヤツ…の選択肢が二大潮流になっているような気もするのだが、とにかく現状日本の携帯電話は後者、意味なしオーバースペックの高額プランが目立つと思う。昔『ガラパゴス』ってあんなに騒いだのに。
 う~ん、私ももう50代の中間地点を過ぎたし、ここはひとつ高齢者向けシルバー契約みたいなやつを考えた方が現実的なのかなあ。

 そもそも凝った動画や音声のコンテンツがあったとして、たかがスマホ画面の視野とイヤフォン音声なんだから、通信の情報密度をどれだけ上げようが五感で得る満足度はそこで頭打ちのはずである。
 ならば今どき我々世代から見れば、あり得ないほど驚愕のくっそ重いファイルを保存するとか、そういうことをする作業時間が短くなるだとか、実質メリットはその程度のものだろう。たぶん。

 そこら一般にある家電なんかに目を移してみて御覧なさい。これだけ電子制御の技術が向上したのに、空調の設定温度が0.1度刻みになることもなければ、タイマーの設定時刻が秒刻みになることもない。ユーザーニーズの常識的な分解能まで満たした後の技術力の向上は、小型軽量化や価格引き下げの方に活かされるのが一般的であり正常な方向性なのである。
 携帯料金論争の煽動操作が持ち上がるたび、各国の携帯料金を横並び比較するサラリーマン痴呆漫談には枚挙に暇がなくなるのだが、本来こういった人間工学的なニーズ限界や社会的な技術背景まで含めた解説がまずあって、更に携帯通信ユースのお国事情まできっちり社会学・情報学的な視点で吟味されて初めて、日本国民が聞こうと思う話のネタになるのではなかろうか。

 特に5Gなんぞ、大容量化に伴うコスト高騰を口実にして税金資本を介入させることにより、『社会通信網の国営化』という大陸追随式の中央管理体制を布こうとする悪政が懸念される【817】
 こんなものユーザー不在のまま企画のうちに倒すのが正解である。むしろ携帯料金のみならず、消費税率の5%以下への引き下げが経済立て直しの必須課題だろうがよ。

 う~ん、マンネリ論調を脱却しようとしたら中途半端な内容になってしまった。
 まあいいや、ともあれ新型コロナの感染事情の移り変わりとともに、日本社会の大衆意識に動きが出て来ますように。
 旧態依然を正し、自然な流れに適応して生き残りましょうぜ、では御幸運を!
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