【970】死刑宣告スルーの赤信号突破号令 [ビジネス]
時々持ち出している漫画『銀河鉄道999』から、また一話。
『心やさしき花の都』というエピソードがある。『花の都』は美しい花に覆われた星で、花で溢れた駅に999号が停車するところからハナシが始まる。
ホテルに到着して間もなく、鉄郎少年とメーテルは何者かに拉致される形で地下のシェルターへと連れ込まれるのだ。このとき地上の花には火が放たれており、一帯は火の海になっていた。
元々岩だらけの星を美しく変えようとして、人間が花を持ち込んだのだという。だがこの花には毒があり、こんなものを持ち込んだが故に人々は長らく生活に不便していた。頭から全身をすっぽり覆う特殊素材の防護服が無ければ外出もままならない。
直近100年で人口が8割減してしまったのもこの花が原因なのだが、先に社会が毒の花を保護する法律を作ってしまっていたので手が打てないでいる。花に手を掛けたりしたら死刑になるのだという。
誰も花に手を出せず困るがまま苦しむがままの生活に甘んじていたのだが、ある住民一家が自らが手を下すと腹を決め、放火して回ったという訳だ。鉄郎とメーテルは花が燃え尽きるまでの一週間を一家と一緒に地下シェルターで過ごし、地上に戻される。
そこには役人たちが待ち構えており、鉄郎の制止を振り切って、シェルターの入口から封入剤を注入して処刑してしまうのだ。
『みんな喜んでいるじゃないか!表彰しても良いくらいだ!』
『法律は法律。私は法を守る』
世間では防護服を脱ぎ捨てた人々が空を仰ぎながら言葉を交わしている。
『これで自由に息ができるぞ』『よかった、よかった…』
ここ1年半のどこかの国の痴呆社会ともオーバーラップしてしまう内容なのだが、有難いことに現代日本国では、妙ちくりんな感染症騒ぎにどんな態度を取ろうがそうそう死刑になったりはしない。
自称良識派の一般市民にせよ烏合マスコミにせよ、せいぜいナントカ警察気取りの『いらんことしい』にマスク未着用あるいは街角ひと缶タイムをこれ見よがしに指摘される程度だろう。現実は随分と優しくてほっとする。
読んでいて気になる台詞は他にも多い。
『そういや火が回っているのに誰も消火しようとしてなかったな』
『消防車も走らなければ水も流さない。燃えるに任せていた』
いざ先陣を切るヤツが出て来て、その戦局に勝ち目アリを大衆が見出したら、そこで初めて同調勢力の輪が拡がるということだ。同時に、そこまで事態が進んだとしても、なおなかなか積極的な加勢はされないという大衆組織の真理も語られていると思う。
立場上は放火犯ということになるこの一家と最期の時を語り合った鉄郎少年とメーテルが、999号に戻って『花の都』を眺めながら交わす会話が印象深い。
『新しい無毒の花の種でも撒いて、この星は本当の楽園になるだろうか?』
『300年も毒の花を誰も始末できなかった星だものね。
別の問題で百年や千年はあっという間に過ぎて結局は滅びる星かもね』
そう、社会組織の自我が変わるのは本当に大変だし、変わるにしても時間がかかるものなのだ。だが諦めていては永遠に何も変わらない。あまり複雑で深いメッセージの含みを感じさせなかった印象の回なのだが、初見以来ずっと私の記憶に残っている。
それにしても、この1億2千万人日本社会の現実は一体どうしたことだろう。
毒なんかどこにも無いとまでの完全否定はしないけれど、『アンタ本気の本気で恐怖の致死性ウィルスにそのマスクで対抗してるワケ?』と訊けば、確実に100人中100人がNOを白状するはずだ。
じゃあなんでそんなものしてるんだと問い詰めれば、『みんなしてるから』以上の答は絶対に返って来ない。
なのに『マスクするのがマナーでしょ』『マナーを守らないヤツは悪いヤツだ』と、まるでマスクそのものをルール化して頷き合う者同士のウチワ関係で結託することが目的であるかの如く、大のオトナの社会人が真顔でこんな申し合わせにこだわってしまう。明らかに気が狂ったアタマのおかしい大衆意識の流行であり、被害甚大の実害もみんなイヤというほど身に染みている。
それでも『花の都』はなかなか変われないもんさ、という結論で現実を落ち着けて良いのだろうか。それで済む日本人と済まない日本人がいて、今のところ過半数がそれで済んじゃってるってことなんだよな。
去年の早々確か北関東の片田舎だと思ったが、とあるプレハブ事務所の貧相な会社がいきなり現業とは何ら関係ないはずのマスク販売取扱の事業申請をしたそうだ【856】
ま、ここんちって世襲のガキとアカの他人ってワケでもなかったそうで、のちに遅すぎるだナンだと散々な非難を浴びながらも、受け取りを国民に強要する形でダメノマスクが送り付けられたのは御存知の通り。
世襲のガキ以下自爆テロ非国民犯罪者政権は、欲しくもない粗悪マスク購入を日本国民に強制した。これは世間で『押し売り』と呼ばれる違法行為である。だが全て解って、付け込まれるままに付け込まれていたのは日本社会だ。
日常生活を失い困窮しながらも、誰かが率先して何か自分にとって都合の良い反撃や援護射撃を頑張ってくれる、それをアテにして待ちながら破綻するにしても、みんな破綻するならそれでいいや。過半数が本気でそう思ってたんなら、もうしょうがない。
これ、メーテルに言わせれば『あっという間に滅びる国』なんじゃなかろうか。
実はこの件まだ終わってなくて、多分まだ大量に余ってんだよ、ダメノマスク。
死刑にもならないのに、何が怖くて『コロナ死ぬ死ぬ』なんぞやってんでしょうね。
まずはこの『花の都』の毒の花の正体を、1億2千万人日本社会の側からの行動決断で明らかにすべき時期だと思う。もう物事の流れがどっちに向くかは明らかだろう。
特に首都圏の飲食店業界の方々、まだ周囲を見回さないと態度が決められないようなら、御自身がそもそもお仕事に向いてないかも知れませんぞ。
では腹くくって、今週もグッドラック!
『心やさしき花の都』というエピソードがある。『花の都』は美しい花に覆われた星で、花で溢れた駅に999号が停車するところからハナシが始まる。
ホテルに到着して間もなく、鉄郎少年とメーテルは何者かに拉致される形で地下のシェルターへと連れ込まれるのだ。このとき地上の花には火が放たれており、一帯は火の海になっていた。
元々岩だらけの星を美しく変えようとして、人間が花を持ち込んだのだという。だがこの花には毒があり、こんなものを持ち込んだが故に人々は長らく生活に不便していた。頭から全身をすっぽり覆う特殊素材の防護服が無ければ外出もままならない。
直近100年で人口が8割減してしまったのもこの花が原因なのだが、先に社会が毒の花を保護する法律を作ってしまっていたので手が打てないでいる。花に手を掛けたりしたら死刑になるのだという。
誰も花に手を出せず困るがまま苦しむがままの生活に甘んじていたのだが、ある住民一家が自らが手を下すと腹を決め、放火して回ったという訳だ。鉄郎とメーテルは花が燃え尽きるまでの一週間を一家と一緒に地下シェルターで過ごし、地上に戻される。
そこには役人たちが待ち構えており、鉄郎の制止を振り切って、シェルターの入口から封入剤を注入して処刑してしまうのだ。
『みんな喜んでいるじゃないか!表彰しても良いくらいだ!』
『法律は法律。私は法を守る』
世間では防護服を脱ぎ捨てた人々が空を仰ぎながら言葉を交わしている。
『これで自由に息ができるぞ』『よかった、よかった…』
ここ1年半のどこかの国の痴呆社会ともオーバーラップしてしまう内容なのだが、有難いことに現代日本国では、妙ちくりんな感染症騒ぎにどんな態度を取ろうがそうそう死刑になったりはしない。
自称良識派の一般市民にせよ烏合マスコミにせよ、せいぜいナントカ警察気取りの『いらんことしい』にマスク未着用あるいは街角ひと缶タイムをこれ見よがしに指摘される程度だろう。現実は随分と優しくてほっとする。
読んでいて気になる台詞は他にも多い。
『そういや火が回っているのに誰も消火しようとしてなかったな』
『消防車も走らなければ水も流さない。燃えるに任せていた』
いざ先陣を切るヤツが出て来て、その戦局に勝ち目アリを大衆が見出したら、そこで初めて同調勢力の輪が拡がるということだ。同時に、そこまで事態が進んだとしても、なおなかなか積極的な加勢はされないという大衆組織の真理も語られていると思う。
立場上は放火犯ということになるこの一家と最期の時を語り合った鉄郎少年とメーテルが、999号に戻って『花の都』を眺めながら交わす会話が印象深い。
『新しい無毒の花の種でも撒いて、この星は本当の楽園になるだろうか?』
『300年も毒の花を誰も始末できなかった星だものね。
別の問題で百年や千年はあっという間に過ぎて結局は滅びる星かもね』
そう、社会組織の自我が変わるのは本当に大変だし、変わるにしても時間がかかるものなのだ。だが諦めていては永遠に何も変わらない。あまり複雑で深いメッセージの含みを感じさせなかった印象の回なのだが、初見以来ずっと私の記憶に残っている。
それにしても、この1億2千万人日本社会の現実は一体どうしたことだろう。
毒なんかどこにも無いとまでの完全否定はしないけれど、『アンタ本気の本気で恐怖の致死性ウィルスにそのマスクで対抗してるワケ?』と訊けば、確実に100人中100人がNOを白状するはずだ。
じゃあなんでそんなものしてるんだと問い詰めれば、『みんなしてるから』以上の答は絶対に返って来ない。
なのに『マスクするのがマナーでしょ』『マナーを守らないヤツは悪いヤツだ』と、まるでマスクそのものをルール化して頷き合う者同士のウチワ関係で結託することが目的であるかの如く、大のオトナの社会人が真顔でこんな申し合わせにこだわってしまう。明らかに気が狂ったアタマのおかしい大衆意識の流行であり、被害甚大の実害もみんなイヤというほど身に染みている。
それでも『花の都』はなかなか変われないもんさ、という結論で現実を落ち着けて良いのだろうか。それで済む日本人と済まない日本人がいて、今のところ過半数がそれで済んじゃってるってことなんだよな。
去年の早々確か北関東の片田舎だと思ったが、とあるプレハブ事務所の貧相な会社がいきなり現業とは何ら関係ないはずのマスク販売取扱の事業申請をしたそうだ【856】
ま、ここんちって世襲のガキとアカの他人ってワケでもなかったそうで、のちに遅すぎるだナンだと散々な非難を浴びながらも、受け取りを国民に強要する形でダメノマスクが送り付けられたのは御存知の通り。
世襲のガキ以下自爆テロ非国民犯罪者政権は、欲しくもない粗悪マスク購入を日本国民に強制した。これは世間で『押し売り』と呼ばれる違法行為である。だが全て解って、付け込まれるままに付け込まれていたのは日本社会だ。
日常生活を失い困窮しながらも、誰かが率先して何か自分にとって都合の良い反撃や援護射撃を頑張ってくれる、それをアテにして待ちながら破綻するにしても、みんな破綻するならそれでいいや。過半数が本気でそう思ってたんなら、もうしょうがない。
これ、メーテルに言わせれば『あっという間に滅びる国』なんじゃなかろうか。
実はこの件まだ終わってなくて、多分まだ大量に余ってんだよ、ダメノマスク。
死刑にもならないのに、何が怖くて『コロナ死ぬ死ぬ』なんぞやってんでしょうね。
まずはこの『花の都』の毒の花の正体を、1億2千万人日本社会の側からの行動決断で明らかにすべき時期だと思う。もう物事の流れがどっちに向くかは明らかだろう。
特に首都圏の飲食店業界の方々、まだ周囲を見回さないと態度が決められないようなら、御自身がそもそもお仕事に向いてないかも知れませんぞ。
では腹くくって、今週もグッドラック!
2021-07-11 19:59
nice!(10)
コメント(0)
コメント 0