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【1114】強権の 正体見たり 枯れ尾花 [ビジネス]

 大方の予想はついていたが、ペテン眼鏡は殺人容疑にお咎めなしの判決ってことか。
 現行の司法機関に対する信用度評価を変えようとは、私は思わない【1084】

 命を落とした御当人には少々厳しい非難にも響くのだが、とにかく若い人たちによく見覚えておいて欲しいのは、自分が組織の一員であることを言い訳にして、組織の邪心を容認しあまつさえその実行フェーズに手を汚したりすると、こういう悲しいなりゆきを招くという事実である。

 基本的人権を保障され『言いたいことを自由に言える』とされる現代民主主義社会なのだから、悪の組織の片棒を担ぎますと明言して担ぐ判断は、他ならぬ自分自身が下したことになる。
 正しいと思えないなら悪の組織に反対すれば良い…というか、そうしなければならない。もちろん隷従しなかった事実を理由に『組織に逆らう謀反者』とされ、その後の人事評価と待遇を貶められるとか、場合によっては組織を追放されるとか、とばっちりは喰らうのが普通だろう。ま、しょうがないじゃん。

 いや、別に当人が間違った行いだと自覚しつつ結局やってしまっていて、だらしないだとか自立できていないとか、そういうハナシをしたいのではない。もしかすると、最初はそれほど悪いことでもないと言いくるめられて実行役承諾の言質だけ先に取られて、コトが進展するにつれ精神が変調をきたすほどの気が狂った真相が明らかになりつつデタラメ書面記録の作成を強要されたのかも知れない。

 最近耳にする機会が減っている気がするのが面白くもあるのだが、ちょっと前まで躊躇する実行係の背中を押す場面などで『我々は組織なのだ』『組織が決めたことは絶対だ』みたいなセリフが定番だったものだ。ここに『組織の意思』は『個人の意思』よりも優先されるべきとする考え方が見て取れる。

 実際、複数の人間がひとつの目的のもとに組織力を発動しようとして組織構築し、組織力にモノを言わせてこういう巡り合わせになってるんだから、この発言はなるほど的を射たものである。昔懐かし旧・民主党のように、『リベラル』の志の運用を間違えて、党内のあっちからこっちから仲間との整合性をまるで気遣わないランダム言論が好き放題転がり出るような自由発散を許すと、そもそもからひとつの政治勢力組織として実体を成さなくなってしまい分裂・崩壊への道を辿るしかない。
 組織の存在意義たる組織力のため個人の意思は適宜に封殺されざるを得ないとして、だからって自分個人が生きる希望さえ失うような『道徳的世界への背徳』みたいなものに身を落として行き場をなくすとなると、これは本末転倒だろう。

 今般の判決は『職員の死因がペテン眼鏡の仕業とは決め切れず、国家組織の不正にその責を問うべき』とされたもののように見受ける。
 国家運営の命に逆らうことを許されないペテン眼鏡が、組織の原理として職位を振りかざして現場最前線に不正を強要したのか、それとも国家運営の命のもと、ペテン眼鏡がおのれ個人の裁量範囲で現場最前線に不正処理を強要したのか。
 どっちにしてもペテン眼鏡の自由意思による行動選択は介在してるんだから、間違いなくコイツに原因と責任はあるじゃん…と、私は一般庶民の感覚をもって判断する。だから今後も司法機関の現行人事は全否定していこうと思う。

 いつだったか『ペテン眼鏡は職場で怖くて有名』というウワサを聞いたことがある。
 あの下っ端ドサンピン丸出しの顔つきながら、えらい剣幕で怒鳴るんだとか。えー?
 あんなみすぼらしいチビおやじ、女の子が胸倉とっても軽々と両足浮くんじゃね?

 あんなもんが『怖い』理由をいい大人が考えようともしないから、人が死ぬのだ。
 うるさけりゃ頭からゴミ袋かぶせて、まあ首ぐらいは締まらないように口の高さで縛ってやりゃいいじゃん。目隠しに猿ぐつわ嚙まされた格好にして放っときゃ一旦は静かになるだろうから、そしたら解放して会話してやれば良い。ぶじゅぶじゅ面倒くさい雑音も吐くだろうが、別に怖くも何ともない。

 特に若い人たち、こういうのに絡まれたら、とりあえずそこまでやっちまってから、先の展開に応じて対処を決めていく順番で構わないと思う。
 『他人を否定してはいけない』という闇雲の事なかれコミュニケーションはそれこそが間違っていて否定されるべき誤りであり、まずガツンと否定してから気が向いたら詳細を聞き出して肯定で決着、でも良かろうがよ。
 どこの職位のどんなロートル個人が偉ぶろうが、組織にとっては、心身ともに新鮮に冴えていて元気一杯で直接作業の圧倒的パフォーマンスを持つあなたがたの方が、遥かに優秀で有益なのだ。保証する。

 さて案の定というか、日本全国コンクリ防空壕設置プランがチラ出しされ【1081】、そんな非現実的な利権商売いくらなんでも無いでしょうという流れにもなり、ここまでは筋書き通りの展開となっている【1099】
 そしていよいよの『全国自衛隊基地コンクリ防空壕プラン』のチラ出しが始まったようだ。自衛隊基地の敷地内なら政府の独断のもと、自衛隊組織の管理職は法律順守を口実に抵抗せず簡単にひざまずくだろうから、国民の手の届かないところでゼネコンが施工まで勝手にやってしまえるとの目論見と察する。
 コレひと昔前ならニッポン軍国主義化の危惧を叫んで、左巻きヒステリーの狂乱大合唱で大賑わいだったはずなんだが、あいつらどこ行ったの?自衛隊=戦争機能としての日本軍組織に恩を売る絶好のチャンスなんだがなあ。

 エセ公認とはいえ宗教団体の看板を掲げているタテマエは一応心得ていたナントカ学会の、魂を抜き取られて機械的に選挙票と寄付金を貢いでくる廃人信者たちを繋ぎとめておくための盲信スローガンとして、従来ゲタ与党としては『いいからひたすら、ナニが何でも世界平和』の不戦一筋の路線でやってきた。故にしばしば右傾インチキ詐欺与党の主張する軍事力整備政策に対して、連立与党体制ながら『一概には賛成できない』みたいなビミョーな反目ポイントにもなっていたワケだ。
 だが今般、俄かに重大急務アピールが目立つようになったニッポン軍国主義化政策に関しては、どうも平和を愛するナントカ学会ゲタ与党としての抵抗が、いかにも不透明で煮え切らない。

 かつては右傾インチキ詐欺与党を目のカタキにするかのような報道姿勢で有名だったマスコミ一派も、今や見る影もなく存在感を潜めてすっかり従順の沈黙だ。
 日本は凶暴で凶悪な軍国主義・帝国主義に走って近隣他国の武力制圧を謳い上げ、戦争を繰り返して周辺の国々を侵略し、主権を奪う国際的犯罪行為に明け暮れた。
 あああ日本は愚かだ、戦争は愚かだ。
 鉄砲一丁、兵隊一人も持つべきではない、持ったら戦争する。確定事項だ。

 いい大人が、さも深い根拠のありそうなテイで悲痛なまでに吹聴していた『憲法9条イノチの誓い』『戦争ハンタイ、人類はひとつ、世界平和バンザイ』は所詮この程度のものだったってことだよ。この先もう馬鹿らしくて誰も聞く耳を持たないだろう。それはそれで構わないんだけどさ。
 例えばこんな行きがかりでウン兆円の予算がついて、それに充てる財源の収入があるのかないのか知らないが、その採算も合わないままブツの売買や工事だけ動き始めたとすると、日本円の数兆円ってそういう数値なのだ。

 こんな薄っぺらな出来心の風向きで動く、こんな無価値な紙切れ目当てだと理解したなら、命まで落とすような残念な袋小路には迷い込まないように。大人が屈服する威圧感はゴミ袋一枚で片付けられると知っておこう。
 物事にぶつかったら否定と肯定はキホン五分五分、ダメ出しに遠慮は無用だ。
 自分が生き残るための判定を、相手に対して下す時もあるさ。では今週も御幸運を!
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