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【973】時空跨ぐ天秤の測量技能検定 [ビジネス]

 ああ~あ、コロナ死ぬ死ぬ、コロナ死ぬ死ぬ。人命が次々と失われるほどの死病が猛威を振るってるってのに、呑気に新規感染者数と本日の死亡者数の定例発表か?
 ま、今は動きようのない時期だとは思うが、その後のハナシを先取りしておこう。

 鳴りを潜めている『GO TOナンタラ』系の税金ばら撒き国家破滅工作である。
 異常な勢いで『また』再開されるのは間違いなく、ヒマで静かな今のうちに時間をかけて1億2千万人日本社会で考えておきたい。
 これを強行するため、今わざと内圧を高めるだけ高めているのかも知れないのだ。

 この夏が過ぎた途端、何もかも掻きまわしてわからなくして、アレもコレもどうでも良いコトにしてしまうため、自爆テロ非国民犯罪者政権は『注射打ったヤツだけ、税金資本の遊興費をタンマリめぐんでやるよ』という交換取引企画をやってくるはずだ。
 国民にとっては自己負担費用ゼロ、踏み絵を踏んづけて政権隷従を誓いさえすれば『ワクチン接種済みパスポート』なるおトクに遊び放題の煩雑コロナ対策免罪符が発行される。恐らくはこんな形になるだろう。

 もう随分と前から事例報告が相次いでいるハナシで、今も御丁寧に来日スポーツ選手がやらかしてくれちゃってるんで解りやすいんだが、ワクチンなるものが正しくモノホンの有効薬剤であったとしても、人間に接種して百発百中の狙い通りに抗体が形成され、その抗体が完全無欠の防御バリアーで本人をコロナ罹患から完璧に守り抜く保証になる訳ではない。
 『ワクチン接種しても、結局かかるヤツはかかる』という、どうしようもないドカチン事実がまずあって、但し精査して、本人にとって最もコロナ感染の可能性を抑えられると思われるワクチンを接種すれば、その効果に期待する価値はそれなりにある。だから前回述べた通り、仕事の都合などでどうしても必要な日本人は、然るべき手順を踏んだ上で、然るべき社会保障のもと的確にワクチン接種すれば良いのだ。

 まあいいや、今回は以上を頭に置いて、本題はここから先である。

 観光業界は、どこの旅行会社も宿泊施設も完全に採算割れしており、恐らくは既にいま現在、大半が何らかの形で税金資本の行政融資を受けてどうにか潰れずに残っている状態のはずで、つまり政府が『注射打ったヤツにだけ思い切りトクさせろ、逆らうと貸しはがすぞ』と脅せば従わざるを得ない。あ、脅さなくてもフツーに忖度の要求か。
 おまけにパスポート取得客を迎えるぶんには、そこにまた客1人迎えておいくらの歩合制の褒美もつけたりするだろうから、もう自前の事業採算は度外視にしてしまい、どこもが価格破壊のレジャープランで集客を競うことになる。そりゃあもう、絢爛豪華なトクをひけらかし、サクラ客にこれ見よがしに使いまくらせて『早く注射打ってみんなで遊ぼう、観光業を応援しよう!』を散々吹聴させるんだろうな。

 実はこうなると、大衆というのは案外とヨワいのだ。
 妙な注射は何となく怖いしイヤだけど、一応モロの毒薬ってワケでもないんだし、どうせ一律平等の税負担に乗っかるだけで打つぶんのその場はタダだ。副作用のリスクさえクリアすれば易々と『パスポート』とやらの免罪符が手に入り、そうなったら面倒なコロナ対策イチ抜けで、好き放題おトクに遊び回れる。もうみんな遊んでる。
 ああ~もう!将来の税負担になるかどうかなんて決定事項でもなければ具体的な導入計画ができているワケでもないし、どうせみんなの負担で後始末するとして、そうなったらそうなったでみんな何とかなる着地点に収まるんでしょ。我々ツラい業界を応援したいんだよねえ?助け合うってイイことなんだよねえ?
 注射さえ打てば誰でもラクしておトクに遊べるっていうんだから、勝手に将来の心配事に暗い想像力を拡げて一生懸命やせ我慢するなんて、ただのソンじゃん。いま使いまくったもん勝ちだろ、これ。

 実はこの理屈、誤魔化しでも何でもなく正しい。これがひとつめのポイント。
 だが本当の問題は、そこで現実として発生する国家負債と、それを清算するための社会負担が、この時点では個々人に想定できないくらい重いことなのである。明るい活力が『失われたウン十年』みたいなところから立ち直れないくらい重いのだが。
 この時点で個々人実感の負担額が具体化できない。これがふたつめのポイントだ。

 最初は少数かも知れないが、注射打って平気な連中が顕れ始めて、そいつらが自分らも負担することになる財源で、贅沢三昧に興じる特権を先に獲得し好き放題にやっている姿を見せつけられると、そこに同調する欲望を喰い止めるための動機が、ただの採算意識や健全財務の精神衛生だけでは足りなくなってくる。
 やられっぱなしの盗られっぱなしが悔しいからって結局みんなでやらかしてしまうと、その後に自ら壊してしまった日本社会で送る自分の日常生活や、孫子世代を始め自分にとって大切な人たちの人生まで含めて、総観レベルで挽回できない不幸感がのしかかり『頑張れない時空間』になってしまうのだが、その危機意識が揺らいでくるのだ。

 そして『大衆意識のタガ』は組織生命体の自我のもの、個人の気概は及ばない。

 未完成のまま無理から強行したあの軽減税率がらみの、電子決済システム優遇のおトク神通力が軒並み期限切れを迎えているのだという。この御時世、どうにかでも首がつながっているなら余計な固定費は瞬殺するんだろうが、お店をやっている方々はちゃんと投資回収できたんだろうか?
 私は未だにスマホ持ってなくてさっぱり知らないのが申し訳ないんだが、あそこで乗り遅れずおトクにあやかった新規ユーザーたちは、その稼ぎ代を家計の余裕として刈り取れたんだろうか?
 電子決済の狂乱はあのころ見たおトク感をもって、今なお思い出してナットクの家計を支えているだろうか?

 ニーズが切実であるほど判断力は鈍りやすい。まさに詐欺師の狙い目である。
 こんなはずじゃなかった。あの時はよく考えて、ざざっとでも計算して確かめて、心の底からそう思ったんだけど…みたいな定番の台詞の原因はこうして起こる。間違いなく自分自身が、事実根拠をもって意思決定したのである。

 逆に、少々の時間が経過しても『ああ、その通りだよ。決まってんじゃん』と確固たる判定の心象が持続している事象、およびそれを決定した時の判断プロセスとは、一体どんなものなのだろうか。
 とりあえずここまで973回、作るも読むも万人共通の日本語文章で組まれた文字列だけ御覧いただいている御贔屓さま方、皆さまが私という一人の人格を確信して御愛顧くださっているのなら【662】、この私はそこそこ安定した人当たりでやれている情報発信源ということになるんですかね。
 私自身は、無駄遣いや衝動買いはしないタチだし【105】、一度手元に置いたら断捨離なんぞあり得ないというタイプだから【239】、この私もやはりそっち方向の、似たような感覚の基準で対象を選んでいるのだと思う。
 何か普遍的な目の付け処や決定的な判断要件があるのかと訊かれて、コレだという答を思いつけないのだけれど。

 その私が断言する。この自爆テロ非国民犯罪者政権は『いつもやるし、またやる』
 もう後悔したくないなら、『自公以外』が1億2千万人日本社会の合言葉だ。

 どうせ不自由なケチがついちまううちは、あるイミ図太く決め込んで、戦力温存で作戦思考を巡らすのが正解である。『今しかない、やるしかない』の結末を片手間に現確しつつ、その先の賢い判断力にグッドラック!
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