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【923】販促トーク百花繚乱の受付タイムリミット [ビジネス]

 改めてだが、こちらにおいでの御贔屓さま方は、知性も品性も社会のトップレベルにあって、十分な理解のもと良識ある行動が期待できることと確信してのお話である。
 いきなり結論から。

 個人的には、もうこの新型コロナ・ウィルスは、少なくともこれ単独の持つ病原リスクに関しては、あげつらうべき新規性は無いとして良かろうと思っている。
 もともと珍しくはなかったコロナ・ウィルス一派、つまりヒト感染&ヒト発症の基本特性がだいたいにでも判っている奴等なんだから、『わからない』にしても攻略ガイドラインまではそれなりにあるという捉え方で立ち向かって、日本社会の滅亡につながるような大失敗はないと考える。

 わかりやすく言い換えるなら、もう今さら取り立てて『怖い、死ぬ、治らない、危険だ』みたいな議論を交わすようなものではなくなっている。

 ただし『これ単独の持つ病原リスクに関しては』の限りであって、だからこそ従来からある傷病への対応を担う既存の医療機関からは、まだしっかりと分離しておく必要がある。
 誤解を恐れず少々乱暴な断言でいくなら『かかる病気としては、社会問題として怯えるような怖いものではないが、主に感染性などの正体が詳細まで掴み切れていないので、しっかり特別扱いして一刻も早く分析を急ごう』といったところか。

 感染症としての統計データを見る限り、例年の深刻な悩みではあったにせよインフルエンザに比べて『2倍危ない』と表現する人はいないだろう。
 死亡者数は前回御覧の通りだし、例えばもし毎年のインフルエンザ感染者数を新型コロナ同様にデイリーカウントしていたら、ケタ違いの長さの数字の列になってしまいテレビ屋得意の付箋ボードに収まらず苦労するはずだ。つまり感染力も常識外れという訳ではない。

 ただ、一昨年末から急激な感染拡大のニュースが海外発で報告され始めた事実から、まずはエマージング・ウィルスとしての性質を持つとして間違いは無く、だからこそ感染拡大初期においては未知ゆえに適切な対症療法が判らず致死率も高かった。
 この人的被害は、新型コロナ・ウィルスの素性がある程度見えてきて従来の知見が活かせるようになるまでの模索期間に、不幸にも致命的な症状に達してしまった人々において、やむなく発生してしまったぶんである。
 完全未知の病原体感染症の流行が疑われた当初は、迂闊な遺体の処理もできず、特に海外では埋葬待ちの棺が並ぶショッキングな光景となり、日本でもお別れの対面ができないケースが散発した。今もかな。

 医療機関では、素性の割り切れていない新型コロナ・ウィルスが既存機能に紛れ込まないよう隔絶しておかないと、後々まで含めて医療全域に及ぶ大変な感染リスクとなる。だから現有の総合力を新型コロナ対応に丸ごと振り向けることができず、まず数と場所を限った特別体制を作って対応しており、新規重症者の増数と残キャパシティの拮抗が話題になるのは、この特別体制領域においての話だ。
 世界的に見て随分と少ないはずの日本国内の重症患者数なのに、世界的に見てそもそもから充実しているはずの日本の医療機関が、やたらギリっぽく語られるのはこのためである。少なくともこの日本社会で『医療崩壊』という表現を、さも現実に直結するかのような論調で使う理由など無い【913】
 いま日本国は余計な新規感染者を出さないよう社会活動を控え、この特命チームをもって重症者を無事にさばき切ってもらわねばならない。

 地元の医療機関の窓口事情や企業・商店の決算事情が、鬼気迫るナマの処理待ち課題になって目前に並ぶのは、自治体の行政現場である。
 その自治体の首長たちが社会生活全体の最前線を俯瞰して、地元社会の組織総合的な一斉活動方針として『感染拡大機会を減らすため、緊急事態宣言を発するべき』と判断した。それが今であると理解しよう。

 以上の経緯を再確認するに、この期に及んでわざわざに個々人がワクチン接種で感染を防がねばならない必然性など無い。
 どうしても気になる人が、副作用リスクも恐れず効果確認がせいぜい数ヶ月のシロモノを自費で打つのは自由だが、こんなものが勝手に国務として何千万人ぶん、1億2千万人全員ぶん、ヘタすりゃ複数回ぶん、税金資本の商売になって、あっちこっちでニュース仕立ての不確定情報としてバラ撒かれているところが最大の問題である。副作用が『副反応』などと聞き慣れない用語で画一的に語られるのも不自然きわまりない。

 多くの日本国民が、少なくとも今のところ『ワクチンなんか要らない、様子を見たい』と思っているのに、国民が納める税金で勝手にこんなものを買い込むような話がなんでマコトしやかに出回るのか、そっちの経済被害の方が、新型コロナ・ウィルスの健康被害よりよっぽど社会的不安ではないか。
 いやさあ、日本国内でそれなりの結構な数量が作れるんなら、ワクチンなど特段に必要ない我等が日本国は、世界のために率先して輸出にまわすのが国際貢献のスジってもんじゃないの?
 こんな時おかしな儲け方をしちゃいかんけど、外貨収入の方策にもなるんだし。

 いっぽう一般国民とは文字通りケタ違いの感染率を記録している国会議員どもが、時短営業で多くが閉店しているはずの銀座で飲み歩いて遊んでいる。揃って与党議員なのは偶然かね、まあいいや。
 古電球が、誰相手のつもりか知らんが謝ったフリで誤魔化そうとしているが、そう、コイツらにとって『謝って済む不祥事』に過ぎないということがよく判る。
 新型コロナ・ウィルス感染が、生命や健康を脅かすものではないのである。感染して、重症化して、命にまで関わるとなると、誰にどう謝るも役職にどう響くも、人間まず自分が感染する可能性からマジ物理的に徹底排除するはずだもんな。
 しっかし、こうなるのはどんなに悪い頭でも判るだろうに、よっぽどハズせないオイシイ契約とか接待でもあったのかねえ?

 いま日本社会としては、医療保障システムを守るため厳しい経済緊縮に徹する必要があるが、ワクチンなんぞは希望者個別の発生都度対応までで十分であり、国会議員どもも実はそう思っている。ここを一旦整理しておこうと思った。

 日本国民全員にワクチンの強制接種なんてことにはならないんだろうけど、弁護士資格もってる人たちなんかは、今のうちワクチン礼賛のいい加減な推奨煽動の記録をしっかりコレクションしときなよ。発信元・発信内容、日時の特定も忘れんなよ。
 緊急事態宣言に服している事業者さん方、お疲れさまです。引き続きグッドラック!
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