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【857】人生いろいろ、サイエンスいろいろ [ビジネス]

 ぼちぼち日本社会の自我が『マスクをどう外すか』に向き始めたかな。毎年普通に暮らしていて熱中症の死亡例が後を絶たないのに、放っておいたら大変なことになるぞ。
 熱源は人間の体内にあるのだから、ただでさえウィルス濾過にはまるで無意味な繊維の目をもっと拡げて、吐気を抵抗なく体外に排出するしかない。夏マスクだと?ど真ん中にφ50mmの穴でも開けれ、どあほ。
 第一に、暑い中マスクで不衛生きわまる我慢大会をやる科学的・医学的理由などどこにも無い。
 第二に、避けるべきは感染して重症化するケースであり、むしろ軽症に終わって感染・罹患の経験済として抗体形成できたりする可能性まで考えると、このさき永遠に未感染者を未感染のまま保護し続けるというのは現実的な方策ではない。十分な医療体制さえ成立するなら、感染して検知される方が良いかもね。

 世襲のガキ以下、ダメノマスク汚職であぶく銭を掴んだ自爆テロ非国民犯罪者政権だが、こいつらが盲目マスク推奨のデマ宣伝と『マスク熱中症』の因果関係を認めて態度を改める訳なんかないから、今度はそのくっだらないバレバレ大嘘の言い逃れを巡って、日本のそこここで国力カラ回りの空論合戦が始まる。
 そんなコトになる前に、ただの意識低下に終わらないような『盲目マスク信奉との決別』を国民全員で工夫した方が、日本国としても生産的だし、汚らしい老人が屁理屈に粘着する不愉快な光景を現実にしなくて済む。朽ち木トーテムポールもマスク外そうっぽい布石を口走り始めたし、ちょうどいいじゃん。

 技術屋としては、どお~も全国統一仕様の『眉唾サイエンス』『意味なしテクノロジー』が定点発信され、あちこち横並びのお約束で一斉展開されているかのような世風が気になる。
 あのオフィスのパーティション・ボードにかかる咳の噴流や、あと満員電車内の換気流れだっけ?精度の素性もさっぱり判らん…というか、割とそこらのテキトーな汎用CFDソフトで特に手も掛けず描かしたような拡散粒子や流線の数値計算アニメを持ってきて、その動画のナニをどんな基準に照らして見るのかも説明せずに、『飛沫が到達する』とか『飛沫が充満する』とか言うのはどうかと思うぞ。ちゃんと判って扱わない以上、ビジュアルが美しいだけの技術の毒キノコだと言っとろうが【8】

 まあいいや…って良くないんだが、これにも増して大ぼらイイ加減なのが、北米の人種問題にまつわる烏合マスコミの知ったかインチキ解説だ。真剣に癇に障るので見ないようにしているのだが、それにしても北米現地でコレ流してみろ、殺されるぞマジで。
 …と偉そうに言いつつ、私だって解った顔なんぞ到底できないので核心に触れるハナシは置いとくとして、人種別の人間としての特性の相違はあまりにセンシティブな問題につき、少しでも差別にかすりそうな接点がある話題は長らく意識して避けてきた。今のうちなら少々できそうと見て、そこをやっておこう。

 もちろん私自身に肌の色にまつわる差別意識は全くなく、白人黒人はもちろんのこと、あと南米に多い赤銅色の肌=”red people”にも等しく関わってきた。長文読解で『赤人』と訳したバカがいたなあ。
 皆さま御覧の通り、私は音楽やスポーツを通して人間が『身体構造を効率良く活かして動作する』というのはどういうことなのか長年考えているのだが、別格で特徴的なのが黒人だと思う。
 実は黒人なら全員が全員という訳ではなく残念なまでにフツーのヤツもいるのだが、特に優れたパフォーマンスで有名になっている連中は、ひと目見て誰にでもわかる特有の『柔軟さと強靭さを両立したスピーディな力強さ』がある。音楽家もスポーツ選手も、黒人の動きに憧れたことのある人は多いはずだ。

 いかん、ここでくだらない横道を思いついてしまったので、思わずそっちへ。
 『性能』『演奏』『演技』などの意味を持つ”performance”という英単語があるが、『見せかけ目的のカラッポ芝居』という虚しいネガティブ概念を含むのは『パフォーマンス』というカタカナ日本語に限ってのことである。この下衆なカタカナ語、確か私が大人の年齢になってからの最近の普及だ。

 “performance”は、そこに秘められた能力およびそれが表現を通して発揮されている事象を指し、受け手がそれに触れるあるいは触れられる状態であることまでを含んだ言語情報なのだ…と思う。
 だがこれとは別に、まず日本国政の場で組織ぐるみの世論操作キャンペーンめいたお祭りごとでもあって、それを非難しようとした政敵が、個人がつい場を取り繕うだけで見せる『演技』とは違う、やたら計画的で手の込んだ大層なイメージを乗せる目的で、この英単語を誤って流用したものと思われる。
 ともあれ原義の語感に逆行する違和感が甚だ気色悪いカタカナ語なので、私は人生でただの一度も使ったことがない。

 まあいいや、黒人の身体能力の話題に戻ろう。
 骨の強度や筋肉の出力原理なんぞロクな違いは無いんだろうに、だとすると黒人のみ、『制御系・信号伝達系の何か』が違っているのではないかと思うのだ。衝撃を受け止めるダンパーの硬さ調節の分解能ピッチや、筋力の制御カーブの組み合わせ自由度が桁違いに細かくて滑らかというか、いやもしかしてもっと上位の、ソフトの根本的な技術体系?から、全身の動きを一体として協調させるプログラム構築から、学習や熟練では永久に乗り越えようのない特別なものの気配すら感じてしまう。
 世界中で今もってマイケル・ジャクソンのフォロワーが絶えないのも、この果てしない未知への探求心が作用してたりするんじゃないでしょうかね。いずれAI制御で彼を再現しようとすると、一般人共通式の制御パラメーターの打ち換えだけでは行き詰まるとか。その時、ナニとナニをどこまでスペシャルにするのだろう?
 若者たち子供たち、そこらのトイ・ロボットでどこまで真似られる?

 おっと、これ御覧の通り微塵も人種差別的な雰囲気は漂っていない訳だが、特に黒人には迂闊に話さないように。かなりの高確率で、人種の違いについて言及した瞬間にあなたの人格は修復不可能なまでに否定され、その時点で先に何の話がぶら下がろうが相手の聞く耳は断絶されるだろう。
 そのくらいセンシティブな問題なのだ、悲しくもったいないコトに。ああ、人種混交でワイワイ騒ぎながら、いろんなことを調べて試したいもんだなあ。AIの研究が、上記みたいな問題提起からエンタメ性の突破口になれば面白いのに。

 おっと不見識の日本社会に辛辣な愚痴をたれるつもりが、意外とトゲの無いサイエンス系の内容に落ち着いてしまった。たまにはこんな回もあっても良ろしかろう。
 まだまだ解き明かしたいモノ、作り出したいモノはいっぱいある。国際的に見て日本国は、それに取り組むに相応しい技術力の原資が揃っている国だと思う。
 だから老いぼれた欲深な邪心は、みんなで協力して炙り出し削除すべきなのだ。
 あ、最後にいつものパターンに戻っちまった。では引き続き、御幸運を!
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