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【452】全国プレジャーハンター資格試験 [ビジネス]

 待てよ。
 えいと日取りを決めて、行きつけ眼科で紹介状を貰う。これは普通にできる。
 それを持って設備の整った大きい病院に転がり込んで、すぐ診断がついて、網膜のどこに何発レーザー撃つかも決まり、一気に施術までやって一安心。何事も無い翌日が始まる。
 …なワケないな。しかもスケジューラー画面の真ん中に盆休みがいるんだから、まず一連の段取りを決めるスケジュールから必要じゃないかよ。調子見い見ぃけっこう考えないと。

 さて都知事選まであと一週間となった。
 周囲の人口密度が映り込んじゃうからって、やたら本人アップで画面を埋めるってのも残酷な忖度だよなあ。ま、割と戦況は見えてるようだし、あんまり突込まないでおこうかね。

 そろそろ変化の波に観念する時期だろう。本来あらゆる事象が移り変わっていく中で、勝手に自分たち内輪だけに都合の良い閉社会を作って、その中の時間を止めていただけなのだ。飛び出すなら早いモン勝ちだぞ。
 未だにふと出てきた姉の遺品を整理したりもするが、肺癌が発覚した瞬間から生活の全てが大転換し、元いた生活への未練を絶ちながら当時の境遇に腹を括っていった姿を思い出す。時に少々感情が不安定になることはあったがその程度で、自暴自棄も悪あがきも皆無。
 私がひとつひとつ最善を考え抜いて手助けしたとはいえ、本人が人生の変化点を受け入れて適応する作業は十分以上にスムーズであった。境遇を同じくする戦友にも本当に恵まれ【241】、いま思えば他界の日から逆算して残り1年を切った時点でも、姉は辛いながらも実に充実した人生を味わっていたと思う。
 それまでが不満足な人生だった訳では絶対にないだろうけれど、過去47年間を振り返る時間があったとして、大転換した後の1年半が受け持つ幸福感の比重は凄かったはずだ。やっぱり変化に対して柔軟で、だからオンナはうろたえずギリまで楽しむエネルギーを持っているのだろうか【200】

 表現が難しいが何というか、少々追い込まれていようが佇まいに華を感じさせるのだ。
 都知事選の様子を見ていて、当時のちょっと不思議な『あの感じ』を思い出した。
 そしてオトコども、いい歳までこれで来ちゃったからって旧態依然にしがみついてたら、少々短めながらも人生の全体像をひっくり返すくらいの幸福を取りっぱぐれるぞ。

 そうそう、前回のOSの話を具体例で補足しておきたい。
 タッチスクリーンのような機能は、まあ便利といえば便利だが、本来的な情報処理としては何の進化もしていない。
 優れたコンセプトに則った計算処理で、従来不可能だった複雑な統計データが迅速に得られるのではない。素晴らしい新方式の検索・照合処理で、従来ハンパとごちゃ混ぜだったのが狙いの論文だけ的確に拾えるようになったのでもない。
 そういう知能的な仕事をするのは表計算ソフトや検索ソフトであり、その背景あるいは土台としてOSが存在する。何かを表示させるだとか、データを拾ったり捨てたりだとか、引きずって移動させたりだとか。
 この階層が、ツーツーと凄い勢いで繰れる動画メニューになったり、ぐいっと拡大ぎゅっと縮小する表示機能になったりと、瞬時に凄い量と速さの情報処理をせねばならなくなったのだ。いつだったか『Windows8.1はただ立ち上げた時点でメモリーの2.5GBを喰う』と聞いたことがある。
 確かに直感的な作業で操作できる利点は得たが、その操作で何をやるかが全く進化しておらず、強いて言えば、チョロチョロいじくって時間だけが過ぎてしまう『ITボケ浦島太郎』という劣化ネタだけが蔓延したに過ぎない。これが当代IT世相なのではないか。

 いや、テレビで話題の某ゲームを見るにつけ、たかがあれだけの単純作業を面白いと思える精神構造とは何なのか、不思議になったのだ。大人がこんなレベルで完結させたその上の階層を、これまでにない面白く役立つものとしてゼロから捻り出して欲しい。
 せっかく屋外で自由に体を動かしながらなのだから、意識して新発想を狙えと述べた。
 悲観しても始まらない現実は、腕ずくで楽観に仕向ける努力が実を結ぶものだ。
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