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【962】不運の原因分析レポートと幸運の対策検討プラン [ビジネス]

 やれやれ、まったく。ちょっと御無沙汰していた通信障害ネタで始める。
 私のメールアカウントを利用して不正メール送信が行われた可能性…とのことで、メール機能が止まってしまった。まあ迅速なサポートもあってすぐに復旧できたし、どうせ本当に私に用事のあるヤツは何かしらの手段で連絡をつけてくるんだろうし、大した被害も無くて済んだのだけれど。
 『デジタル』とか如何にも奇妙なカテゴリー概念で看板掲げた役所が通信事業に行政操作を割り込ませてくるようなことになったら、こうして誰かに何かあるたんび税金資本で調査と対策が発生するのかねえ?役所の新設が勝手に決まったことになってるんだが、日本国民は気にしておいて良いように思う。

 まあいいや…って全然良くないんだが置いといて、どこのヒマ人がいつまで五輪だとかコロナだとか言い続けるのかねえ?
 恐るべき勢いで『変異したかも、怖いかも』の危険性、ではなく言論情報を大量発生させている、まさに空前絶後の新型ウィルスが日本国内を席巻しているのだが、みんな気付いている通り『コロナ死ぬ死ぬ』が本当なら『五輪を中止する』しかない。逆に『五輪を実行する』のなら『コロナ死なない』が必要条件である。

 もっとも、とうの昔に『世界人類が持ち回りで運営してきた、4年に一度の五輪大会』は事実上開催されないものとして決定済であり、あとはなりゆきの現実を指差して『これは立派な五輪大会です』と言い張るかどうかの激論バトルだけが繰り広げられるのは目に見えている。
 もう関わりを断ち切れる人々は蜘蛛の子を散らすように逃げ出しているんだろうが、気の毒なのは逃げるに逃げられない出場選手たちだ。まだもう少しでも競技大会らしいものがやりたかったろうに。
 ゲンキンな表現になるが、五輪のような人目を集める華やかなヒノキ舞台こそ、彼等にとって掛け替えのない稼ぎどころであり、故にそのチャンスを逃す訳には絶対いかない。自力でこんな資金調達の場は用意できないから、ある意味選手生命を賭けて積極的な推進派の立場に身を置くことになる。
 この夏の現実と言論がどんなに浮世離れしたアッパラ喜劇になろうが知らん顔できないワケで、まあ我々国民は、そこは理解して彼等に余計なツッコミはしないでおいてあげるのが良いんだろうな。

 ここまで頭に置いて『さあハダカの王様、始まり始まり~』である。
 『コロナ死ぬ死ぬ』感染大事故を避けるため何もかも取払って、誰もいなくなった後のすっからかんを指差して『いやあ、立派な大会ですねえ』『うむっ、日本国の威厳を保つことができた』とにこやかに頷き合うのだ。
 国際社会の場では、その透明で見えない開催強行を気味悪がりながら、何をもって五輪大会が成立しているのかの疑問が散発する。五輪なんか最初からやれないのは決まってたんだし、随分前から苦も無く国内経済が、国内限定とはいえフル回転できるのに何故やらない?もう今時もったいないとも思ってもらえないんだろうな。

 欧米生粋の血筋にとっては、新型コロナ肺炎は今も十分に怖い感染症なのだと考えてよかろう。胸の内では感染症の危険をすっかり過去のモノとして、表向きにこんな呑気な押し引きで遊んでいられるのは、恐らく日本列島にこの冗談みたいな血筋を持つ日本人だけの幸運なのである【821】【852】
 毎度あっちの開催国こっちの開催国を指差して、まだここまでしか準備できてません、こんなに遅れて開催できるんでしょうか…などとこれ見よがしの他人事でやっていた時代が懐かしいよ。
 文句なし世界史上最悪のこの現状に、開催国としてのGO/NO GOの決心も表明もせず期日までひと月半か。いつぞやのアレがどんな腹づもりの『お・も・て・な・し』だったのか、真相の構図が見えてくる。

 …ってことで、今のうち日本国民の間で五輪批判の解禁を示し合っておこう。
 『悪いコトは悪い』『おかしいことはおかしい』、一応タイヘンな巻き添えを喰らう立場にいる仲間がいるっちゃいるんで、そこんとこの正確な理解は各自よろしく!
 五輪を腐さないお飾りの良識演技が、内圧パンパンに鬱積している国民意識をさらに加圧しないよう、まさにガス抜きの栓を早くから開けて準備をしておいた方が得策だと思うんだよな。前代未聞の不祥事が暴発する確率は下げておくに越したことはない。

 当面ここまで済んでしまっているコトはともかく…じゃないか、それはそれで追及するとして、日本国民が再確認しておくべきは『実体なき五輪につき、経費は全然かからない』という明確な事実である。
 苦労して、華やかにやりました、立派な大会でした。
 あれにおいくらかかりました、これにおいくらかかりました。
 それを言うために『いま』、専門家とやらが『かくも大層な五輪大会をどうするか』のテイで騒いで見せてるってことさ。黒縁ミイラはともかく、ノーベル賞ってたかがこの程度のもんなんだねえ、しょうもない。
 もうマトモな興味を向ける日本国民もいないんだろうが、いざその時に『ん?何かやってるのを見た覚えはないんだが、カネなんか一円もかかってねえんだよな?税負担なんかの余力はどこにも無いって知ってたよな?』と一顧だにしない姿勢で処置しよう。

 このへんで五輪の話題はもう終わりにするとして、日々何故か新規感染者数と死亡者数が減ってるんだが、黒縁ミイラはその理由を理論立てて日本国民に解説しなきゃいけないんだよ。専門家なら、フツー。
 きちんと物理的・科学的な事実関係の確定的な解釈があり、それに照らして緊急事態は解除するとかしないとか、どんな具体策の蔓延防止措置を採るとか、全てそこが根拠となり検討の原点になる。

 訊かれて黙って済むハナシではない。うやむやで流して流れることもない。各自治体の代表者は、各自の立場から責任もって政策決心の顛末開示を完遂しないとダメだと思う。
 少なくとも当初のうちは『正真正銘モノホンの専門家を集めても社会の安全が保証し切れなかった』ってことぐらいみんな直感で理解するんだし、そのあたりから腹を割って正直にタイヘンだった行政判断の移り変わりを時系列で解説すれば、地域住民の社会組織には決して嫌われたり疑われたりしない。
 人生を賭けた事業を奪われた住民たちには『ウソをつかない仲間意識』で信頼を固めてからでないと、その後の業務申請から納税義務から、再起に動く真面目で誠実な住民機能が期待できないだろう。良いコトも悪いコトも、当たったコトもはずしたコトも飾らず隠さず白状し、みんなで取り組む社会稼働の復旧に協力を持ち掛けないと、せっかくの優良組織の潜在的素質も日の目を見ず、地域丸ごと死にゆくのみである。

 現時点ここまでやっちまったんだろ?ならばガチ『殺すぞ』の勢いで、今般の日本社会の経済事情を強制した奴等から、首絞めて血ィ見させてでもきっちり事実関係の回答を刈り取ってきて公表することだ。
 前回に引き続いての話になるが、『場を荒らす』ことと『ナメた性根にヤキを入れる』ことは違う。闇雲おぼっちゃま良識の『暴力ハンタ~イ』が絶望的に見逃して許してしまう邪心の弊害について、そろそろ日本社会全体で考えるべき時期だと思う。悪いことをしたヤツは、怒られて、殴られて、場合によっては殺されるんだよ。
 何よりこれ終わらせねえと、地元現場の運営トップとしての示しなんかつかねえと思うぜ?みんなまだ暮らせなくて、困って泣いてんのに。

 『世の中うまく行かないものだ』『頑張っても良いコトが無い』という現状は、本当に今をよく見て、改善の手を自分なりに考えて、やれる実行動をやって、それでも不運なアナタは意地悪な神さまが理不尽に見放して、こんなことになっているのだろうか?
 泣いている方々も、いや泣いている方々こそ御一考いただきたい。ちょっと泣くのやめてさ、まず何か食ってよく寝て、そして目覚めたらそこからグッドラック!
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