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【698】憤怒のリピート講義 [ビジネス]

 頭に来る話だが、たかが私一人腹を立てて収まる収まらないごとき、どうでも良い。
 大嘗祭に関する秋篠宮殿下の御発言のことだ。

 端的に、秋篠宮殿下の長きにわたる複数回の御進言を無視して、役人組織が国民に隠して勝手に高額経費の公的行事に決めたことにしていた、そう見える。
 いや、そうにしか見えないのだが、だとすると日本国の一大事である。
 畏れを知らないなどという単純なレベルの問題ではなく、この国の役人組織は冗談抜きで完全に気が狂っており、自分の国と向き合う姿勢を見失っているのだ。日本国総出で吊し上げ、今後二度と国家運営の場に紛れ込まないよう永久追放する必要がある。

 大嘗祭については詳しくないのだけれど、殿下がおっしゃるには『皇室の行事』であり、慎重にも丁寧に御言葉を選びながら『時の状況に合わせて、ただの前例踏襲にはしない方がいい』とのことで、要は
  『この度の大嘗祭は、高額経費の公費拠出で行うのが適当なものではない』
との御意向が籠められているのは、日本語で暮らす日本人なら誰もが理解したはずだ。
 もっともどこぞの馬の骨みたいな拝み屋が屁理屈で公金にたかるのとは訳が違うのも明らかなので、普通に常識的な日本人ならナニ教のドコ宗派であっても拘らず、『次の元号のお勤めをお願い致します』と快くお祝いする心の準備はあると思う。
 だが『身の丈に合った』という表現からは、この景気の底なし沼で溺れ続ける日本経済を横目にバブル期の経費を前例踏襲するような一部の歪んだ文化は、皇室から率先して矯正に働きかけたいとするお考えが汲み取れる。

 今日我が日本国は、現代式国際世情の流れにも合わせる形で、主権在民のコンセプトに基づく議会制民主主義の国家運営方式を採用している。国家組織の意思決定を『国民の総意』に委ねようとするものだ。
 だがそれは国家組織という人類文明形態の意思決定フェーズが設定されてのことであり、いっぽう我々日本人が大和民族のDNAを背負ってこの日本列島に生まれ出てくるという事実は、昔も今も変わらない。
 人工文明がロジカルに知的生産を重ねて進化してきた『IQ的社会』の一面がある一方で、日本列島に生まれて暮らす日本人が素朴な生物として充実した寿命期間を過ごすため、老若男女が一定の規律概念に従って役割分担する『生命原理的社会』が存在する。日本列島が擁するこの原理的社会組織の首長こそ天皇陛下であり、中枢組織が皇室なのだ。

 だから『日本国および日本人が、国家として人間としてどうあるべきか』を、嘘偽りのない体現で現人神となって発信し続けておられるのである。これをもって憲法に定める『日本国の象徴』という。
 生物が共生する相手、殊に好意を持って協調する相手の行為をマネてリピート動作することは広く知られている。いつか一生懸命に日の丸振って讃えたら、目で見て、耳で聞いて、肌で感じたその印象を忘れてしまわないよう、いつも我が事にして振る舞われたい。この機能性理解こそ、現代の天皇制の意義であろう。
 いま主力産業は弱体化し経済市場は低迷の一途、これだけ厳しい国難を前になお、科学的視点において我らが皇室は微塵も揺るがずその役割を果たし続けている。有難いことである。

 悠久の時の流れを貫いて、この島に暮らす仲間たちに繁栄をもたらすための実務作業が途切れることなく継承されてきたのだ。その実務作業が国家祭事であり、大嘗祭もそのひとつであり、秋篠宮殿下はその開催にあたって皇室の一員としての御判断を、ずっと関係者に伝えておられた。
 それが恐らくは苦渋の決断として、殿下が『聞く耳を持たなかった』という辛い表現を選ばれるからには、一体全体どんな不心得の未対応放置をしおったのか。日本国民としては、まずその経緯の包み隠さぬ詳細説明が聞きたい。

 さらに私が頭に来るを通り越して、怒髪天を突く勢いで激怒したのは、この事実を受けての腐った古電球のぞんざい極まるザレゴトである。こいつ杭打ち用の玄能フルスイングであの汚らしい黒光り、粉々に粉砕してやれないものか。金輪際見たくない。
  『御説明はしていると承知しており、改めて何らかの対応をするとは考えておりません』
 お前が承知するとか考えるとか、ナニ決定権握ってるような勘違いで口きいてやがんだよ?
 先に述べた通り1億2千万日本国民の先頭に立ち、日本国の繁栄を目指して国家組織の意思統一を図るのは、天皇陛下と皇室にその力があって役割を担う。
 皇室直々の御進言を無碍にして祭事の公共性解釈も議論せず、よりにもよってバブル期の実績値をそのまま来年の計画値にして、既に破綻している日本円経済でまだ懲りずに浪費イベントを強行するなど、許す許さないではなく、あってはならない国家破滅の非常事態である。
 畏れを知らないで済まない国家運営層の発狂だ。世はまさに自爆テロ非国民政権である。

 本来なら何をさておいても最優先で緊急処置が必要だとは思うが、さておく側の作業内容の質が悪すぎるので、今回ここで言及するのはやめておく。
 日本人が日本列島で日本国を運営するにあたり、組織性生物として最も重要な『仲間意識の統率』に関心が払えなくなり、一部の老衰個体がいっとき使い捨てるカネ目当ての方が強行されてしまった。このままではいけない、というところまで確認しておきたい。

 こんなことだから、日本が国際社会でナメられっぱなしになるのだ。
 要はカネ目当ての自分都合をムリ通しするためなら何でもやるような奴等が、この日本で国家権力ヅラして立ち回っているワケだろ?北方領土にしても徴用工にしても、コイツらに果てしなく嫌がらせをかけまくってネを上げさせ屈服させれば勝ち、そんな勝負になるのは当たり前だろうが。
 こんな奴等の検閲に怯え忖度でゴマを擂るだけのマスコミが、あたかも半島や大陸のメンタリティを批判するかの論調でゴミ屑のような空論をばら撒いているが、内向きにどれだけ勇ましく吠えようが、結局のところ外から見たまんまの率直な内情の印象が、各国の対日外交姿勢に反映されるだけのことだ。
 世襲のガキが外交得意?メッキの剥げた使い捨てピエロは破れたサンドバッグに過ぎない。

 ではまたまたの引き続き、日本国民の意志を代表しての敢闘をお願いする、野党たち!
 虚しい会話が多過ぎて気の毒なばかりだが、それでも認知症で狂った老人どもの犯罪が国民に周知されるのは有難い。いつもお疲れさま、ありがとう!
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