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【688】哀れなお疲れピエロの出来高清算 [ビジネス]

 ここまでひと通り国という組織の運営について復習した上で、『情報』なる文明アイテムについて考えてみよう。『情報』とは、ぶっちゃけたハナシ『人間がナニガシかの解釈を見出すに値するモノ』といったところではなかろうか。
 『情報』も、それによって見出される『解釈』も、事実である必要もなければ、原理・道理に則っている必要もない。
 だから人間の意識の中だけで、他のあらゆる外力を受けず『独り歩き』するのだ。

 立法機関で議決する法律には文章情報として何でも書ける。
 日本語として意味さえ通れば、実に何でも、である。

 いっぽう社会は現実としての制約を受けて動く。
 自然の摂理にのみ従い、リアル世界の現象としてモノが動き、人間がそれと認識して率直に反応し操作する限りは何でも起こるが、そもそもから自然の摂理に反しているようだと、人間が何をどう思い込んで細工しようが現実の出来事にはならない。当たり前である。

 結論から行こう。
 いま現実の制約を無視して、勝手な思い込みで作文した法案を作ってしまっているのだ。
 立法機関には『国家組織の実作動として現実になる範囲のコトを立法する』という人類文明の限界としての自律要求値があるのだが、それを割り込んでしまっている。
 これが近年の国政迷走の根源的な原因であり、一刻も早く、一部の非国民どもが勝手な儀式により決めてしまったことになっているぶんまで遡って、現実の制約を無視した立法をキャンセルする必要性に腹を括らねばならない。

 例えば『飲食料品には消費税を課さない』という文章ならば、日本社会の隈なくどこでも、日本国民の誰と誰の間でも妥当な解釈が一義的に決まってお支払い手続きが完了する。これが法律の原則だ。
 ところが『贅沢品にはどうこう』『持ち帰り品にはどうこう』という文章ならば、贅沢の定義や持ち帰り先の特定が無限通りの解釈を発生させお支払い手続きが一義的に決まらない。無限の解釈が発生するということは、永久に日本社会において支払手続きが定義できず、ただただ答の無い議論が続くことを意味する。
 こんな文章情報は法律にならないのだ。

 それをまた言葉っツラだけ『現実にやる』と口走ってしまっているので、政策総動員も何も、物事の模索にさえなっていないのが現状である。口先だけどう動かそうが、この世の全員が『こんなもの現実にならない』と確信しているから、放たれたコトバが宙に消えていく以外の展開は必然的にあり得ない。そのまま時間だけが経過していく。

 世襲のガキの独裁状態に陥っていて、誰も意見できなくなってるだと?あほ抜かせ。
 あんな腹こわした老犬みたいな…というとワンコに失礼か、あんなしょぼくれた使い捨てピエロの成れの果てに縮み上がる無能バカがどこにいる?
 こんなもの一見して見透かせる嘘っぱちだが、仮に世襲のガキが、まあ人並までは要求しないよ、せめて足手纏いで邪険にされる雑魚以上の立場ぐらいでいたとしたら、国民相手にあれだけ得意気に吹聴したダメノミクスが成功した風を装った方が、今後まで含めて絶対に得策であることはすぐ判る。
 あとがあると思える限りは、捨て駒で布陣を組んで自爆テロを作戦に選ぶこともない。

 強権発動で消費税率5%引き下げを宣言した方が、政権としては圧倒的に有利なはずなのだ。世論の支持率は間違いなく跳ね上がるし、恐らく税収は増える。
 そうそう『5%から8%にして、消費税収は増えた』と吹いて回るようなガセ情報を時々耳にするが、ウソしかつかない現政権と、そのパシリ吹聴しか流通させない公共言論の、どこから何をドブさらいしてそんな寝言を口走るのか疑問である。
 あっきらかに8%で市場消費が全方位で冷え込んで、そのまんま冷え込みっ放しじゃん。みんな普段から見て聞いて感じて、知ってるでしょうに。
 ともあれ消費税率を5%にすれば、表示価格をひとケタ下げて半分にすりゃ税額が一瞬で計算できるワケだろ?その時短ぶんだけで経済効果は期待できるし、支払額が瞬時に正確に算出できるので購入GO判断も出やすくなる。日本経済は活性化すると保証してやろうじゃないか。

 『バーイ、マーイ、ダメノミクス!』なんてニタニタしながら拳にぎって悦に入ってた時期がいつだったかあったろう。何もかも現行そのままで、消費税率を5%にするだけで、あれが再び手に入る可能性は高い。カード決済の税率再変更も、商品券という印刷ガラ違いの現金バラマキも不要だ。
 かなりの勝率が期待できて当座の手間とコストはとりあえずゼロ、ゆえにその後の展開は少々迷走しても、賛同こそあれ一方的な非難はまずあり得ない。
 何か多少でもやり残したこと・やり直したいことがあるのなら、そりゃ一応の名目上だけでもソーリ大臣のタイトルがついてるうちに、勇み足承知の独断で『消費税率5%』を抜き打ちで宣言するのが政治家の本能というものだろう。本来なら、政治家生命を賭けた人生の正念場であり、乗るか反るか起死回生の大博打に打って出て然るべき局面ではないのか。

 だが、この単純な判断が下せないのだ。
 ホント、成人社会人としての立志も強欲政治家としての野心もなく、オツムの足りないガキが『じいじのカタキ討ち』をおもちゃ代わりの遊び半分に欲しがったとしか見えない。
 たまたま爺さんが無念に思い残した昔話があっただけで、もともと向いてもないのにサラブレッドとそそのかされてその気になり、上げ膳据え膳で祭り上げられたは良かったが、実は『役人老後ウハウハ高給閑職計画』実行役の一番ピエロとして便利されていたと。

 侮辱と気晴らしを目的に罵倒するつもりはなく、人間しっかり正々堂々おのれのやるべきことを決断しながら人生の時間を重ねる心掛けが無いと、こんな薄汚れた不条理な損得売買の結果到達点しか残らないという教訓を確かめておきたい。
  『現実にならない文章を、1億2千万人相手に迷惑がられながら言い放つ愚か者』
 この惨めな選択肢に自分を縛り付けているモノが何なのか理解できれば、試すべき道ははっきり判っているはずなのだが。
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【687】安心ナットク公平ジャッジの落とし穴 [ビジネス]

 前回から引き続き、今度は議会が原理的に抱える民主主義の弱点について。
 民主主義コンセプトで議決するにあたり、最もポピュラーな方策が御存知『多数決』だ。

 …ええっ?うっそでしょ?
 判りやすくその場全員の総意が反映されるし、一人ひとり意思決定への寄与率に差が付くこともない。ツーカーのお約束でほとんど唯一最強の議決方式なのだが、そこに原理的な弱点がある…だって?

 複数の人間が合意を交わし合ってひとつの物事に取り組む場合、多数決が意思決定の質を下げるのではないかとする説があるのだ。私なりに解りやすく単純化した例で紹介しよう。
  『みんな持ち出しの自腹で人助けに出掛けようじゃないか、YES or NO?』
の選択課題が起案されたとする。
 ここで、当事者集団の誰か一人をつかまえて立たせ、面と向かって『なあ、みんなで行こっか?』と尋ねるとYES率が高め、だが全員で多数決を取るとNO率が高めに出る傾向があるというのだ。おやまあ。

 多数決は、『不可抗力の他力本願』で決着する一面を持っている。
 その『他力』とは『自分でない、みんなのチカラ』である。

 人助けはやった方が良い、これは間違いない。寝るヒマも無いほど忙しくもなければ赤貧でもない、ならば深刻な苦境に喘ぐ人たちのために手を貸すのが成熟した文明社会の構成員というものだろう。
 この認識は周囲のみんなにも共有されているはずだから、指名された自分がYESで答えて反対されることはまずない。よって尋ねられた一人はYESで答え、実際みんなも賛成して後に続く。みんなで合意し納得した、献身の人助けチームが完成する。

 では多数決の場合どうなるか。
 無記名式の投票なんかだと、まず誰がNO票を投じた怠け者の守銭奴なのか判らないので、それだけでさっきの場合よりNO率が高めに出るのは予想できる。ではお互いの顔が見える挙手制にしてYES or NOで採決を取るとどうだろう?
 これは私自身も実験検証をやったことなんかないので考えて見解を述べるのだが、結論から行くとやはりNO率が高めに出るのではないかと思う。但し無記名投票よりはマシな程度に収まりそうな気がする。

 要は、自分が怠け者の守銭奴だとバレちゃうにしても、他に手が挙がると『NOを選ぶ自分以外のチカラ』の存在を確信できるため、ジブン優先でゴメンチャイは人間だれでもあり得るよねと、『人間だれでも』の1サンプルになり切ってNOを選択するハードルが下がる。そういうことではないかと思うのだ。
 誰がNOを表明しているのかの個人特定は、ある程度するんだろうけど、自分だけでないことさえ確認できれば、むしろ自分を含めてその個人枠の概念は意識の外に追いやりたい。
 かくして人助けにYESかNOか挙手を求められると、みんな周囲を見回しながら五月雨式に意思表明して、相対的に高いNO率が多数決結果に顕れることになるのだと予想する。
 献身の人助けチームは、固く信じる美しい志の団結があやふやになりがち、となるのだ。

 例えばこの集団そのまんまを、忘れた頃にまた同じシチュエーションに持ち込んで、無作為に一人ずつ指名し集団の代表役で回答させていけば、自然に献身の人助けチームとして立ち上がるはずだ。
 多数決で決定する『組織の意志』には、個人が守る規律意識のすぐ隣に潜む『ちょっとぐらい仕方ないじゃん』の油断が紛れ込みやすいということなんだろうな。

 さて、ちょっと性格ワルくなってみよう。
 結局がところ多数決方式により、最後の最後に『あら~ん、議決でこうなっちゃいました~』の結末にさえ到達すれば、あとはイチ議員としての無力を言い訳にして決着できるのだ。つまり裏返せば、その本命の結末に持ち込むためには、そこまでの過程で何でもやる。
 日本国という社会組織に、周囲を見い見いそろりんそろりん、これってヤバかったりしないっけ…と迷わせ、『ま、いっか』と自分に言い聞せて逃げるように手間を省かせる。
 この仕込みは、支配階級政策を進めたい政治家にとって『仕事』なのだ。これを機会に、生業として巧みに世論を煙に巻く役割に就いている演技派議員をしっかり見抜いておこう。

 おやや、こいつら案外一枚岩って訳でもなさそうじゃん。デタラメっぷりに底が抜けちまった感のある自爆テロ捨て駒チームの非国民犯罪者政権だが、マシな反骨者もいなくはなさそうってことで、他に乗り換え先もないし形だけでも今まで通り支持してやるか。見誤っても自分一人ぐらいどうってことないだろう…
 …その一票を狙ってプロが来るんだから、くれぐれも気を付けましょうぜ皆さん!

 政党が政党だけに『所詮は』という枕詞がついてまわるのは止む無し【674】と、こないだの総裁選を話題にしたとき書いたワケだが、まさにこれがその論拠だ。党内ウチワの騒ぎなら、言動や態度がマトモになった事実をもってコイツがきちんとやれそうだからと、一方を応援して何ら心配事は無い。
 だが国会での議決に影響が出る局面となると話は違う。最後の最後、多数決の波に呑まれる前提でしかあり得ない以上、仮にそこそこマトモを訴えかける信念が感じられても迂闊に応じてはならず、何よりまず『悪い多数派との馴れ合いは一切しない』が絶対優先、最上流・最上位の判定フローであることをお忘れなく。

 これまでの展開からして仕方ないとは言え、やり損ねたウラ取引含み不正政策の残骸を掻き集めて、失敗すっとぼけの夢見演説で所信表明だけやったら即刻の海外逃亡かよ。つくづくどうしようもねえな。
 世襲のガキには『逃げ得は許さない』の処置から必要で、容疑者風情がナニ勝手にあんな場で演説かます発言権あるテイでやってるのか、まずそこから追及すべきだろう。
 野党たち、飽きたりダレたりせず引き続き徹底的に、締まって頼む!

 以上、多数決は確かに便利で納得性の高い意思決定の常套手段なのだが、そこで『各自が発信する、そもそもの意思決定の質』という意外なところに弱点があるという、ちょっと科学的な実用知識でした♪
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【686】大和魂の体重測定法 [ビジネス]

 思い立ったが吉日で先にやっちゃいましょうか、役人組織と政治家のハナシ。

 子供のころ社会の授業で習った立法・行政・司法の『三権分立』を思い出していただこう。日本では国家運営の諸活動を、まず立法機関で法律という情報単位に仕立て、それに準じて行政機関が実務作業として遂行する。これにあたり司法機関が遵法性を適宜に判定し管理している。
 国家のあるべき姿があらゆる利害から隔離された空間で率直に法文化され、それらが選り好みされることなく課題解決しながら現実となることで国家組織の運用が叶う。大勢の人間が社会活動を共有するにあたり、個人間のバラツキや日々時々の気分変動でやり散らかしにすることなく、社会を収束させ決断させ進展させるため、法律条文という言語情報をうまく思考媒体として活用するといったところか。
 よって、これら三権は日本国憲法により、完全に相互独立した意思決定系として定義されている。要はお互いお伺いを立てたり手を組んだりはできないことになっている。

 国会なる立法機関があり、それは議会制民主主義で運用されるものであり、時の与党が過半数を取って多数決議会の決定権を牛耳る原則は働く、まずはこういうことだよな。
 国民に『こんなに暮らしやすい社会にします。具体的にはそれを法文化し、議会にかけて議決を取り付けるまでやり通します。その約束をするので私にアナタの清き一票をください』と訴えて、多くの国民が『おお良い社会構想じゃないか。よしわかった、しっかり頑張ってくれよ。約束だぞ』と応じたら、その候補者は選挙で票数を集めて当選し、晴れて議員になるワケだ。
 ここでポイントは、国民の支持を得てこそ国会議員でいられる因果があり、社会を面倒くさくアンフェアなことにして国民の反感を買う立場になった途端、任期満了と共にその職位を追われるところにある。

 いっぽう法律執行の実行部隊をなす行政機関つまり役所だが、こちらは公務員組織だから、公務員試験をパスするなど一定の手続きをクリアしてしまえば、国民の支持など無くともその身分となる。まあ国に仕える業務スタッフとして品行方正を求められ、災害その他の一大事には我が身を後回しにしてでも社会に尽くす役回りは覚悟せいと。
 だがその反面、立法され公務として定義された作業なら、例えば無理強いの規則で人に作らせたお買い物レシートのスクラップ帳を受け取って一瞥をくれてやり、それを後工程にかけるだけの軽作業を発生都度の五月雨処理として、毎日をだらだら過ごすことだって正当化される立場でもあるワケだ。
 何より、ただの国務従業者だから職場事情に応じてそれなりの異動はあるにせよ、基本的にその職務ポスト専任の役割を維持して勤続する。その立場なりに自分勝手の個人都合は発生するし、業界キャリアの特性上、カネや地位など査定アイテムには極端な執着心も抱きやすい【647】

 結局のところ、どんな仕事も現場最前線で直接作業を処理する人間が、現実を動かす。
 どんな条文で立法しようが、その言語情報に逆らわないと言い訳が立つ限り、社会の実作動は行政に決定権が委ねられる訳だ。『現場作業としてできない理由』をいくつでも積み重ねて、永遠に実地運用を滞らすこともできる。
 裏返せば『言語情報に逆らわせない』を唯一の実力行使の拠り所として、性悪説的な一面を宿命的に抱える行政機関に悪い気を起こさせないよう、徹底的に社会のフェアネス管理を言語化で織り込むのが立法機関の仕事であるとも言えよう。

 この国家運営の構図において立法機関つまり国会は、数年単位の任期毎に選挙で議員を更新し、常に国民の最新の国家観を反映するという仕組みの必然として、自他ともに『どうせ期限付きの一時的職権が前提』の立場とならざるを得ない。
 この条件を押して国会議員で長く居続けるためには、本来ガチの国民目線で時代時代に合った公約を掲げ、いつも議会において強い発言力を発揮し与野党問わず日本社会のためと合意を取り付けて、みんなが暮らしやすい日本社会のルールを整備し続けている実績が必要なのである。本来、ね。
 議員は当選を経て、立法を担う議席に就く。だがその他の周辺作業は公務として、原則は永年継続の役人が固めていることに注意しよう。我々国民は選挙の時だけちょっと気にして、テキトーなのを一人選んで名前を書き落としてしまえば義務は果たせてハイおしまい、そいつはまずまず社会のため国民のためアナタのために動いてくれる…なんていう保証は無いのだ。

 ちょっと殺伐とした内容が続いたので、オカルト系の余談で肩の力を抜いて終わろう。
 魂の重さを測定した逸話、私と同年代の人なら一度はどこかで読んでいるのではないだろうか。高度経済成長期の頃って、サイエンスが良い意味でオカルト風味にユルい拡がりの包容力を持っており、厳密な正確さではなくそっち方面の知的好奇心をワクワク盛り立てる演出として、絶妙に非科学的なおハナシが百花繚乱していたように思う。
 出先で失神した男が気を取り戻すと何千キロも離れた場所にいた話だとか、ある日子供があり得ない遠方他国の実在地名に住む誰それだと名乗って、現地在住者しか知り得ない事実について語り始める話だとか、平成以降の冷たい都市伝説とは素性の異なるアツいSF的な魅力を感じさせるものが多かった。
 どれも子供向けの読み物の題材に使い回されたと見え、みんな大筋で共通するストーリーをどこかで読んだ想い出を持っている。あの文化、教育としても娯楽としても、なかなかどうして侮れない効果があると思うのだが。

 おっと魂の重さの話である。危篤状態の人をベッドごと天秤に乗せて、臨終の前後で重量差を比較するという解りやすい測定法で出したその数値は、3/4オンス=21グラムだったそうだ。
 でもこれって人が死んだ瞬間に半透明のひとだまがヒュードロロと空中に抜け出して、その一匹?が体重21グラム…という概念だよな。精一杯に科学的な思考を巡らせた上で、『意識』と『生命』を一緒くたにした『生きた人格』という単位を想定し、大マジメに複数回測って答を出したのである。
 現代の視点の検証だと、臨終前後に呼気で排出される水蒸気の重さではないかなどと言われるのだが、そんなにあるかね?人は一晩の就寝中にコップ一杯の水を放散するというが、一瞬で21ccって結構な量だぜ?

 ここで何度も組織生命のフラクタル構造について論じているが、今回冒頭から述べたような、ややこしくも不出来な意思決定プロセスが錯綜する結果の産物として、確かに現代1億2千万・日本国の持つ人格像がひとつ思い描けるのが面白い。グズで、フヌケで、他力本願、意志薄弱、内弁慶…
 もし国家規模の組織階層で各国の人格意識が存在するのだとしたら、他国さんは今日の日本国の魂って何トンぐらいに見積もるんでしょうね。あ、単位間違えてる?
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【685】使い回し新古品のカモフラ演出専用機 [ビジネス]

 そもそも税収が不足してるから増税が必要、故に消費税率アップという基本ロジックだろ?
 本当に必要ならば、増税するしかない。敢えて増税すればいいとは書かない。

 消費税率を10%にしておいて、キャッシュカード決済なら8%にするというんなら、とにかく消費者の銀行口座から8%しかカネが出て行かないんだから税収はビタ一文増えない。当たり前である。
 むしろ支払い代行手数料がカード会社に流れるため、税収は減ってしまう。減ったぶんは税収計画値を割り込む負債勘定となり、時間遅れをもって取り直す手間とコストがかかるだけである。そもそもがキャッシュカードを持っていて、カード会社に年会費を収めていないとこの8%据え置きのおトクにあやかれないんだが、そんな余裕のある消費者が何割いるんだ…って、もう何がなんだか解らない。あちこちムダ経費が関係ないところに散発するだけで、間違いなく税収は純減する。
 そう思っていたら、また出たかの現金バラマキ案がチラつき始めた。自爆テロ政党の捨て駒アタックは本当に迷惑千万だ。

 なぜ真直ぐ増税しないのか?端的に、税収は何ら不足していないからである。
 何しろプライマリーバランス黒字化をいけしゃあしゃあと放棄している以上、財務収支バランスは赤字で構わないと割り切っているのであり、ならば度重なる自然災害損失からのいち早い復興を目指すのと、ここ最近の不穏な国際経済失調に惑わされ国内経済が腰砕けにならないようローカル活況を演出するための目的で、消費税は5%いや3%いや数年間はゼロにする経済政策まであっても不思議はない。
 その方が遥かに現実的であり、少なくとも日本国内市場は明確に好転反応を返して来ることだろう。本来プライマリーバランス黒字化の放棄などという荒ワザ財務運営は、このようにオールジャパン至上目的を判りやすく掲げて、期限付きの緊急集中稼動として行うもののはずだ。

 再度おさらいしておこう。
 この消費税制の改変は、いま誰も必要としていないレシート管理を無理矢理に新規公務として規則化し、その新規就業枠に還暦公務員を充てようとする邪心の意図に起源する、日本独自方式のものだ。

 街の小売店で食料品などに低い税率の値札がついて並ぶだけのことではない。
 イートインが外食扱いになるのならないの、店員さんにレシートの『店内飲食禁止』表示を抜き打ちチェックされて、その場で2%追徴課税されるとか、それを拒否して店を追い出され店頭で嫌がらせにゴミ放置するとかのクロスロード選択でもない。
 いま二通りの税率適用の場合分けがドタバタ悲喜劇式に難しいハナシばかりを意図的に騒ぎ立て、国民の関心をそっちに引き付けておこうとする企みが明白だが、そんなものより遥かにヤバい本命の軽減税率制の予備段階であることに気付いて、現段階のうちに抜本的な廃止根絶に追い込んでおくべきと考える。

 例によって、既に決定済事項であるかのように、勝手にひっそりと公開?されている『適格請求書保存方式の導入』【574】をしっかり検索して復習しておこう。
 その異常なまでの煩雑さは改めて解説しない。日本国民の義務として御自身で確認し、日本国民の権利としてこんなものを受け入れるかどうか御自身で判断し、こんなことを計画する人間に向かって意思表示する決心を固めていただきたい。それをやらなかったから、今この惨状になっている。

 本命までの過渡期だからなんだろうが、今般の軽減税率は『まずは日本社会への導入さえできれば御の字』的な軽い間に合わせが目立つ。『軽減税率+還暦公務員=役人老後ウハウハ高給閑職計画』の予備段階を、既成事実として社会の風景にしてしまうところに目的が特化されているのだと見受ける。

 例えば『軽減税率対応レジ』だ。どんなスペシャルなレジ機なのか御存知だろうか?

 ずらり見慣れた数字テンキーたちの左沿いタテ列に、『果物』『雑貨』『酒類』…と、思わず目を疑うざっくりし過ぎのジャンル指定キーが新たに並んでいるのだ。
 レジ係さんは、買い物バスケットからいちごパックを手に取ると、まず『果物』キーを叩き、次いで『2』『4』『8』とお値段を打ち込む。次に手に取ったのが発泡酒なら、『酒類』キーを叩き、次いで『1』『1』『8』とお値段が続く。
 こうして全てのお買い上げ品をレジ打ちしたら、ハイ清算!で普通のレシートが吐き出されてきて、その記載内容をよくよく見てみれば…
 驚くなかれ、順不同に計上された商品たちの品目と税抜き価格が列挙されたその下、『外税10%』の行には10%品目の価格合計値とその10%税額、『外税8%』の行には8%品目の価格合計値とその8%税額が、2行にちゃんと分別され併記されているのである!
 …って、あほか!? ジャンル指定キーはせいぜい5~6個で、これじゃ足りる訳がない。
 まあ前回も作るだけ作って終わったからなあ。今度も国民全員で完全無視するのが正しい。

 そもそも税率というカネ基準の定量概念=人工文明が設定する価値基準に対して、人間が社会生活で直面する衣・食・住の自然な充足度が一対一で現実に対応するはずがなく、つまりは市場経済の原理的レベルで軽減税率という仕組みは成り立ちようがないのだ。
 ここの御贔屓さんは心配ないんだろうが、税率適用のどっちがどっちハウマッチ?で夢中を演じるマスコミ風潮には不用意に乗せられないよう、周囲に広くリマインドされたい。取り合うだけ時間のムダである。

 以前、官僚キャリアパスの特性について考察した回は大人気であった【647】【648】
 近々『役人組織の黒幕が、時の政権を使い捨てていく業態図』の考察でもやってみるか。

 たかがカネ・地位の損得勘定やちっぽけな自分ちの名声ごとき、要は卑しい私利私欲の志望動機しかな持てなかった政治家は、役人組織の悪知恵にいいように翻弄され、歓声・罵声の両方を大衆から浴びせられながら命の限り踊らされる。踊り狂って、役に立たなくなった時点で捨てられ寿命を迎える。
 組織に携わる者たるや、組織への畏れを忘れると、組織に生命を絶たれるのだ。
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【684】観客巻き添え手榴弾プレイボールの叫び声 [ビジネス]

 早速の自爆テロ、隠して隠せるもんでもないし、どうせロクでもない捨て駒野球チームで狙うなら、まさかの大穴ってとこなのだろうか。
 『またあほが、突然に口走り始めた』移民政策のことだ。そのコンセプトの解説から。

 端的に、日本国民の有権者数において移民の比率を上げる。これだけが目的である。
 その理由は、庶民生活の目先のエサを場当たりでバラ撒けば世論や集票に反応が出やすくなる社会にしたいから。永住権を認めるなら、当然そこには社会規則の行方を決める選挙権がついてくるはずだ。
 移民なら、代々続く『日本に暮らす日本人としての郷土愛』はぽっかり無いし、なりゆき次第では次の新天地を求めて飛び出せば済むという淡白な割り切りもあるから、直感的にいま庶民の利として響く政策を前面に押し出せば、少なくとも現状より短絡的に国民の支持を得ることができる。そういうことだ。

 おっと御馴染み、早々の横道になるが、これこそが批判的な含みで使われる『ポピュリズム』というコトバの本来意義である。つまり政策の良し悪しを二の次にして、まず大衆の過半数に取り入って社会組織の意思決定権を牛耳る意図で採られる政治手法のことだ。
 過去にはみっともない誤用例が散見され、例えば橋下徹・元大阪市長や小池百合子・東京都知事が有権者に大人気となった際、政策でまともに対抗できない旧来政権が『こんなのポピュリズムだ!』と捨て台詞を吐いていた姿が思い出される。ムツカシイ政策のことなんか考えるのやめようよ、急速に人気を集めたヤツより昔のまんまが良いんじゃないの、やっぱり良いでしょ、良いに決まった!みたいな。無能の負け惜しみの根拠に使われやすいのだ。

 …話を移民政策に戻す。
 直近の解りやすい例を挙げるなら、『この日本社会を、あの北米西岸の元・大阪姉妹都市のようにしたいのか』という議論になる。御存知、北米は移民の大国だ。

 人類文明社会がカネを共通媒体とする経済空間を持つようになると、どうしてもカネは主に物品の生産力に対応して流通することになり、故に最初は物理的な稼働力が偏ったオトコを基準に文化構造が組み上がっていく。
 だが後に産業革命以降の人工動力の発達や、社会の情報化に伴う非・物理的フェーズの比重激増などにより、オトコの物理的な力量なんぞ他の手段で調達できるようになった。当然、当初の文化的な男女バランス感は平衡点を移動させる局面を迎え、その過程では『軽視され過ぎていたオンナの地位を向上させよ』とする改革派が台頭することになる。
 これは人類文明社会の総観的潮流となる規模で起こるから、それに沿ってうまく大衆を煽れば多数の賛同も得られるし、従って何かの事業でカネ儲けをするネタにもなる【280】【313】

 『性奴隷』なる情報単位の歴史的真偽なんぞハナっからどうでも良くて、それよりも日常社会における女権待遇の達成度に熱心な人たちなんだから、それを貼り付けられて大阪市と言わず日本国が負わされる被害のイメージなんぞ他人事も良いトコ、親身に実感できる訳がない。これでは会話が成立するはずもなく、姉妹都市の関係は解消して正解だったと思う。だらだら継続していると、まさに我々までその感覚に同調したカタチで国際的にデモってしまう行きがかりになるからだ。
 もっとも、裏返して『ちゃんと歴史を研究して真実の在り処に気が向く人は一定数いるんだし、別にいいんじゃない?』と我々日本国民が一斉に思考放棄すれば、どこでどんな見方をされて国際交渉の場に反映されるかはともかく、当面のこの場の限りは、事なかれニッコニコで仲良くフレンドリーな国民性を演じられるだろう。姉妹都市友好ナンタラ企画の興行収支が日本円換算ですべからく黒字になるなら、それをもって経済効果の国益と割り切るのも選択肢のひとつではある。アナタはどっちがよろしいか?

 ここまで移民社会の一時的・一面的特性についておさらいした上で、考えていただきたい。
 来日した他国籍の人々に、浅い在住歴で片っ端から永住権を与えていく必要が、今の日本国にどのくらいあるだろうか?
 確かに少子高齢化で若年層および現役生産力にまで明らかに不足感が出ているのは認める。だが最大の問題は、もう現役を外れて日本社会の生産稼動に十分加担しない年齢層を維持する社会負荷が重過ぎることであり、手を打つべきはこっちだろう。問題は原因に手を打たないと解決しない。
 だがこの期に及んで日本国は自前の若い生産力を元気に解き放つ決心が持てず、なけなしの生命力をボケて狂った老衰組織が食い潰す集団自殺モードから抜け出せていない。

 つい先日、とある経済番組で某エコノミストさんがおっしゃったのである。

 現場が税率を判別できないような、それゆえ不正の横行が今のうちから予想されるような軽減税率なんか欠陥商品ですよ。消費税率10%は延期して、税制を再設計した方が良い。
 歳出のコントロールもできないまま増税すれば、既得権益を増長させるだけで良いコトは無いでしょう。

 お!その通り、さすがじゃん。初めて率直な目で評価した税制論議の公共発信を見たよ。
 そう思ったその翌日、見ていて気の毒になるくらいムリヤリな論旨の展開・転回で、この見識を自己否定させられるエコノミスト氏の姿を観ることになる。
 一見して先の言論を不適切とする判定が働いて、本人に強制してしゃべらせたものだと見抜けるものであった。ここの読者さんなら、かなり大勢の方がリアルタイム視聴しておられたのではないだろうか。
 この国はいつからこんな言論統制のかかる、基本的人権を蹂躙する危険な国になった?

 確認しておこう。経済の専門家の視点から見て
  『消費税率10%アップと軽減税率は、現実の稼動が付いて来ないので延期するべき』
と見解が出された。だがその公共言論を、税制に関与するどこかの誰かが検閲しており、その論旨を自身で否定するよう強制したものと見られる。強制力を未然に先回りする忖度の可能性も含めて、ここで憲法違反のアンフェアを指摘しておく。
 お隣の大陸で『熊のプーさん』がネット視聴できない言論統制を笑いものにする日本のマスコミだが、その実情はこっちの方が遥かに深刻でヤバいことになっているんじゃないのか?恥を知れ!

 この国を、守り抜く。…だと???
 捨て駒野球チームが交わす国家観ガラガラポン心中作戦の合い言葉かよ。
 冗談じゃねえや。失せやがれ、日本史上最低最悪の自爆テロ非国民違法政党が!
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【683】来年リリースの三くだりヒット曲 [ビジネス]

 北米で大人気のカントリー歌手が反トランプ君の声を上げ始めたのが面白い。
 なるほど彼女もただのイチ合衆国民としての立ち位置で自分の意見を発信する権利は間違いなくあるのだから、存分にやれば良いと思う。
 その事実をもって彼女に任意の評価を下す権利が他の合衆国民たちにあるということで、それなりの数の北米ビジネスがトランプ君を支持しているのだから、くだんのカントリー嬢はそのリスクも承知してやっているはずである。
 もっとも反トランプ派のスポンサーさんがまたこれを放っとくとも思えず、チャンスの大国アメリカで、自由市場が強烈な自己主張をぶつけあいながら次のフェーズを模索する『成熟した民主主義パワーの作動音』を感じずにはおれない。隠して黙る、どこかの国とは違う。

 私は相変わらずトランプ君にそれほど否定的ではない【503】【505】
 彼なりにまず北米市場の内需ループを確固として安定させる意図があり、そのために他の対外調整ゴトを止む無しで犠牲にしていくロジックが明確だからだ。ただ良いとは言わんが判りやすい男である。
 シンゾーとの友情で対米輸出の日本車にかかる関税がいくつだって?そんなもの輸入総量に制限かけりゃ全く取るに足りない問題になっちまうに決まってんだろうが。あほか。
 いま貿易交渉の場で日本なんかゴマメ扱いもいいトコで、何もできない無能の犯罪者政権がとりあえず『日本がやられ放題のないがしろでなさそう』みたいに見えそうな文言だけヘッタクソに作文して、国外からはツッコまれないよう日本国内向けのみの内緒バナシにして、それでも明け透けに嘘がバレる粗悪フェイク情報を流してるだけ。疲弊しきった日本経済なんか蚊帳の外、これが実態である。
 何にせよ北米政権の歴史的相場に対して衝撃をもたらしたトランプ君、彼の政策の正否はともかくとして、このほど若年層域の政治関心度を一気に活性化させた功績は絶大だ。

 自身の批判に関して敵意むき出しの罵倒ではなく、『彼女の音楽が25%ぐらい嫌いになった』と返したのは偶然の弾みかも知れないが巧い。反応する社会層の結構な潜在パワーを予感して、迂闊に敵対しないような根拠でユーモラスな表現に乗せて流した感じだ。
 これはつまりトランプ君がまだ自分のやり方で現在進行中の何かを持っており、特に将来に拡がるような面倒な抵抗勢力の出現を避けようとする意図の顕れではないかと思う。まだ悶着も次々起こるんだろうが、悶着起こしながらもゴリゴリやってく気なんだよ、コイツ。
 もう通貨が通貨として通用しないレベルにまで国家負債を積み上げ、そもそもの国家社会の生産力向上も投げ出したまま、階級社会を仕込んで我先にと支配階級に取り入ろうとする、どこぞの破綻国家の犯罪者政権よりよっぽど真摯で誠実に試行錯誤してると思うがね。

 恐らく子供たちの方が直感的に『なんでいきなり4割も安くなるの?元のナニがおかしくて高すぎたの?高すぎておかしい現状をこれまで放置してきた理由ってナニ?』まで疑って、『今度は表立って公言できない、どんな悪いコト企んでるの?』まで行ってるはずなのが、実に唐突に古電球が口走り始めたケータイ料金の話題だろう。
 簡単なハナシで、軽減税率を始め理屈も辻褄もないメチャクチャな財政への反対世論を弱めるためである。

 気を付けておこう。ここの御贔屓さんみたく常にロジカルに物事を考えられる人間なんて、実はそうそう多勢とも言えないのだ。
 ちょいと簡単に思い出す不祥事が気に障っているうちは目を吊り上げて政府に反対、逆に気が収まっているあいだ家計の固定費を大幅に下げてもらったおトク感に浸っているうちなら『考えるの面倒くさいし、まあいいじゃん』でいとも簡単にノンポリ承認してしまうものなのである。大衆で構成される社会だから、この小市民のいい加減さは避けられない世論特性であると割り切るしかない。
 だからなのだが、民主主義と自由競争市場のフェアな作動のもとに暮らしたい日本国民は、社会全体の自律意識を率先して、『生活シーンの一瞬で感じる損得ではなく、将来まで含めた正常な総中流社会』が維持できているかどうか目を光らせておかねばならない。不自然なおトク感政策には毅然とNOを突き付ける判断力の展開と普及が必要だ。
 皆の心に残っている高度経済成長期の記憶を、警戒心の自律トリガーに利用するため敢えて『総中流社会』という懐かしいシアワセ表現を持ちだしてみた。いかがだろうか?

 直近で心配なのは、ケンポー改正の御破算を自覚している世襲のガキが、犯罪者の宿命たる自業自得の結末を認められず人生観の拠り所を失くして、ナントカ学会ゲタ与党との裏取引の残務だけを断片的にやり散らかしてしまうパターンだ。
 トランプ君みたくまだこの先やる気があるんならともかく、壊れた一番ピエロと捨て駒野球チームは『志半ばにして立派に散る』みたいなイカれた様式美に酔払って、自分ら向きに涙流してオシマイだろう。国民不在の消化試合になる恐れは大きい。

 ファイル棚を片付けていたらキャリア設計の研修資料が出てきた。『自分が考えない限り、誰も真剣に考えてくれない』とメモ書きが残っている。そう、その通り。
 若者たち、政治は『もう終わったボケ老人』主体にしておいて良いはずがなく、あなたがたが自分で自分の将来を考えて、決めていく世界なのである。
 まずは俺さま式に『~したい、~に興味がある』とマイ欲求、次に『~が得意、~の知識や能力がある』とマイ兵器、あとは『ジブンって一貫してこんなヤツ!』というマイ人格、これらをひと言ずつで三行書き落としてみよう。
 それがアナタだ。そいつがたった一度の人生残り何十年かを、ああでもないこうでもないと幸せに騒ぎ続けるには、何をすればいい?

 軽減税率や還暦公務員、中身カラッポのケンポー改正とやらは必要か、それともそんなものカンベンしろよの願い下げか。決めなきゃ現実に何を行動するか考え始められないぞ。
 秋の夜長に好きな歌でも聞きながら、とりあえず初期回答ひとつ決めてみな♪
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【682】温厚なド近眼の老化診断書 [ビジネス]

 懐かしの高度経済成長期の頃、小学校の先生が授業中の雑談で『ノンポリ』という言葉について話してくださったのを憶えている。
 そのちょっと前が『日本社会のあるべき姿』を命懸けで争った1960年代の過激な学生運動の時代だったからか、一気にまとまった数の『政治無関心層』が拡がったのは一大社会現象として共通認識されたようで、『自分たちの日本社会なのに無関心で良いのか?』という疑問を籠めたこのコトバが世間一般マジに流通していた。

 早々のちょっと横道だが、大卒がまだ少数派という環境において更に頂点レベルとされる『イイ大学』で、敵対する思想グループのメンバー相互が鉄パイプで殺害するのされるのの事件さえあった時代のことだ。アナタは普通にガッコに行って、数学の授業から英語の授業に講室を移動する最中、いきなり日本国の反乱分子として廊下で背後から殴打され短い一生を終えるという結末が想像できるだろうか。
 その勢いで優秀な思考好き・議論好きの学生たちが『将来の日本社会はこうあるべき』という信念をぶつけ合っていたのである。とんでもない攻撃的な世相ではあるが、日本国があり余る若き生命力に手こずりながら成長していた姿にも見える。

 だがそのうち学生運動も下火になり、社会人領域では労使が争うストライキも消滅し【12】、生産年齢の現役主力層では『政治なんか他人任せ』が当たり前となった。
 終身雇用に身を預けて職場と家庭を往復するだけが一般的な生活スタイルとなり、政治に興味のある人種なんて『ちょっとかつての学生運動的にアブナイ思考回路を持っている』くさい見方をされたりもして、そういう手合いと険悪な言い争いになったり、よもや敵対人物として意識されたりすると良いコトひとつもないので、政治なんてのはモノ好きでわざわざ出て行ってやれる連中に任せっぱなしにしとくが賢いとする風潮が普及していったのかも知れない。私はまだコドモだったのでわかりません…

 …というのが本当はおかしくて、当時のうちから『ティーン世代にもなって政治に無関心なのは、先進国で日本ぐらいのもの。みんな自分が暮らす社会の政治は第一級の関心事だ』という話はよく聞いた。高度経済成長期にあって、手放しで好調な日本経済活動を信じていられた時代ならではのことだろう【644】
 実際、既に欧州では若年層失業率がふたケタという事態もしばしば報じられ、伝統と格調のイメージがある欧州先進国なんだけど、ジブンを強烈に主張する個人生活優先の家庭ファースト時短社会ゆえ、日本みたく『国をあげて馬車ウマ稼動で経済を正常化するぞ!』という訳にもいかずにタイヘンなのだろうなあと、いい加減な推測だけして薄らボンヤリ聞き流していたものである。
 因みに『日本人は世界一おとなしい』ともよく言われており、『こんな愚政、もし外国だったら誰も従わないし、全国でデモが散発して政府を屈服させるはずなのに』とも言われたものだ。

 日本人はDNAレベルから『組織の民』だと述べたが【283】、生まれ持っての崇高な志で仲間との幸福な共存共栄を目指す特性が備わっているなんて考えるのは、買い被り過ぎなのかも知れない。
 この日本列島に長らく育まれて、自分個人の都合を強く意識し主張する傾向のDNAが淘汰され、理屈抜きに何となく周囲に流され自分個人の自由度や幸福度が切迫して直感できない傾向のDNAが生存率高く生き残った可能性を感じてしまう【404】
 ここで再確認すべきは、自分個人の自由度や幸福度が鋭く的確に『直感』できなくとも、いざ現実に直面すれば、人間それなりに重たく『実感』はできてしまうことである。将来の現実を予測し自分の意志・行動決定に跳ね返すあたって、自分の自然で素直な感覚を拠り所にしての自己確信度は鈍いが、その時その場をリアルに迎えての徒労感・嫌悪感や諦め・投げ出しなど、ネガティブ心境は相場通りバッチリ味わって気力が萎えるのだ。

 これが世界に他例の無い『失われたウン十年』『慢性デフレ』に効いているのだと思う。
 まず日本社会が高齢化により組織認知症を発症、本来なら組織と反目し、組織から心理的・物理的に距離を置いていき人知れず寿命を迎えるような老衰個体が、社会の中に居残ったまま一定数を超えた。これにより国家運営を老衰志向で腐らせようとする集団自殺モードが一部ローカルで起動する。

 ここで日本人の組織の民DNAが裏目に出てしまい、国家債務が再起不能に積み上がろうが、議会制民主主義を蹂躙した儀式制独裁主義が横行しようが、絶望の将来予測絵図と真剣に向き合わずお互い指摘を押し付け合って未処置で放ってしまったのだ。
 そのうち集団自殺モードが野放図にエスカレートし、組織離脱の老衰特性を共通の軸に数が集まって新組織が形成されてしまい、健全なる生命体として日本国組織を維持するための法律に抵触するまでに到ったのが、今般の『国家運営機能を跨ぐ犯罪者政権の組織集団』である。
 コトの良い悪いとは無関係に、組織が形成されるところ組織力が発生する。集団自殺モードは組織性を帯びますます手の付けられない悪質な組織文化に拡大深化しながらも、なお一般国民の組織の民DNAが『組織の決め事をテキトーに看過しては、いざ不快な現実を迎えて活力と希望を失い続ける』という泥沼から抜け出せず、負のスパイラルを積み重ねていった。

 改めて現状を見直してみよう。
 既にやってしまって日本社会全員の記憶から消せない事実として、世襲のガキが改憲目当ての裏工作で不正を摘発され、コイツが改憲なんぞあり得ない犯罪容疑者のイメージまで出来上がっている。
 だからこそ職位の履歴それだけで冥土の土産、将来には何の希望も持っていない、この捨て駒ポンコツ野球チームが指名され結成された。叶わぬ悲願を背負ったまま力尽きる役割で組閣するとこうなるワケだ。

 これは組織認知症患者が好き放題を繰り返すうち、いよいよ組織本体の自然な生命維持本能に突き当たったと見て良いのだろうか。癌は大きくなり過ぎると患者の生命と共生できなくなる、それと同じだと。
 私としては、日本人が組織の民だという事実は、何としても仲良く生産性高く誇らしい優位性にしておきたい。ここまで解説して、今回はお開きとしておこう。
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【681】賞味期限切れ終活ゲーム詰合わせの税込価格 [ビジネス]

 やれやれ、やりたくない消化試合のため嫌々掻き集めたような全員野球チームだな。
 まあ、やっちまうとして玉砕とも言えないザツ~な自爆テロがミッションの決死隊だから、見映えしない捨て駒が目立つのも無理ないか。

 例によって、結論から行こう。
 もう世襲のガキのケンポー改正とやらは可能性から消滅している。完全アウトで決着だ。
 自覚はあるんだろうが、だからってコイツだけの判断で素直に諦めも表明できない。

 まあ世襲のガキが爺さんのカタキ取りに執念燃やした私怨のくだりなんぞどうでもいいとして、問題なのは、ナントカ学会ゲタ与党と交換取引の対極にある『軽減税率+還暦公務員=役人老後ウハウハ高給閑職計画』が道半ばの宙ぶらりんで止まってしまうことである。
 この軽減税率は、消費税率を10%に上げないと『痛税感の緩和』とやらの目的に対して数字的に格好がつかないため【349】、つまり消費税率のアップは現時点で景気の如何に関わらず、何が何でもGOが前提となっている。
 前の総裁選の討論で、『予定通りの消費税率アップと軽減税率の導入』を口走ったのは、そうしないとナントカ学会ゲタ与党、ひいては役人組織との交換取引を裏切って投げ出す布石の含みになってしまうからだ。今それはできないので、犯罪者組織の一番ピエロとしては、交換取引を予定通り遂行すると国民に向かって宣言する以外なかった。

 だが今度は日本経済の現実がそれを許さない。
 今年続いた災害どころか、2011年の311東日本大震災の経済ダメージすら修復し切れていないのに、ここに消費税率をアップさせようものなら、戻るはずだった日本国の生産力が戻らなくなる。
 そもそも災害など無くとも消費税率を上げると市場の消費マインドが冷え込み、消費者の購買力が落ちて消費税収もそのぶん減少する傾向にある。税収減にまで割り込む可能性も高いのは、よく知られた話だ。
 何よりも今回、日本経済市場において、まさに生産性の全く無い…というかマイナス影響しかない軽減税率を無理づけしようとするのだから、やれば単純計算で確実に、日本経済は今以上の底なし沼に沈むしかない。
 世襲のガキもこれは判っているはずで、かねてから『経済最優先』などとフカしてきた手前、消費税率10%+軽減税率の経済破壊工作を今ここで断ち切らないとヤツ個人的に自己矛盾するのだが、まあ世襲のガキは犯罪者組織ファミリーの鉄の掟がこの世の何よりも怖いんだから、何もできなくてしょうがない。こんなの生まれ落ちたのが日本の間違い、解るだろ?

 整理しよう。
 まずケンポー改正と消費税率アップは、現時点で既に、国民目線で『ナシ』だろうが。

 一方もうカラータイマーが点滅しちゃってる世襲のガキ、既に自分の心中で現実味がぐらつきまくっているケンポー改正になお未練を引きずって、可能性ゼロを知ってのヤケッパチで『ポクちゃん改憲、絶対やるんだもーん!』と居直りたい。そして実際『秋の臨時国会に』などと居直ってはみた。
 だが国民の側に急ぐ理由が全く無い。勝ち目の無い私怨のメクラ鉄砲乱射で終わりだろう。

 で、敗色濃厚だからこその、まさかの『忘れられた犯罪者・甘ちゃん坊主』【423】再チャレンジ登用ではないかと見ている。もはや人目は気にしておらず、その捨て身っぷりもアピールしつつ、またしてものつるんで重犯まで腹を括った感じだ。
 袖の下だのネコババだのは常人だとつい躊躇してしくじるので、何度か手を汚した覚えのある前科者が選対裏工作の適材適所というワケだ。なるほどナットク、確かコイツも犯罪とぼけて誤魔化したまんまだったよな?

 ナントカ学会ゲタ与党としては、世襲のガキがあり得ないケンポー改正の幻チョウチョを追い続けて、このまま軽減税率と還暦公務員の交換条件履行フィニッシュまで踊り狂ってくれればサイコーなのだ。
 『役人老後ウハウハ高給閑職計画』は首尾よく手に入って支配階級特権のウマい汁が吸えるし、ナントカ学会の九条フェチには『ほおら戦争したがりで頭の悪い自称保守バカ政党は巻いてやったろ、今後も指示通りの票とカネよろしく~』と格好がつく。
 世襲のガキをチクチク苛めながら、ケンポー改正だけポシャれば万々歳というワケだ。

 総裁選の討論以降、解禁にはなったくさい取扱注意ワード『軽減税率』だが、特定の品目の消費税率を8%のまま据え置くとする以上が語られている様子は無い。未だに食品なんかに税率低めの値札が付くだけと思っている人は多いのではなかろうか。改めて解説しておこう。
 いったん消費税率10%で全ての買い物をした後、対象品目のレシートを消費者個人がいちいち整理して税務署に提出するという煩雑な作業を強いられ、その審査と払い戻し事務処理が新規発生の公務になるはずなのだが【435】、そこの肝心な説明は今なおなされている様子がない。
 兵庫県篠山市は『市名を丹波篠山市に変えるかどうか行政だけで決めるべきではない』という判断が下され、有権者の半数以上を集めての住民投票で判断することになったのだが。

 なぜ軽減税率のような、日本国民全員の日常生活に多大な影響を及ぼす仕組みが、国民へ十分な周知もされずに勝手に決まったことになり、今なお何がどこまで進んでいるのかひた隠しにされているのだろう?掃いて捨てるほどいるマスコミが、実にひとつも言及しない・できないのは何故だろう?
 欧州の軽減税率システムとは異なり、いま日本で秘かに仕込まれているのは、消費者の生活に重い工数負担をかけ、日本社会の生産性に何ら加担しないムダ作業で、還暦公務員が年収800万で新規公務にありつくというシナリオの『軽減税率+還暦公務員=役人老後ウハウハ高給閑職計画』である。
 何を言い訳するにしても、いずれ日本国民の目に対して蓋が開くその時、こんなものが納得して受け入れられるとでも思っているのだろうか?

 つまるところ、世襲のガキがケンポー改正込みでナントカ学会ゲタ与党との交換取引を丸ごとギブアップするか、やはり犯罪者組織の鉄の掟が怖くてダメを承知で契約履行してしまい大混乱か。まあどっちも政治家としては致命的な失点になるし、ここは捨て駒よせ集めのポンコツ決死隊で行くと。この党内人事、せいぜいそんなところだろう。

 壊れた一番ピエロは、数々の演目をそそのかしてきた操り師の糸を自力で切り去って、何よりカネ払って見に来てくれる観客=納税する国民への至高の恩を認め直せるのだろうか。
 それがナメた態度のテメエで抜かした、日本語でいう『真摯』なのだが。

 軽減税率なる新規公務も還暦公務員も、次世代の研究そのほか若年層の生活や教育の充実に先立てる理由など無い。
 ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑先生が『科学の長期研究は未来への投資だ。現状日本はそれを軽視し過ぎている』として、我が国の研究開発予算事情について指摘しておられた。
 日本国は、国家組織の生産たる『仕事』と社会の循環機能たる『カネ』を理解できていない。
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