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【667】嘘つきピエロの叶わぬ幻想送り [ビジネス]

 平成最後の終戦記念日を迎えた。
 内閣の靖國参拝はナシ、以前の私は『日本国運営の一端を担う者たるや、かっちり公の身分として靖国神社にお参りするのが任務のひとつだ』と言い続けていたのだが【321】今はもうやめた。
 裁きも受けず罪償いもしていない犯罪者どもに靖国参拝の資格などあり得ない。日本人の一人として、この犯罪者政権の非国民群衆には、一匹たりとも、一歩たりとも境内に踏み込んで欲しくない。参拝せずで大正解だ、褒めてやるから失せやがれ。

 立件プロセスをとぼけ通せば『贈収賄めおと犯罪』の容疑追及から逃げ遂せて、あまつさえトップ職位の座に継続で立候補できるっていうのだから悪い冗談みたいな政党集団である。
 推定される事情を解説しておくと、政治家・役所・司法まで含めた機関横断型犯罪者組織の利権分担組が党内に相当数散っていて、こいつらとしてはまず自党が組織認知症の赴くまま完全犯罪遂行に向かって走り切ってくれないと困るのだと見た。
 もう国民世論がどう反応しようが何の批判を浴びようが、犯罪者組織の構成員には決め事を動かす役者のコマが揃っているはずだから、例によって形だけ法案成立を一方的に主張すれば勝てるとの魂胆であろう。いつもの通り組織を跨いで犯罪者総出で囃したて押し切ってしまえば、全てはそこからのなりゆき任せ。
 どうせ何もかもぐちゃぐちゃになるし、途中インチキ社会情勢調査の捏造情報で申し合わせて法案を組んだとか、それをとぼけて真実と混ぜこぜにして議論に投入し国会を欺こうとしただとか、前代未聞の組織的犯罪の数々は多過ぎるが故ウヤムヤにしてしまえば記憶に残りづらく、いずれ誤魔化し切れるとでも当て込んでいるのだろう。つくづく程度の低い人種である。

 とは言えなんだが、こないだ6議席増の時に『これは必要なことだからやるのが当然』みたいな脳足りんのくるくるパー発言が漏れ出たのが気にはなるのだけれど、『贈収賄めおと犯罪グループ』の一味とはあながち一枚岩にも乗ってない口調なので、ちょびっと興味あるのが茂るビシバッチである。
 『どこまでできるかだが』と中途半端な伏線を張りながらも、少なくとも与党員の立場から『軽減税率を止める』という方向の意思表示をしたのはコイツが初めてじゃないだろうか。

 1.この出口なき暗黒のどん底経済における軽減税率導入のメリットは何か。
 2.いま軽減税率導入を中止した場合のデメリットは何か。
 3.軽減税率が現状案で社会改善策とする根拠、およびおのれの採否判断は?

 発言の端々に聞こえる『国民の幸福への奉仕』『国会の公正な運営』や、『謙虚に丁寧に国民の納得と共感を得る』『自由闊達に真実を協議し決断する』あたりの日本語が、どこぞの世襲のガキの口先三寸ウソ八百と違って、『俺はまるまるガチの本気だ』と宣言できるようなら、そして『自党の不始末の責任を負って絶対に軽減税率を廃止に追い込む』と啖呵切ってコトバ通りやり切るのなら、応援するぞ。

 少なくとも近々には、改憲論議など到底ムリである。
 証言を拒否し続ける『贈収賄めおと犯罪』の被疑者や、『国家意思決定の場における捏造・隠蔽』を主たる手段とする犯罪擁護組織ごときが、日本国憲法に一文字たりとも触れる由縁など無い。
 一旦は改憲論議を凍結で棚上げし、日本国の課題アイテムを減らすのが賢明であろう。

 現行の日本国憲法条文にある日本語表現に問題があるのは確かだ。
 我々日本国民は国家安全保障の将来像を固めつつ、同時に『憲法記載の日本語ありき』ではなく、将来において万一現実との乖離が起こった場合には、いち早く必要な処置を考え始められるような機能性文章を組まなければならない。
 ここを変えないと、思考停止型の九条盲信に端を発するムダ論争は無くならないと思う。それはその通り。

 だが一般国民の国家参画意識とまるで関係の無い個人的な因縁で『自分にこそ改憲の名誉を』と執着する身の程知らずの馬鹿ガキがいたとして、これが前時代式の『リーダーポスト=組織の支配者』みたいな勝手な勘違いで舞い上がり、改憲の国家課題を私物化してしまっては国民みんなが大迷惑する。
 『ポクちゃんに改憲やらせてくれたら、還暦公務員の特待身分制度を新設させてやるじょお』
 何が3年任期に耐える気力体力があるかないかだよ、せめてやらかした罪を洗いざらいゲロって真面目に償い身ぎれいにしてから、そのへん気にした風を口走れっての。

 『改憲』なる国家組織運営の歴史的操作は、この機会に『腐った血筋の家宝目当て』という忌まわしい動機からすっぱり断絶させるべきだ。
 イチ国家として自然な問題意識で取り上げるならば、『改憲』に率直に感じる必要性だけで国民は普通に関心を持って議論を始める。その議論を尽してフェアな多数決で回答を導き出す、それだけの話である。
 元の動機が奇妙な個人事情含みなのが判るから、国民みんな自然な流れで改変検討に同調しないのだ。そこも承知しているクセの諦め起点で、まず国民を切り捨てて改憲の強行だけに狙いを絞ったので話が混迷している。議会の過半数さえ取れるなら、国民の生活なんぞどうなろうが知ったこっちゃない、と。
 そのボロさを役所化けの議席数ゲタ政党につけ込まれ、軽減税率+還暦公務員という役人特権階級の理想郷、逆福祉ニッポン化の社会転覆政策に手を汚す役回りになったってことさ。余計な関心事をでっち上げるヒマがあったら、もう一回のオマエを筆頭に、やり残した証人喚問を片付けていくのが先だろうが【633】

 これまでの政党としての所業を振り返るに『所詮は』の枕詞がついてしまうのだが、まあ総裁選の候補者討論とやら、面白そうなので是非やってもらいたいところだ。
 何もかも無かったことにしたい世襲のガキは抵抗するだろうが、もう黙って隠して、日本社会が無気力・無関心で済ませてくれる時代ではなくなっている。とにかく引っ立てて了見を問い質し、月並な表現だが『逃げ得は許さない』社会風潮で追い詰めて然るべきだと思う。

 なるほど他の連中みたく辺りをソワソワ見回して発言がころころ寝返るタイプでもなさそうだし、どちらかというと嫌いなタイプの印象ではないな。
 そんな訳でしばし、ビミョーに私はビシバッチの味方についてみることにしよう。
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