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【633】若返り夢見る三半規管の認知症緊急対策案 [ビジネス]

 水で満たした透明ゴムホースの両端をつなげて輪にしたとしよう。ハチマキのように、その輪に頭を突込んでみようか。おっと、水の中には小さく刻んだ色紙をひと摘み混入しておくこととする。よろしく。
 フィギュアスケートのスピンのように、立ち姿勢のままその場でくるくる回ってみよう。傍で誰かがあなたを見ていたなら、ホースの中の色紙は止まったまま、あなただけスピンするのが確認できるはずである。中の水には慣性があるからだ。
 この時あなた視点で見れば、自分に対してホースの中の水は回流している。ホースの内壁にたくさん細く柔らかい絨毛を生やしておけば、その倒れる方向で回流を感知することができる。

 これが人間の三半規管の作動原理だ。この世は三次元だから、x軸・y軸・z軸の三方向に輪っかが揃えば、自分自身の動的な三次元空間認識が叶う。だから三半規管の解説図には輪っかが三本あると。
 で、この繊細な流動感知の機構は、周辺空気の圧力波を検知するのにも適していた。鼓膜の振動が『あぶみ・きぬた・つち』の3パーツ構成でできている耳小骨を介して内耳に伝播し、これが聴覚の音感として認識される。日常生活で耳と言えば音を聞く機能を真先に思いつくが、搖動・振動で捉える物理的環境の統合把握センサーなのである。だから眼球と共に、人体の最上部かつ脳への最短距離に配置されることになったのだろう。
 それは解るのだが、故にヤク離脱症状が本当に慢性的でしつこい。離脱過程の炎症がもたらすのは皮肉にも四六時中ひどいモスキート音の耳鳴りであり、私にとっては地上最悪の意地悪症状である。

 だが、ふと気が付いた。これはもしかして、離脱過程が過ぎ去って身体の再構築が完了したら、若者限定のモスキート音が聞こえるようになったりするのではないかと【195】
 勝手な空想で期待だけを膨らませてもしょうがないんだが、こりゃ賭けの楽しみのひとつには持っとかないと。もともと早くから密閉型のイヤフォンを耳栓としても解釈し、オープンエア型と使い分けながら耳を大事にして生きてきた自覚は、人並以上にあるつもりだ。
 これで高音可聴域の限界が若返られたなら、たかがこの5年半なんかお安い支払いってことになる。残りの人生、まだまだ何倍も良いことをして暮らしてやろうじゃないか。

 ともあれトラブルを抱えると精神の安定に揺さぶりをかけてくる危険察知の器官ゆえ【620】、知識を揃え落ち着いて自己観察の視点を保つことが大切である。
 これもまた『この程度、たいしたことない』で自分を無視して何事も無くやり過ごすワケだが、それでも特に今週に入ってからの事務チカンの一件にはイライラとムカムカが募りまくり、心穏やかにはいられなかった。まあ私なんぞが独り言を吠え出す前に日本社会のあちこちから非難の矢が次々と放たれ、御存知の通り事務チカンの野郎は辞めると抜かしおったのだが。

 日本国に暮らす女性たち、事務チカンもあの脅し状を書いたクズ野郎もセメント屋も絶対に許すなよ。お嬢さんが泣いて終わるハナシでも、恥をかかねばならないハナシでもない。
 私は世間一般にいうセクハラ概念は中身カラッポで馬鹿馬鹿しくて大嫌いなクチだが、本件はそんなものと次元の違う、思い切り原始的な感情域で癇に障っている。一切をなし崩しにせず、ここで見せしめに社会運営の場から完全抹殺・再起不能にまで追い込んで、きっちり結末まで確認するべきだと思う。
 華麗な学歴だエリート王道の職歴だって、このゴミクズ野郎のどこが人の世で暮らすオトコとして人並以上だというのだ。外道が!

 近年の過去事例の傾向とこの政権総崩れの空気からすると、世襲のガキが海外逃亡している間に残党がいきなり意味も無く解散を口走り始め、政権に跪くばかりの腰砕けたマスコミが雑魚のつぶやきをフル増幅して解散の大合唱…という展開が、『またしても』頭にフラッシュバックし始める。
 ほう、今度はGW明け狙いかよ?だがもう自爆解散はやめとけ、工数とカネの無駄だ。

 ここ最近の国政の混乱は『社会が組織認知症という病理現象に気付き、その破滅を呼ぶ宿命的症状が仕込んできた犯罪含みの不正政策を、今ここで阻止する』という、日本社会組織の自我の生存本能によるものだから、解散したところでその後の流れは変わらない。自爆解散選挙をやったらやったで、当選議席数に現時点の免疫力回復の到達度が反映されるだけである。
 何度か述べている通り、これは立法・行政・司法の三権に跨って日本国が重篤に罹患している組織認知症をどう特定し撲滅するかの問題であり、今さらちょっと外交で点稼ぎだとか、それで政党支持率の数字をいくつ持ち直すだとか、そういう日和見情勢の雲行き論ではないのである。

 未だに『野党が諸問題にこだわるばかりで、重要な法案審議ができていないのが国難』という論法が通用すると勘違いしている政府広報パシリ言論が散見されるのには呆れるばかりだ。その法案ってのが、機関横断型の組織認知症患者の隠蔽と捏造でできたものだと日本社会の過半数にバレたから、今があるんだろ?現有の不正法案を審議してどうするんだよ?

 簡単なハナシで、世襲のガキにアッキー、もう一回ペテン眼鏡、あといっぱいい過ぎて面倒くさいので以下略、ひとり1日ずつ連日証人喚問にかけ、かかったヤツは訊かれたことに正直かつ日本語常識的に素直に回答していけば良いだけのことだろう。それが普通だし、そうであればとうの昔に揉め事の真相なんか全部解明できている。
 そして語り合うべき本題、例えばどの犯罪者組織が、どんな犯意で『裁量労働制にした方が時短になりますよ』との根拠で議決させようとしたのか、世襲のガキは何を目当てにこれを真実アピールする共犯の道を選んだのか、ちゃんとそういった『狂った不正法案の発生源を突きとめる本来議論』に移れているはずだぞ。
 極端な隠蔽が目に余る軽減税率なんか、時間を巻き戻していの一番に精査し内容の完全開示が必要だと思う。そういうのが国会の正しい審議事項ではないのか。

 野党たち、いま日本国民は組織認知症患者の速やかな特定と排除措置を望んでいるのであり、ここは闇雲な倒閣や政権交代をがっつく姿勢にならないよう慎重に御注意されたい。こんな雰囲気だからこそ思慮深くも冷徹な、容赦ない追及をお願いする。
 その限りにおいて、引き続き応援を続けたい。連日大変だと思う。ありがとう!
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