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【623】邪心と無念の有効確認件数 [ビジネス]

 前回から続けて怖い話をしたかったのだが、あまりにコトの転がりが悪いので、こっち。
 日本国組織の自我が心得た結論は、随分前から決まっているのだ。無駄な茶番は、事態を悪化させるだけの逆効果にしかならない。ボケ老人ども、諦めな。

 その結論から行こう。この犯罪者政権と、それに調子を合わせた役所、丸々全部が悪い。
 組織認知症が蔓延する旧来日本社会の慣習では、『上』とされる職務ポストは組織の共有資本を私的流用して良いことになっている。よって、その『上』をそそのかして気前よく共有資本を出さておいて、自分はそこにありついて生き延びるという生存形態が成立する。
 ま、右傾礼賛のビジュアル象徴的なガッコ作れば、後に改憲騒動が盛り上がって来た時にもお互い目立てるワケだよ。ガッコにしても右傾が売りの政権にしても、いい取引ってことだな。

 実にまんまと国有地が価格崩壊で用意され、ハコが建っちゃってました。これが事実だ。
 日本国組織の共有財産が、して良いコト悪いコトを見失った『上』気取りの認知症老人どもによって、勝手に捨て値で売り飛ばされていたのである。

 現代御時世の法治国家たる日本国は、もちろん国民の誰から見ても納得できる公正性をもって共有資本を運用できるよう、きちんと仕組みが法整備されている。これに対してこのほど妙な慣習で、公正性のない勝手な売買を隠してやっていたことが明るみに出た。
 公務として処理するからにはまず顛末の記録を解りやすく残す必要があるし、公正性に逆らっている自覚のある関係者は、少なくとも自分個人の意思がそれを推進したことになるのは我慢できないだろうから、『これは誰それの意向が働いて、こうなりました』の根拠を書き残す。これが『改竄前』版である。
 いっぽう価格破壊の理由が『ボケ老人どもの勝手』と部外者に見えてしまっては困るので、そのあたりの記載をごっそり消去した書面を並列で用意、これをもって約1年前に国会の場で『価格破壊の判断にまつわる記録はありません』と証言された。これが『改竄後』版である。

 ここに法の管理は間に合っており、まず一件の業務処理について、その処理事実を記録した以外の別版をでっち上げる行為は『公文書偽造』とされ、また国会でその事実を知りながら、本来版の存在および記載内容を隠蔽・否定する行為は『偽証』として違法判定することになっている。判るね?

 誰が指示したも彼が指示したもない。忖度がどうたらも、一切関係ない。
  『ウチワで示し合せて日本国の共有財産を違法プロセスで売買した』
  『その違法性がまかり通った理由を、関係者一同で知り置きながら隠蔽した』
という政権ぐるみの機関横断型・組織的犯罪なのである。
 ナニが『財務省による、財務省のための情報操作』だよ。お前ん家ひっくるめて丸ごとクロだってことぐらい皆が知ってるんだから、いちいちワザとらしい三文芝居で時間の無駄やってんじゃねえっての。ウチはいついつまで知りませんでした、なんてハナシの辻褄が後付けで合うワケねーだろが。
 なお国家運営の仕組み設計上、隔離されているはずの会計検査院まで連動してしまっていた事実は極めて重い。こういうのを『ヤバい話』というのである。

 もう日本社会の認識は決定済であり、どうせ首実検で上記一連の事実関係の確認を取るだけなんだから、ペテン眼鏡とアッキーは問答無用で証人喚問キマリしかないじゃん。あと理財局の中間管理職やアッキー秘書あたりは現場に詳しいヤツが判断してくれれば良かろう。
 然るべき場で『証言』を取る、これにより書面などの物証に残っていない事実関係も洗い出して、不正な意思決定に関わった者は全てきちんと悪事を吐かせて罰して、もちろん職務ポストの首は落とし、そこを別の人間で入れ換える。ここまでやらないと、ウソ書かされて命を落とした気の毒な職員さんが犬死に終わってしまう。犠牲者が一人じゃないって本当なのか?
 このへん野党たちには半端に腰が砕けないよう、反発の完遂以外あり得ないことを再確認願いたい。国民目線で、この犯罪者政権が押し引きを経てナニがどこまで行きそうか…などという呑気な話ではないのである。
 こんなもの日本語表現の加減や言論の押し引きでどうこうなる段階はとうの昔に終わっており、今さら『行政全体の信頼を揺るがしかねない事態』も何もない。健常者のイチ日本国民としては、『犯罪者政権のど真ん中で嬉しそうにふんぞり返っていた自称リーダー・自称責任者の総本山が、余計なゴマカシをこそこそ刷り込んでんじゃねえよ』の一言である。
 揺るぎない事実を眼前に突き付けられても、頑としてそれを認めない自己主張に執着すれば、周囲の健常者が辟易して根負けし、何となく不始末が未処置のまま終息してくれる。これは組織認知症患者に共通する甘ったれた妄想世界観であり、組織生命を大切に思うのなら微塵も取り合ってはならない。

 さて、いま日本社会にとって大事なのはシステム思考、不正が判明したのはこのガッコの一件なのではあるが、じゃあ他の案件は公明正大の大真面目でやれているかどうかを確かめる問題意識だ。
 ここで繰り返し話題にしている軽減税率、あれはセメント屋にウソ突き通した褒美で就けてもらって、ペテン眼鏡がアタマ張ってた役所だぜ?【434】【475】【574】
 我々国民の生活負担は凄いことになるんだが、何故こんなにこっそり『公開』されている?
 還暦公務員制度、何故こんなに『チョイ出し』で周知の既成事実化が進められている?
 明らかに不自然じゃないの、おかしいでしょうが。
 こちらに関しては、連立政権のもう一党が主犯格の可能性が高い話はしたが【592】【606】、ならばこっちも似たようなことになっている可能性は十分にある。どうだろうか?

 ここ数年の履歴はこの犯罪者政権の所業ゆえ、不正まみれのイカサマ国家運営を疑ってまず実務段階への移行は踏み止まるのが正しい。間違えた損害に痛い思いをするのも、手直しの負荷と時間に迷惑するのも、若年層に比重のかかった日本社会の健常者であることを再認識すれば、将来の国力のためこの局面で手を緩めない方が間違いがないと思う。
 長寿には、帰属する組織との関わりに自己管理と責任感を保証する覚悟が必要なのだ。
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