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【618】組織いのちのホットライン、真剣相談の初回通話 [ビジネス]

 閲覧数が凄く伸びるということは、関心が高いということなんだろうな。厳しい話を続ける。

 誰にも了解を取らずに軽減税率を勝手に決めて、お次は還暦公務員の新設。
 時間労働制の定時基本給に対して、裁量労働手当を乗せた額を同列で突き合わせて『給与の増加』を言いたいだけの裁量労働制拡大。
 その一方で、子供たちの教育費無償化は、やはり今ここへ来てすっとぼけか【596】
 コイツら前の選挙で、教育無償化の約束は、最初から破るつもりでウソをついていたのだ。

 人間ひとりの姿かたちで、その口から直接チンプンカンプンの故障した日本語情報を放たない限りは、なかなか『認知症』と診断されないのが旧来日本社会の呑気な日常慣習だが、まあそれでも、アタマとココロが人並な内輪の誰かが必ず止めにかかるものだ。裏返せば、こんな壊れた発信が平然となされる場面で、そこに見えている顔には全て『ダメになっちゃった人間』の症状が顕れていることになる。
 嫌がらせ、腹いせのつもりはない。私にとっては『ああ、なるほどな』という印象である。

 組織認知症はなぜ発症するのだろうか?ひるまず真面目に考えてみよう。
 いや表立って『コイツ、社会生活を送るのに支障が出るような知能のビョーキですよお』と指摘するなんて酷過ぎる。これはフツーの人の良心や思いやりに照らして全くその通りなのだが、ではその暴挙が原因で発生する損害については、誰がどう処置するのか。
 ここで、面と向かっての酷い個人指摘は社会において違法行為=犯罪にさえなり得る一方、暴挙の損害が、実は我々の暮らす社会組織にとって致命傷にまで達するという現実問題に気付いておこう。

 法律とは、国家組織がその生存をかけておのれ自身に命じる精神規範を、国民が意思疎通に用いる言語という『情報』に変換して、組織内みんなで掲げて共有するものである。
 いま国民の労務状況がどうなっているかを自己診断し、組織生命の観点から病的な無理作動が検知されるなら、そこに対策をしよう。あるいはより良い方向に進もう=具体的には法律として書き落とす情報を変えよう、という課題があるワケだね。

 大袈裟な脅しをかけるでもなく、生物である以上は病気を看過すれば、痛み苦しみなどの不快感に精神的な不調も伴って、国家組織は活力を失いいずれ死滅にも到る。
 ならば、労務現場の実態調査で得られた結果を捻じ曲げたニセ情報を捏造し、それを根拠に法案を主張するヤツがいるという事実が何を意味するかは理解できるだろう。
 そう、日本国組織を殺そうとしているヤツがいる。
 社会転覆的な雰囲気が漂うのは絶対に避けたいのだが、正直そういうことであり、意図して語感を丸めずに『日本国を殺そうとしているヤツ』と書いた。

 人間がこの日本社会に生きて暮らすからには、望むと望まざると日本国組織の生命力にあやかっているという原理が大前提として存在する。よって、解りやすくは『お互いさま』を動機とする、安心で快適な組織への関わり方をする本能が備わっていれば、何の問題も起きない。
 また人間は、鋭い牙や爪を持たず、バイオレンス外力や環境変動から身を守る固い甲羅や丈夫な体毛も持たない。つまり地球上で『単独生活しない、できない生物』として十分な進化過程の時間は過ごしていると思われる。
 従って健全な人間単体は、何かしら『互助』や『共存』の志向特性は備えているはずなのだ。

 だが『高度文明人類のなす社会組織』という新生物は地球上に誕生したばかりで、まだその模索的な生存形態を取捨選択し切っていない…とする考え方はひとつ成り立つと思う。
 これが当たっていたとして、今の日本社会みたいな種はいずれ淘汰されて絶滅する流れが予想されてしまう。世界に他例を見ない、自組織の将来世代を食い物にした桁外れのマイナス国家財務が象徴的だが、これは国際国家群フィールドを見回して、日本国だけに極めて特徴的な衰弱モードであるといえよう【546】
 『飢餓状態のタコは自分の足を食う』という通説の真偽は知らない。だが少なくとも21世紀に入ってからの生物・日本国組織は、それと判って生存本能とはかけ離れたデタラメ作動に生命力を費やし、その反面、最も若く元気で将来性のある足から貪り続けている。
 組織生命学の視点で見る現状では、生物・日本国組織は明らかに認知症を発症して発狂、残存する自身の生命力が尽きるまで、自殺をめがけた自傷行為をやめようとしない。

 組織と個人はフラクタル関係にあるとここでは何度も述べているが、では皆が嫌がる自傷行為の横車を押してくる人間単体スケールの発現フェーズがどんな光景になっているか、よく見て考えねばならない。しっかりと認識し、覚えておこう。

 最後にもう一発、いい加減で終わらすとコワいだけだが目をそらせない、イノチの原理原則の話をしておこう。
 生物が摂食するのは何故か? 食べたいからだ。
 生物が睡眠するのは何故か? 眠りたいからだ。
 では生物が死ぬのは何故か? 条件が揃えば『死にたいから』があり得るのではないか?
 これは人間意識の情報化による不老不死のハナシをしていて【559】、もしそんなことになったらどんな新規展開があるのか気になって思い及んだもので、まだあんまり思考を整理できていない。

 『日本国組織は死にたいのだろうか?』なんてところまで考えないといけないくらい今日の国政は地球上生命体として狂っており、だがこんなテーマもはぐらかしたり誤魔化したりせず、真正面から考え抜いて希望に溢れた現実解を導き出せるなら、2025年の万博誘致は大いに意義があると思う。

 日本国組織のイノチをまるで大切に理解できない非国民のクズ政治家どもが『この国を、守り抜く』だとかテキトーな大ウソ寝言をたれおって、おまけにあろうことか改憲論議だなんて身の程知らずも甚だしい。冗談じゃない、お前らにゃあり得んよ。
 こんなこと日本列島が沈没しても、我々日本国民は許してはならないのだ。
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