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【613】ココロとカラダ、働き方の理解の仕方改革 [ビジネス]

 年度末を迎えて、どうやら致命的レベルのぶっ壊れモードは過ぎ去ってくれつつあるような。自分の稼働力の根源から崩壊させられる困窮度としては、間違いなく過去最悪の異次元級であった。
 まあ何事も自分ひとり嫌がろうが困ろうが、現実そうなる時には本当に何でもどうにでもなるワケで、次が来たら来たで最善策を模索しつつ全力で捌くのみである。命や後遺症の心配が無いのは有難く、それにしても私の免疫力って何点まで回復しているのかねえ。
 恐らく『健康人としては、ココ』みたいな基準点が一律カッチリ決まっていて、そこに到達して完了するのではないんだろうな。私の身体なりに余力ある限り免疫力は向上していき、これに応じて何度も体組織を壊しては作り直しながら、いずれ平衡バランス点で釣り合うところまで行って、そこで落ち着くのだと思う。実感である。
 シチ面倒くさい手順ではあるが、割と使えそうな効率解の方法論が見つかりそうなので、うまく整理でき次第紹介したい。多くの人々にとって、将来医療コストの削減につながると嬉しいんだが。

 さて、まずは直近の前回ラストから、横道の刈り取りを。
 人間が感じる『意識』『感情』の実体イメージの不安定さについては述べた【555】
 個人的にはその解答例のひとつとして、仮想臓器のような系統別プログラム単位のいくつかで機能分担するコンセプトを提案し、いい加減で申し訳ないが、意識や感情が臓器に宿るとする言語表現の研究にヒントがあるのではないかとも考えた【611】
 う~ん、ディレクトリがこれって言っちゃっていいものかどうか、イマイチ逡巡してますが…

 例えばストレージを分担する部位を極端に強化するだけで、『頭が切れる』がすぐ『頭に来る』性格が顕れてきたり、電源の制御速度を倍速にするとすぐ『胸が熱くなる』とか『胸が詰まる』タイプのおセンチ屋さんになりがちだったりする可能性なんか思い描いてしまう。
 一見、非常に奥深そうな神秘性を湛え、良くも悪くも規則正しくメカニカルな仕様値モノの部品特性とは対極的に映る『民族別メンタリティ』が、実は一昔前の自作PCデバイスでよく騒いだ『メーカー毎のクセ』『組み合わせの相性』程度の現象だったりするのかも知れない。

 実は子供の頃から疑問だった。
 人間には脳みそがあり、そこで情報処理がなされるのだから、精神は脳みそに宿るとする定説が、まずある【611】
 でも脳みそってナニかというと、早いハナシが無数の神経細胞のネットワークとその隙間を埋める脂肪でしかない。神経細胞というと、あのニューロンやシナプスで構成される通信索である。
 あれ?これって、言ってしまえば導線だけでジャングルジム組んだようなもんで、電池もなければモーターも電球もスピーカーも無いんじゃん。せいぜいが、あって切り替えスイッチのみ。これじゃ、脳単独では何にも起こらんはずじゃないか。
 小さい玉っころみたいなのが脳みその中心に一個入ってて、これが『精神臓』もしくは『意識臓』です…なんてのは、無いワケ?無いんだよな、少なくとも今のところ。

 これはつまり、体じゅうの心臓や肺や胃や腸に肝臓などなど、みんなで『精神』『意識』『感情』みたいな概念のココロ作動を分担しており、各々の分担ぶんが各々から発信され脳みそに届いてインタラクションしてるだけ、という仮説も立てられるぞ。
 脳は各臓器の信号を交通整理したり組み合わせたりするだけであり、その組み合わせ方や、その因果として起こる様々な身体各部の生体反応は、進化の過程で人間同士いや生物同士だいたいお揃いとなるようなDNAを残して、後は淘汰されたと【68】
 だから精神状態に応じて、あたかも脳みそ起源であるかのように、そこそこ一定パターンの電気信号の通信現象データも取れたりするのではないか。これだと人間の動作解析において、無意識領域がまず起動し、後に意識領域の実行決断の自覚が付いてくるという順番にも逆らわないような気がする。
 また人体内部の高度情報ネットワークの中で、進化を経て『然るべき』とされている最適臓器が、生物が活動するのに最も自然な情報を自律発信して、人体各部が協調し全身総合の効率的行動が決まるという『自然起源の組織ネットワーク最適解』にも整合すると気付こう。

 脳神経科学の専門家の皆さん、いかがでしょう?ハジケ過ぎですかね?
 一方AI開発においては、この設計コンセプトで何か作っていろいろ実験してみると面白いし役立つと思うのだが、こっちもモノになりませんかね?

 ちょっと話の持って行き方に迷ったまま妙案ないので、ぶっ飛びを承知で話題を転がす。
 AI開発もそうだが更にその先まで行って、社会組織の構造設計にまでこのコンセプトを試したい気持ちがあるのだ。
 最近このクラゲ仮説で遊び始めてから気付いた偶然なのだが、だから機能別クラゲ型の大阪都構想・特別区は未来志向の可能性を秘めていると思っている。導入当初はあれこれモメるだろうし、試行錯誤と選択の繰り返しでしんどいコトもあるだろう。
 だが、もう1段階スケールダウンしたウォーターフロントの人工島にカジノIRを構え、地区別に機能を割り振って通信網を張り、島内はベーシックインカム導入として、社会組織の実用作動実験を走らせる。ここで得られた結果を次々と大阪府市政にフィードバックしながら、この高度情報化社会に適した社会運営システムを見つけていく。

 こんなやり方で、優秀な若い世代に日本社会の運営を任せて行けないだろうか。

 今ちょっと忙しいはずなのでそっとしておくしかないんだろうが、西の大阪がこれで動くなら、対比実験のサンプルとして東の東京がいて欲しい。小池ねえさん、器用にチャンスを引張り出してくれないかな、無茶に急がないから。

 横道一本、刈り取り終了!…まで行けませんでした。株価の話もしたいのに…
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