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【1324】ジブン情報体ユニット構成図の制作期間 [ビジネス]

 今年も師走になってしまった。脱ステ満12年完了時点の答合わせをしよう。

 結論からいくと、まだ完治できていない。残念!
 最早あっちこっちボリボリ引掻きまくったりもしなくなったのだが、アタマの中心と手首足首から先に、いつまでもしつこい残症状をひきずっている感じだ。やれやれ干支巡りの二巡目突入かよ。

 ここ2年くらいは『クスリ焼け』の解決に時間が掛かっている印象が強い。
 調子の良い時には腕全体が痒くもなくきれいな肌になったものだが、日焼けもした覚えがないのに無駄に色黒になっているということは、いずれ必ずそれが元に戻る過程を通る日が来るな…と腹をくくっていた。なるほど見事に予想通りだ。
 クスリ焼けの黒は、時が来ると赤熱して腫れて痒くなり、アトピー荒れの様相になっては粒状に点々と出血して、その度にほんっの少しずつ色が抜けていく。すんなり一回で綺麗に抜けては終わらないため、既に色が抜けたところの白と、アトピー荒れの赤と、まだ残る黒の三毛猫カラーで生きていかねばならない。
 ま、ヤク中の実態ってこんなもんですわ。皆さん気を付けましょう。

 当代最新の…というか、もう結構な以前のうちからのハナシなのだけれど、量子物理学の世界において、物理量やその定義の基礎概念が、信じられないような新解釈で語られるようになっている。中でも驚いたのが『物体に質量を与える粒子』の概念の提唱だ。

 つまり『モノがある』だけでは質量は発生せず、例えば最初そいつをハカリに乗せても針はぴくりとも動かないという現実が起こり得ることを意味する。投げようと思って手に取っても重さが無いし、投げても素手を振るのと同じ感覚しか返って来ない。真空中なら一応、素手の終速度と同じ速さで飛んでいくってことになるのかなあ。
 何かにぶつかっても何も起きないはずだが、そもそも質量が無いんだから運動量も運動エネルギーもゼロだし、だとすると『ぶつかる』んだろうか?

 『物体に質量を与える粒子』というものが存在してるって、粒子なんだからそこに超・微小なスケールで物体の構造空間の隙間に紛れ込んで一緒にハカリに乗る、そうすることにより質量なる物理量がこの世に発現して、ハカリの針は振れるし、人間が持つと重さを感じる…だとか、そんな解りやすい単純なモデルじゃないよな、絶対。
 多分まだ概念の提唱だけの仮説段階で、実際『物体に質量を与える粒子』の存在の確認にまでは到っていないはずである。凄すぎて理解できん。知らん。

 …で、なんでいきなりこんなムズカシイ話を持ち出したのかというと、ステロイド離脱過程を体験しながら、昔は『暑いので汗をかく』だとか『筋力を酷使してだるい』だとか一連の素朴な現象として認識していたことが、びっくりするぐらいそれ以上に分解・分離されて我が身に起こるのだが、満12年目の残症状とは、まさにバラバラの身体現象の部品というか残骸というかの気長で不思議な処理、そんな感じなのだ。
 体調不良であることには間違いないので嬉しくはないけれど、将来の自己診断に活かせそうな新発見は、それなりにいろいろと習得できている。かつて『吐き気』について原因別の細分化は紹介した【1010】

 例えば風邪や乗り物酔いでは、体内のどこかが病原体にやられて壊れるなり、連続するG変動に揉まれて失調するなりの状態となっている。
 で、それらトラブルに呼応した痛覚やめまい・嘔吐感などの不快感が発生すること、そして更に気分が沈んだり思考能力を失ったりして、情報生命体的に機能喪失することは、実は別々の現象単位なのだ。風邪ひきや乗り物酔いの時に、一連の現象詰合せセットで強く意識されるため、その姿で分解しようのない最小単位として『風邪で頭痛がする』『乗り物酔いで吐き気がする』と感じるだけである。
 ステロイド離脱をやったことのない人には、人生で一度も経験したことのない意識の果ての外側のことなので、想像しようにも無理めなハナシではあるのだが、ちょっと頑張って多少は通じそうな関連事象の例を挙げてみよう。

 いわゆる『沈黙の臓器』『サイレント・キラー』などの呼称で扱われる無自覚疾病は、重大なトラブルが起きても、それに呼応する感覚検知の仕組みが人体に備わってないが故のものだ。またいつだったか、夢中で他に気を取られている人が自分の大怪我に気付かなかったりする事例も紹介した【1004】
 逆に発生源のトラブルなんか何も起きていないのに、下流側単独の結果系情報出力で痛覚などを感じる『幻肢』はよく知られている【116】
 そしてステロイド離脱過程においては、風邪や乗り物酔いなど何の原因入力がなくても、痛みも不快感もなくても、下流側の情報処理機能が停止と回復を脈絡なく繰り返すのだけれど、ここに到って数十秒から数分くらいで往復する頻度が上がっている。

 情報処理機能がONの時は、脱ステ中の身であることがウソのように気分爽快、仕事も遊びも全く関係なく、何もかもやりたくて取り掛かりたくてしょうがなくなる。もちろんOFFになった途端、一瞬で火が消えるんだけどさ。
 中間なく結線vs断線をイメージさせる、断続の区別が明確な背反事象だと感じる。

 『処理対象となる事物が目前にある』『自分の情報処理機能がONになっている』
 単純にこのふたつが揃った現実を、素朴に五感で認識すること。そう、それだけ。

 いわゆる『やる気』とは、本人の人格が『情熱』や『使命感』などポジティブ能動ロジックを起動するとか、御褒美をめがけて動物由来の『欲望』の衝動が湧き上がるとか、そんな情緒ストーリー的もしくは生物サイエンス的なスピリチュアル現象ではないんじゃないすかね。
 コンピューターは『課題がおのれの記憶容量と演算速度を超えていて処理不可能』と判定しない限りは額面スペック作動で『やる気満々』、しかし容量と速度の不足により演算プロセスがつっかえちゃった瞬間にガツンと停止してしまい『やる気喪失』だ。
 人間のおセンチ系メンタル概念も、実は機械知能と同じような、演算動作の結果的な状況認知に過ぎない可能性を感じる。『やる気がある』んじゃなくて『動作成立を感じて平穏に浸ってる』だけなんじゃないか?

 前にも述べたと思うが、この切り換わり状態は触診で特定することが可能であり、うなじの正中にぐりぐりと結節が指に当たる時 or 当たらない時でぴたりと的中する。数十秒単位・数分単位の出没でも、それに合わせて結節も出没する。たぶん脊髄がむくんでいるからで、もちろん出ている時が調子悪い。
 脱ステ初期は鈍痛もあり、首廻り一帯を不快感が渦巻いていたものだが【1115】、もう感覚的に辛いような自覚症状はなくなっているのが有難い。
 もっとも頭部の中の脊髄で離脱が進んでいるからには、後ろ髪の生え際や眉毛から眉間、小鼻の両脇、口の周りが赤く熱を帯びて断続的に痒くなるのが避けられず、鼻腔・口腔に咽喉も日替わりならぬ分替わりで、鼻水・口内炎に喉荒れなどにやられ不便っちゃ不便である。まあしょうがない。

 手首足首から先は、流血ダラダラこそなくなったが【1263】、まだ楽器を触ったりDIYで高度な作業をしたりするのは、失敗の後悔が嫌なのでやめている。
 直近ここ3年ほど、夏前に好調期で喜んでは夏のうちに調子が上がらず困惑、涼しくなり不調が露わになってきて失速し年末年始に絶不調…のパターンが続いているので、まだ警戒態勢を解いていない。

 以上、満12年目でこんな感じだ。答合わせの結果は『完治しません』であった。
 時間はかかっているが、恒久的な後遺症の兆しも無いから納得して観念して、引き続き油断せず先へ進むことにする。次の答合わせはいつにしようかね。

 まだまだ処理対象になる私の人生の余白は長くて広いんだから、確実に行きます。
 いま極限の地獄にいる方、どうか御幸運を。いつか訪れる10年先にグッドラック!
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