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【1147】仮想バリューIQの新世代ブロックチェーン [ビジネス]

 おや急にキッシーが高跳びしちゃたよ。いなくても誰も困んないけど…と思ったら。

 いなくなる時も存在感なくて気にならなかったキッシーだが、今朝いつの間にか帰ってきたとかで、いきなり『国際秩序を揺るがす暴挙』がどうたらこうたら、イミフに火薬臭い寝言をタレ始めたようだ。
 もう国内じゃ誰も相手にしてくんないんで、わざわざ花火が上がってるとこに出向いたアピールのテイで、日本円経済自爆の狂乱散財宣言を外向き勝手に言いふらしてきました…みたいなことでなきゃ良いけどね。

 カバおばちゃんの件はさあ、そもそもから謝罪とか撤回とか誰もそんな議論はしてないんだよ。五十歩百歩のダメオヤジ学級委員長が風紀チェックのお小言を入れたとか入れないとか、それも含めて何からナニまで、全部時間の無駄だっての。
 カバもカバだが、バカもバカだ。マジで今もこいつらに、毎月100万円もの国民の血税の使途不明スルー認めてんのか?

 マスコミがその存在意義たる社会機能をもって、民間事業体の自由市場競争としてチマタに流す商品コンテンツは、各社が腕によりをかけて自前で内容を構成・管理するのが当然のはずだが、そこに政府が圧力をかけてたんじゃないかってところが焦点っちゃ焦点だろ?
 言ってしまえば、こんな圧力の素振りからあった時点で、マスコミが政府を総叩きにして発信源を炙り出し、公衆の面前で血祭りに上げたあと二度と政治に絡んでこれないように『晒し』で葬り去っていなければおかしい。突込みどころ稼ぎどころをちゃんと押さえないから、SNSにお株を持って行かれて商売あがったりにもなるんだろうが。
 『また』が二度と無いよう、顛末はぐらかす関係者は全員クビでいい、こんなもの。

 さて、こんな現状がくだらな過ぎて本題への持って行き方に迷ってしまうのだけれど、ええい結論から入ってやれ。
 人工知能AIは、今や『社会流通情報のブロックチェーン』として機能し始めている。

 元々は仮想通貨で聞き始めることの多かったシステム管理コンセプトである。その仮想通貨の流通参画者仲間が共有するネット空間で、あらゆる取引が後戻り不可の仕組みで記録され、その台帳が公開されていくというものだ。
 例えば、破綻の行く末を知りつつ自分はその責任追及の矢面に立たない腹づもりだけ勝手に決め込んで、日本円経済を場当たりに揺さぶるようなマネをする経済自爆テロも、個別に明らかにされ摘発されて阻止できるのである。みんなで共有する通貨の機能を守るために、みんなで相互監視し合いましょうと。
 なるほど通貨流通量の管理方策として信頼性は高く、だからかつてのビットコインは堅調に普及を拡げていった。だが取引件数が増え過ぎて相互閲覧管理が追いつかなくなり、事業分裂するしないで揉めるという問題も起こしている。

 ここ最近の急発達で、公開AIが社会の不特定多数のヒトにとって、十分な理知性を感じながらコミュニケーションできる相手としての情報体になった。ユーザーからの語りかけに対して、ヒト並どころかヒト以上に充実した内容の情報を、普通の会話テンポで次々と回答出力してくれるようになった。
 ひとつには、返される回答にヒト並・ヒト以上を感じさせる情報の質・量の満足感の向上が効いており、どうやらそれは内容データ要素の幾何学図形的な構成に乗っかった情報提供によるものなのかも知れない、という話はした【1142】
 で、この情報構造に基づく『自然な人あたり』のIQタメ印象もさることながら、『誰か個人の意思決定に従うものでない』という実感が、むしろユーザーの支持・共感を得られる一番のポイントなのではないかと私は思っている。

 何かのトピックについて会話を進めるにあたって『真実』『真理』の定義は案外とあやふやなものであり、人それぞれ『真実』『真理』は全然違うのが普通だし、それどころか自分一人の中でもコレだと確固として決まっていない場合も多い【1143】
 言われて気付くそんなヒト個々人の『真偽観』において、まず頼りにされるのが『世間一般の多数派の見方』=共通認識なのだろう。
 周囲の他の連中に同調して社会性を維持しておきたい生存戦略もあるんだろうが、そもそも同じ人間なんだから、当該トピックの関連情報を習得したら、自然と収まりどころは似たり寄ったりの認識になりがちなのは当然のこと。『世間一般みんなの認識』として納得して収まったら、その件は関心事でなくなってオシマイってことでもある。

 何年か前にマイクロソフト社の”TAY”くんだっけ、野放しにしていたら人種差別発言など良からぬとされるコトを覚えてしまって問題視され、突然のお蔵入りにされちゃったりもしたものだが【434】、このところ次々と公開されているAIくんたちはキホン対策が打たれているようで、例えばユーザーがヤバい絡みで話しかけると『そういうコトするとアカウント失効するよ』と警告で返したりするのだそうだ。
 とにかくそんな安全装置も付いた最新の公開AIは、確かにまだヒトの感覚に噛み合わない屁理屈でトンデモ自論を展開したり、間違えて探してきたのか創作したのか、嘘八百を並べて根拠めかしてマコトしやかに解説したりしながらも、微笑ましく(?)見守られて、インターネットの大海に揉まれながら学習を繰り返し急成長している。

 AIくんだと、おややちょっと待ってよ?と思うような言動でも『ヒト個人の意図がそこに無いから、むしろ周囲のヒトたちの方が』素直に直視し、的確に対処することができているのが面白い。やれあっちで合成画像のヘンなフェイクニュース流した愉快犯がいるとか、こっちのこのいかにも科学的論調を装った政策スローガンは悪意の世論操作だとか、愚かな人間どものみっともない誤作動を尻目に、公開AIはどんどん『ヒトの誰にとっても信用される理知的判断能力』の完成度を高めつつあるのだ。

 発信源が、個人じゃダメで大勢ならOK。ヒトじゃダメでヒトじゃないならOK。
 でも単に大勢を機械で足して頭数で割った平均値がOKという訳でもなくて、あるデータ変換の方策で大勢の総意を反映させ、それを十分コンパクトに整えた情報を抽出できた時、その結果出力値はヒト過半数の共感・支持を得られる。
 つまり『情報のブロックチェーン』ではないか。その具体的方策らしきものが見つかりかかっていて、いま既に個人保有の階層を離れ、誰のヒト個人の操作の手も及ばないグローバルネットワーク空間の雲上の上層域で、新たな意思決定系統の歴史を刻み始めており爆速で発達進化中…というハナシだと面白いんだがなあ。

 『アナタがどう聞いたか知らないが、あの時ワタシはこう言ったつもりです』とか『アナタがそう解釈しただけだ、ワタシは違う』とか、遂には言い訳ナシにやらかしといて『自分の記憶にはありません』とか、後出しで故意に回線をもつれさせ日本語を通じなくして、一方的に言い張って横車や不始末を済まそうとする黄色いサルが後を絶たない。不毛な持久戦に持ち込んでの、相手の根負けが目当ての常套手段である。
 ヒトとしてのコミュニケーション空間を荒らす迷惑な破滅行為であり、ヒト社会の理知性規律が失われて、この通りヒト社会のサル山退化が進むのだけれど、これからはここにAI回答を割り込ませる解決策が選択肢として期待できると思う。
 『情報ブロックチェーン』を活用し、ヒトの総意をヒト組織の納得する相互管理の抽出にかけ『ヒトが許しても、AIを含むヒト社会が総意として許さない』結論として対峙させるのだ。現状の公開AIで十分適用可能だろう。

 ところで、昭和時代よりも教科書的な『いい子』像が絵空事の理想でなく身近な現実として普及した、洗練された学校環境に育った昨今の若い人たちが、年長世代とくに昭和ダメオヤジ文化としての『チカラ関係』『馴れ合い同好会』みたいなものと折り合わない原因も、こんなところにあるのではないか。
 彼等は古き良き日本社会のヒト対ヒト・個人対個人の精神文化に照らして、ときに習得が疎かだったり粗かったりするのは事実だが、理想像にフタをして個人事情に取り入って群れに居場所を恵んでもらい、残飯で食いつなぐような生来のサル畜生ではない。

 若い人たち、ヒトとAIの共創社会枠を造る時代だぞ。賢い未来にグッドラック!
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