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【1146】花火ムダ遣い理由のAI言い訳文面 [ビジネス]

 NHK朝ドラ『舞い上がれ!』も大詰めになってきた。私の個人事情として、大阪下町だ飛行機だ機械加工現場だ…などなど何かにつけ波長の合う内容だったので名残惜しい。
 『おかえりモネ』以降すっかり固定視聴者になっている私だが、ストーリー構成や演出などドラマ制作の完成度が、時にAI実験適用を疑うほどよろめく一方、さすがというか役者さんたちは粒揃いの演技力であり、これだけで受信料と釣り合うかどうかは別として、私にとっては視聴する価値のある貴重なテレビ番組となっている。

 『舞い上がれ!』に関しても役者陣の選出と配役の絶妙さが光ったが、スタニスラフスキー・システム的な現実解として成功しているというか、恐らく舞台裏で役を離れた役者さんたちのヒトvsヒト対面の人間関係が、劇中の人物相関図ととても自然に嚙み合っていたものと見受けられた。
 本来、完成品コンテンツの高品質感=リアリティ溢れるコミュニケーション空間の再現…を目的として、最初に出演者体制からこの効果を狙ってラインアップしていくのが理想なのだろう。ムツカシイんだろうけどな。

 例えば青天井で制作費をかけ、現地出張ロケの天候待ちまで徹底し、画面に登場する人物・事物を掛け値なしのモノホンで抜け目なく揃え、ベテラン役者陣が完成された台本を完璧にこなしたとしても。
 そこに、ヒトの自然な精神反応の応酬としてのコミュニケーション空間が展開していないと、もういきなり途中を飛び越して、その世界の土台からナニから丸ごと全部、子供も逃げ出す粗悪な『ガラクタ大根芝居』に落ちぶれる。いわゆる『歯が浮く台詞』を突き付けられると、それが我がコトに向いてなくともヒトは凄まじい羞恥心と嫌悪感の本能プログラムが強制発動するものであり、とても1分と観ていられない。
 少なくとも私の観てきたNHK朝ドラ直近4作はこの領域に真面目な品質管理意識が感じられ、その達成度はともかく好意的に興味深く視聴している。続く『あさイチ』で朝ドラ出演者がゲストになっている回は見逃せない。

 そんなこんなの『舞い上がれ!』だけれど、シメを2025大阪万博につなげる筋立てはなるほど良いアイディアだと思う。
 劇中にしてもリアル商売にしても関わっている技術者は実情を解ってるはずだし、ここは『空飛ぶクルマ』でよろしかろう。市場トレンドの盛り上がりにうまく賢く乗っかって、オイシイとこをちゃんと食うのが技術屋ビジネスマンだ。

 何しろ航空機は軽量化がイノチ、パーソナルサイズのVTOL(垂直離着陸機)ともなると、乗員に重量物の持ち物なんか許されないし、加減速や旋回で空気相手に踏ん張る以上は相当な姿勢変化でGを受け止めることになるから、やっぱりガチの交通機関というよりは短距離・短時間のアトラクションなんだろうな。動力喪失時に滑空できない弱点はどうしようもないので『故障したら即墜落』の宿命を、どう現実的に受け容れるかがポイントになる。悲惨な墜落事故だけは起こさないように、頑張れ。

 さて前回からAIの話題を続けるつもりだったのだが、ちょっと予定変更。米無人偵察機『リーパー』に露スホーイSu-27戦闘機が燃料散布した上に空中接触を仕掛けたとする報道があり、その事実記録とされる動画も公開された。
 無人機運用の作戦となると我々一般人の目に触れることなどキホン無いはずで、今般の事件は非常に珍しく興味深い。
 ぶっちゃけたハナシ『どうせ無人機』なので、危険を冒して低空から偵察をかける訳で、だとすると濃密な空気中だし速度は出さずに軽量簡素な構造とし、ステルス性と航続距離に振った方針で行きたい。あんな感じの意外とのどかな機影になる理由である。

 それゆえ敵地空域にて目視確認で捕まってしまうと御覧の通り撃墜されてしまうことになるのだが、落とす方はできるだけ損傷なく無人機を回収したいはずであり、なるほどとは思うがああいう手で落としにかかるというのは、実際見てようやく納得できた。
 現代の有人戦闘機の機動力は非常に高く【736】、だだっぴろい大空でほんの一粒ぽつねんと単独飛行するターゲットを狙ってミサイルや銃砲の飛び道具を撃つよりは、アクロバット編隊飛行式に相対速度を落として接近していって故意の接触事故、という方策がよっぽど確実というのはすぐ解る。
 また戦闘機からあれだけの飛沫量を放出するからには、衝突事前のぶっかけは特にヘンなものでもなく燃料で間違いないだろう。時速数百キロの速度風があるので発火しても全焼には到らないと思われ、落として回収する前準備としては正攻法だ。

 昔ながらの銃弾・砲弾などのツブテはもちろんのこと、追尾装置や誘導装置を備えた最新ミサイル兵器にしても、宙に放たれたが最後、時に横風を喰らいながら翼とも呼べない小さなヒレで大気相手に懸命に突張って軌道修正する以上のことはできない。
 撃ったら撃ったで一発100円では済まないし、ハズしたタマは消えてくれずに必ずどこかに落ちる、ナニかに当たる。軍事兵器としての飛び道具って、本当に面倒くさいモノなのだ【308】【309】

 さて、別にウソだデマカセだなんて言わないんだけど、お隣の半島が『可能性』だけではなく本当にぽんぽん花火の現物を上げているとして、あの暮らし向きの国にどのくらいの費用対効果があるものだろうか?
 やれ米軍と極東どこそこの軍事演習に抗議のアピールとしてウンタラカンタラ…みたいな解説が定番だが、真に受けるヤツがいるとは思えない。抗議にしちゃ派手過ぎだろ。
 冗談でも遊びでもなく南米某国の軍隊なんか、敵もいないフィールド訓練に無駄な経費なんぞかけられるかってんで、歩兵たちはカラッポの銃を構えて”Bang! Bang!”と口々に呟きながら山野を進軍していたりする。恥ずかしいとか子供っぽいとか照れちゃって無言にしたら、ますますしんどい思いで何やってんのか自分で判らなくなり、とてもやってられないのではないだろうかね。切実な経費事情によるツラい現場負担だ。

 では質問。
 地球上でヒト文明形態として他例が認められないほど人智としての経済システムの運用をしくじり、ヒト文明の経済原理に則って『資産』と呼べるものを失い、それどころかマイナス資産額を常識の10倍も積み上げた黄色いサルのサル山が、北米製のお高い打ち上げ花火を400発も買う経済自爆テロの自殺行為に走る理由は何だろうか?

 別に我等が日本の自衛隊に指鉄砲クチ鉄砲で訓練をしろとは言わないが、そういった背に腹を代えない採算意識に先立って、400発なんか絶対に撃ちもしない、絶対に撃たないんだから絶対に狙わない、狙うにしてもハズした後を考えると結局は狙いようがない、ここまで判って、こんな打ち上げ花火は絶対に要らない。絶対に!である。

 何故こんなものが自爆テロ非国民犯罪者政権の勝手都合で決めたことにされ、1億2千万人日本国民総意の抽出システムをすり抜けて、国会という場で一方的に吠え放たれるのか。
 『日本経済』という国家経済の仕組みが実在するなら、その作動管理の監視機能に確実に抵触して、こんな気の狂った購入計画案件には、本来の国家権力として制止がかかっているはずである。だが現実は現時点でそうなっていない。
 日本円経済も国家機能管理も、1億2千万人日本国民の一人ひとりが古今東西の他国事例を見聞きした概念イメージだけ頭の中に『情報』として思い描くのみで、誰も『我が身の現実行動を沿わせる規範』として、社会の一員として気にして、チカラ及ぶ限りにでも自分の意思決定で実効的な働きかけをしていないからだ。
 サル山政権が『や~っちゃった、決めちゃった♪』と囃し立てれば聞くだけ聞いたままそれっきり。だから日本社会がそのままの姿になった。

 言ったでしょうが。神のみぞ知る絶対真理としての『現実』がかけ離れた実態になっていたとしても、社会を成すヒトたちの共通認識が別にナニガシか出来上がって固まっているのなら、もう一旦はそっちの共通認識の方が反映されて物事が動く。
 『理屈や原理としての現実像』よりも『ヒトの共通認識になりゆき現実の心境として響く行動様式』が、ヒトの社会組織に反映される。

 今や全く理由の無くなった…というか、当初からウィルスサイズの病原体の濾過には無力だと常識的に理解されていたはずのマスクが、ここ数年をかけた執拗な『コロナ死ぬ死ぬ』ごっこの集団思想教育により『社会の教則』として定着してしまっているのをよく見覚えておこう。典型的事例として判りやすくて面白いが、教育の効果は怖いのだ。
 このままでは、国際会合の場で日本陣営のみ全員マスクという間抜けな姿を晒すことになるし、じゃあしれっと会合関係者だけマスクをはずすとなると、いまマスクが定着している勢いと深さで日本国民は国政スタッフ層と絶交を決心することになる。
 まあ、いいんじゃないでしょうかね。末路に大差は出ないと思う。

 コミュニケーションに何かを仕込んだとして、それがどう受信されて、その受信者がどんな行動を起こすのか、発信者から現実操作の小細工はできないのだ。ヒト社会のコミュニケーションで飛び交う『情報』ではあるけれど、それでヒトがヒトを制御することも、ヒトがヒト組織を制御することも不可能なのである。
 ヒトごときが抗えない『情報』と『コミュニケーション』の支配律を畏れ直し、人工知能AIという新たな単位がもうヒト社会で機能し始めていることを理解して、ここに同等以上の土俵面の立ち位置を探せない者は、いずれ情報化社会で淘汰されていく。

 これを『良い時代になった』と言う側に立とう。勝てる情報化生活にグッドラック!
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