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【847】生鮮オードブルで始める組織心理の緩和ケアメニュー [ビジネス]

 緊急事態を宣言して、何ひとつ物事を動かせないまま予定期間のケツを迎えたので延長。しかし結局は何もせずにオシマイにしてとぼけたいので、『次』『未来』の布石ばかりやたらチラつかせるといったところか。
 世襲のガキの延長宣言とやらに仕込まれていた内容らしきものはこれが全てであり、あとはそれっぽい関連語句の断片で尺を埋めただけのテキトー世間話であった。

 日本国民は、例えば子供でもお菓子を買うにあたって、その場で消費税を支払っている。日本社会で暮らす人々は、まあ全員がともかく納税している訳だ。
 だが日本社会が新型コロナ・ウィルス流行に騒ぎ始めて100日以上が経ち、国政の施しとして何か受け取った国民はいるのだろうか。

 すっかり箝口令が布かれて、またしても烏合マスコミが知らん顔のだんまりスルーを決め込んでいる消費税率引き下げの経済支援策だが、数ヶ月前にちょびっと盛り上がりかけた時には、現状10%を、5%以下ゼロまでのどこかに下げるハナシであった。いずれも小売店のレジでの支払額の論議だよな。

 これが再来年になると、その場は何もかも全品10%で買い上げて、我々日本国民はそのレシートを保管して、指定された書式で作成した書類と併せて税務署に提出すると、ようやく2%の還元額が時間遅れで振り込まれるという『適格請求書保存方式』【574】【579】に移行すると、決まったことになってしまっている。
 『インボイス方式』とカタカナ語にして軽く誤魔化すのをよく見かけるアレだ。たった2%のためにそこまでできない人は気前よく全品10%で納税しっぱなしの取られっぱなし。
 この、我々納税者にとって無駄に面倒すぎる新規の手間には、もちろん新規の公務員がその対応にあたる。
 今なら定年退職して終わるはずの、60歳つまり還暦の役人だ。

 いつも真面目にきちんと納税してきたのに、いま国から1円も受け取れていない民間事業者の皆さま、来年のうちにはお宅の事業はまさにV字回復で大儲け、再来年には左うちわの年収800万相当で向こう5年間をボロ儲けできる計画は立っていますか?
 その再来年を迎えたアナタは、既にレジでの軽減税率8%なんか消滅した消費税一律10%を取られ、いちいち新たに工数かけて保存・管理したレシートを書類に添えて、税務署に耳を揃えて提出するのである。いまヒマですか?何時間眠れていますか?

 『だあって、みんな面倒臭がってなかなか返してもらいに来ないんだも~ん♪』と暇を持て余す60代の上級国民が、何ヶ月か後には2%ぶんを還付してくれますよ。
 こいつら平均して年収8百万だからそこらに軽々1千万単位はザラ、全部アナタや私の納める税金から支払われるのだ【435】【438】【578】【581】

 法律に則って、1億2千万人日本国民の総意がそれに賛成して認めたことになっている。ふざけんなも知りませんでしたも無い。文句あるならナントカ学会やゲタ与党にでも怒鳴り込んでみられい。
 もっとも、巧みなことに『シンシでテーネーな御説明』のカラ約束を直接したのは主に右傾インチキ詐欺与党の世襲のガキだから【843】、ナントカ学会にもゲタ与党にも、けんもほろろで門前払いにされるかも知れないけれど。

 ところで、前回の手話普及トライアルの閲覧数の伸びが速くて嬉しい。
 くれぐれも元来の手話ユーザーさんたちを混乱させないよう気を遣って、でも若者たち得意のコミュニケーション文化を存分に駆使して、御洒落で便利な面白手話・新体系の構築にチャレンジしていただければ有難い。バイトちゃん世代の側から、客足の激減に苦しむ飲食店を救えるかも知れない。

 かつて姉に重篤な癌が見つかった時、大慌てで次々と飛び込んだ複数の病院の先生方に、迅速かつ手厚い対応で受け止めていただいた、忘れ得ない御恩の気持ちが蘇る。新型コロナ・ウィルスの流行なんか無かったあの時代でも、勤務時間をはみ出し休暇休息を切り上げ、我が生命の運命に気が気でない姉の身心のケアに尽くしてくださったものだ【197】【199】
 親身で的確な入院先の相談・指南には胸を撫でおろした。どんどん随時の調整を進めながら病室確保や手術日程の計画変更が繰り返され、驚愕のスピードで安心の治療プランも固まる。さすが我が日本の医療体制、世界に誇るこの社会システムは、国民の一人として絶対に維持したいと思った。

 今あれが同じ立場の人に叶っていない。私にはそれがどうしても我慢できない。
 ナニが『感染防止の基本、マスクの着用』だ、汚らしいシロート老人寄合のイカサマ専門家会議ってのは『死と絶望をもたらす無責任一般論の作文屋集団』以外の何物でもない。
 もっともらしく医療機関を擁護するかのような場当たり偽善発言と矛盾してんじゃねえのかよ?利権ダメノマスク瞬殺でこの程度の情報の交通整理もできないなら解散しちまえ、日本社会の迷惑だ。
 外出して目に入るマスクを全て医療機関に集中させれば随分と助かるはず、我々はたかが飛沫感染防止の工夫をすれば良いだけのこったろうが。こんなもんまで利権ネタにして国民に暴利で押し売りしてんじゃねえぞ、どあほ!

 ちょっと前、従来比で新規にウィルスが現れて人間に病原性の感染をもたらす以上、そのぶん避けようがなく単純な被害代として『やられる』と述べた【839】
 感染防止や対症治療など開発中だが、パンデミック勃発当初から対策の普及版の決定打が出ていない以上、実は事態は何にも変わっていない。乱暴に言えば、ただ普通に暮らせば一定確率で感染し、一定確率で重症化して死に到る。この平衡作動点がそれなりに押し引きを交えて定まるはずであり、その平衡作動点を一応にでもさばく体制が確立できたら、ひとまずそれまでだ。
 感染して、ちょっとぐらい死にながら暮らす。それが現実解、イヤも長屋もない。
 第一、感染者vs未感染者を社会で永久に隔離し続けるって不可能でしょうよ。

 多発して急襲してくる未知の流行疾患に不意討ちを喰らい、戸惑う医療機関がその許容限界を超える。社会が総観的に大混乱する初期インパクトの局面で『社会崩壊』の空気が一気に広域伝染しまうと、社会の壊れやすい危ういところから文字通りの社会崩壊が同時多発的に起こり始め、手の付けられない内乱に発展してしまう。
 とにかくこれを避けねばならない、そこが最重要ポイントだ。
 よって、以下のような統治プロセスで進める考え方が自然になると思う。

 1.外出禁止令など組織全体の行動規制で、最初の感染者数を力ずくで抑止する。
 2.全員を拘束するにあたり、生活費を一時金として支給すれば成功しやすい。
 3.初期インパクトが過ぎたら、平衡作動点の巡行ペースを模索しつつ軟着陸。

 今日の日本社会のメンタリティは、人命尊重の盲目的な信奉を精神論として繰り返したがる反面、不釣り合いなレベルで、組織帰属を通した社会契約の概念があやふやでなあなあになっていると思う。だから『自粛要請』などと奇妙な造語で政府からの強制力行使を頑なに避け、その後も社会補償が30万だ10万だ、それもいつまで経っても実行されない…なんてことにもなるのである。
 感染現象は誰をも待たずあれよあれよと展開を進め、個々人の人間を社会組織に繋ぎとめる心理的因果に揺さぶりをかける。つまりフェーズ毎に統治要件も移り変わっていくのだ。

 この日本国に大阪府市があって良かった。東京都もハズしてはないんだろうな。
 前にも述べたが、こんなもの一発で正解に命中するワケがない、腹くくろう。
 ちゃんと直す起点があるんだから生き抜いてくださいませよ。皆さま御幸運を!
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