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【844】ステイホーム無駄会議の永久中座 [ビジネス]

 やれ異物混入だとか汚損だとか、ニッポン内製ブランドとしては空前の不具合発生モードかつ不良品発生率の超粗悪品ダメノマスク、普段から何かあるたび右傾インチキ詐欺与党が低品質のネタにしたがってた『中国製』と比べて、どっちが清く正しく役に立つシロモノなんだかねえ?
 これさあ、ダメなんだし即刻やめたら? 『要らんヒト』が多すぎると思うぞ。

 自宅でテレビ画面が視界に入る時間が急増したサラリーマンの方々は、そこそこ気付いておられるかも知れない。
 どれがどう入れ替わってもさっぱり見分けがつかない付箋めくりのぐずぐずボードプレゼばかりが目につくワケだが、すべからくその本質は『世間擦れでくたびれたオッサン』主催でおもらい雛壇を従えた、暇つぶし雑談である。
 使う方にしてみりゃ世間擦れオトコが一番シッポ振ってすんなり言いなりになって、忖度式自動運転で放っておいて衝突事故も起こさないので、便利な安パイ人種ってことなんだろうな。

 北米社会で『チップ』の文化が広く普及しているのは御存知の通り。ファストフードのテイクアウトなんかは別として、大抵はキホン西海岸10%の東海岸15%だっけ、まあその程度のチップを乗せて支払う訳だ。
 このチップ額に顕れる『率直な接客サービス評価vs見栄っ張りの羽振り』の性別・世代別の傾向は、日本も欧米もおんなじだよなあという会話で笑った記憶がある。

 最もシビアなのは主婦、特に主婦歴を重ね家計の切り回しに抜け目ない良妻タイプが最強で、次が気分を遠慮なく主張する若い女の子の順である。
 『前に来たとき印象良かったのに、何よ今日のコレ、感じ悪いわねえ。…ゼロ!』という最強バージョンの血も涙もない断罪?の現場は、この私自身が直接遭遇した。
 それを見て『いィ?さすがにゼロ?』とビビった当時の私を始めとする就業オッサン世代が、やはりというか一番フヌケのヘタレで、どんな不愛想な仕打ちに遭ってもつい躊躇して、無難な相場値を自ら進んで記入しカモられる形で支払い、その後悔を忘れて泣き寝入りする道を選ぶというハナシであった。

 因みに今どき普及し切った古ネタの豆知識かも知れないが、店からバインダーに挟んで出されたクレジットカードのレシートに”Gratuity”の費目が計上されていたら、それはチップのことである。ニューヨークなど食事代の下に結構なレートでコレが計上されていることが珍しくなく、それこそシビアな奥さまなら接客態度次第では、筆圧かけて二重線を引いてゼロに書き直すことがあっても全然おかしくない。
 とりあえずそこまでやるかどうかは別として、厚かましいGratuityを足した金額の合計に、更に15%でチップ乗せたりしないよう御注意を。

 話を本筋に戻そう。
 世間ズレでくたびれた経時劣化オトコが、ウソや隠し事を混ぜ込んだ大本営御用達・ヒマ潰しの付箋めくり漫談にうってつけだというハナシである。
 端的に日本文化として、こういう年恰好の個体は、世界に誇るMADE IN JAPAN品質の現業で育んだ実地経験と体力を活かして、社会的には十分認められるだけの仕事めいたコトをやっているものだ…というテイで周囲が調子を合わせるお約束になっているから、こんなことが起こると思うのだ。
 あけすけなヒト対ヒトの社会的特性の実態として、誰もが『文明社会の空気』として承知しているはずなのに、よりにもよって最も不正直で自律性に欠け、道徳的にも倫理的にも信用おけない人種をあてがって、それで『社会的信頼性アリ』と判を押して商品コンテンツにできてしまう。

 ま、裸の王様ヒエラルキー配下の下僕漫談で、器用に当たり障りを避けながら無難な会話でお茶濁すぶんには、お手軽この上ないファシリテーター人材ってことにはなるのか。
 サラリーマンの皆さま、こないだ懐かしい日常を思い出してもみなさいませよ、この言論空間って死ぬ程どうでもいいKaishaのダラダラ消化会議に付き合わされる不毛な時間そのものでしょうが【66】

 良い機会なので、日本経済のあらゆる現場を生きる若手さんたちに質問。
 『あのヒトに逆らうと、どうなるか判ってるんだろうな?』などと言われて、いわゆるドン気取りの誰それさん参りに行かされた先の、その『かのヒト』ってのは、今さすがの恰幅でアナタがたの生活を、文字通りドン!と何の不安もなく保証してくれているだろうか。
 まあ個人の判断なんだろうが、かねてからのチカラ関係ベースの仕込みってのは、こういう大事な局面でこそ刈り取れてナンボのもんだと思いますぜ。しっかり御世話になる権利はあるんだろうし、この逆境で急に連絡がつかなくなるような『大御所』なら、過去の御奉仕はこっちが支払い損で水に流せば済むハナシだろうから、無駄が明らかになった縁ならばすっぱり切っておくのが賢明だろう。

 物事あんまり大きなトラブルもなく流れているうちは、『みんなが何となく調子を合わせているから』という理由だけで支持層が形成され、そのギョーカイの定番慣習にまでなる『大物コンツェルン』が組み上がるケースはあちこち散見される。今の日本国運営はその最大限に極端な事例かも知れない。
 ある意味、人間の集団とはそんなモノをついつい作ってしまうものだと割り切って、それありきで、いざという時の合理的な処置の現実解を考えられるのが、真の組織マネジメント業域の適性だと言い切れるのかも知れない。

 前にも述べたが、一難過ぎて昔に返るというよりは、一旦新たな平衡点で社会が動くことを前提に、直近数年の新生活を組みにかからないと現実には向き合えない。
 どこから若年層が日本社会マネジメントに斬り込んで来て、誰にも求められないまま日本社会に沈殿しこびりついている『高齢化ニッポン』のカビた文化を崩しにかかるのか、興味深いところではある。

 逆境はタイヘンであるが故に、信頼性の低い社会構造を積極的に潰して公然と廃棄処分にする好機でもある。
 すっきり整理をつけて、先を生き残らないと損ですぜ。皆さま御幸運を!
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