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【778】枯れ尾花ビオトープの更新期限 [ビジネス]

 さて9月も上旬が過ぎていく頃となった。どうすんだろうねえ、税制のハナシ。
 ここで何度も書いている通り、経済原理の段階から破綻していて現実になりようがないワケだが【692】、まさにそのまんま手つかずで時間だけが過ぎている。

 本来なら『社会で起こっている真実』として、処置ナシに腹をくくった消費現場の様子が連日報道されているのが自然だと思うのだが、そりゃあもう誰ひとり興味のカケラもなければ流行るハズもない、シラけ度MAXのタマネギ男がどうたらこうたら、作らされてるヤツらの鬱憤が血の叫びと化して面積を埋めているかのような産廃付箋ボードを掲げて、乞食どもが世論の関心をそっちへそらそうと必死である。
 いや、そらせないことまで実は確信した上で、天下の大手マスコミ連中が軒並み雁首並べて、社会の最大の関心事『タマネギ男ど~なるど~なる?』で日本国民は軽減税率の実務処理どころじゃないんですぜ、自爆テロ認知症政権さまさま方…と卑屈にアピール競争する様子が痛々しくも腹立たしい。

 日本国内における放送電波の使用に関しては、確か総務省が免許制にしているのだとはいえ、現実に放送機器を維持管理し、スイッチを入れる入れないの直接操作を行う現場でその判断を下し、ガチで物事を動かしているのはテレビ屋のはずだ。別に総務省の事務次官の執務室に、各局放送電波のキル・スイッチが並んでいるのではあるまい。
 仮に総務省の権限で局の放送用電源を落とされたにしても、局の誰かが指を詰められたり、あまつさえ命を取られたりするのでもなかろうに。どんな情報を流すかの最終決定権は悠々テレビ屋の手の内にあると思うんだがなあ。

 まず還暦から5年遊んで4千万円貯まる軽減税率公務の閑職ポストに、総務省からの特待指定席が用意されている可能性は高いんだろうな。よって軽減税率の非・現実性をマトモに報道したら、総務省のゴキゲンを損ねてしまう行きがかりが成立すると。
 まあ役所のゴキゲンを損ねたところで、日本社会を生きる人間一人としてやっちゃイカンことはやっちゃイカンのだから、『軽減税率などという欠陥税制の勝手なルール化と押し付けはやめろ』とまず発信してから反応を確認して刈り取り、然るべき対応を決めて行けば良いだけのハナシである。何が怖い?
 いや、最近ロクなコンテンツが作れず視聴率も上がらなければ、上がったところでテレビCMの販促効果が消滅していて、そこを潤沢な税金資本をエサに釣ってきた行政に、まんまとつけこまれた経緯は読めてるよ?だからって、いきなり役所のポチくん奴隷ってのは自尊心なさすぎじゃね?

 前回も述べた通り、このあたりを検証する人事ゾーンの背景事情がどこかから上がってくると良いのだが、そっちを待たずにもうひとつ、みんな明々白々と気づいているはずなのに、何故か知らん顔するのが常識になってしまっている『非常識』について改めて考察したい。

 結論から行こう。
 『世間の鼻つまみ者』ナントカ学会って、一体ナニがどう怖くて逆らえないのだろう?
 出遭って幸運、抱き込まれて幸せのココロ清らか・人畜無害な信仰サークルだなんて、誰も思ってないはずだ。
 皆に煙たがられる理由をきちんと検証し、政治結社として憲法違反で作動している領域については、日本社会全体として毅然とした否定が必要だと思う。

 私が個人的に抱く印象だけを根拠に、わざとらにこき下ろす目的など無いと断っておく。
 送りつけられた郵送物にしても、行き合わせた人間一人にしても、『ナントカ学会です』と表明された瞬間、日本に生きるフツーの社会人としては例外なく『ひく』のではなかろうか。何故なのだろう?

 宗教団体とは、ある世界観を共有して自分たちの満足感・充実感を向上させ、高いクォリティの精神状態で人生を過ごそうとするコミュニティである。故に、自我を既存のとある概念に預ける構図にはなってしまい、その必要性を感じずに生きている人々からすれば『哀れな集団』『キモチ悪い集団』『アブナイ集団』とネガティブに直感される運命にはある【592】
 この点において宗教団体は、脊椎反射で毛嫌いするに及ばないという冷静さはあって良い。

 年金モデルじゃないが、この『ひかせる因子』は1階部分としてどこも等しく抱えている。
 ここでナントカ学会は『量り知れない規模と底知れない根深さ』『絶対的かつ執拗な水面下の支配力』『利権で人の魂を抜き跪かせる権力構造』みたいな2階部分のヤバさが圧倒的なのだと思う。
 それは不透明な権力体系への服従のイメージであり、従えば同胞の仲良しと馴れ合いつつ組織力にあやかってトクに立ち回れる反面、逆らうと社会のあちこちで不快千万の嫌がらせに追い回されそうな恐怖感がセットになった、総合すると薄気味悪いネガティブ印象なのではないだろうか。
 これだけ日本社会に根を張ってしまっている都合上、何かの拍子に関わらざるを得なくなる人も少なくないはずだが、そうなったが最後、会の内外を問わず『とっても正しく役に立つ一員』を演じ続けなければ、吐き気のする面倒ゴトと永遠に戦うことになりそうだ。だから常識となり空気となってしまうのである。
 このおどろおどろしい超巨大権力体系のイメージが、ナントカ学会を『ゆめゆめ望まないが、とりあえず巻かれておくしかない長いモノ』とする社会風潮を作り込んだ。もはや日本社会の率直な認識としては『よこしまなドロドロ感いっぱいの悪性新生物組織』というのが、信者・非信者に共通の正直な実像ではあるまいか。

 もっとも随分前はもっと宗教の発生起源に照らしたマトモ気質の団体だったという話も聞くし、その時代の中心人物は今ココロ痛めて学会組織の運営から退いてしまったとも聞く。役人組織の黒幕ともどもポマード教祖が連れ込んだゲタ政党により、元あった学会コミュニティが税金資本の利権漬けにされ、政治勢力に格好の集金・集票マシンとして悪用されたのだと。
 だったらとっとと自責で建て直せよと言いたいのは山々だが、今その話は置いておこう。

 ともあれ、いい大人が怯えて尻尾巻いて服従する理由などどこにも無い。我々国民は全員で気を取り直し、『悪い事はやめろ!』と制止する態度を譲ってはならない。

 自称保守のクズ与党には役立たずの甘ちゃんが多少混じってて、そいつが健気に軽減税率反対を叫んでるけど、ナントカ学会ゲタ与党が低所得者支援政策の名目で押し切ったんだよう…だと?
 そもそも現実にならない欠陥税制であることは周知の事実なのだから、国会議員なら実効力をもって中止に持ち込んでナンボだっての。そこを諦めてるような税金ドロボーの愚痴泣き言をテレビ屋が不用意にタレ流してどうすんだ?効かない与太話なんぞどうでもいい、こちとら生活かかってんだ。
 ほおら、ゴマメくんが精いっぱい歯ぎしってコトが動かないんだから、みんなで気を済ませて仲良く手分けして軽減税率に服しましょうよってか?寸劇お涙頂戴のとんでもない世論操作もあったものだ【687】
 大衆に向けて放つ言語情報の意味をもう少し考えろ、青二才のどアマチュア!

 岩手知事選は投票率が芳しくなかったようだが、しっかりと野党勢力がキメてくれた。
 そう、できるところ進むところから着実に行こう。大阪の成長を止めるな。
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