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【768】海賊版プレミアム紙幣の防犯対応マニュアル [ビジネス]

  『国民の信託に応えることを切に希望します』
 国会の幕開けにあたって、天皇陛下つまり日本国の長がおっしゃった言葉である。
 我々日本国民1億2千万人が精いっぱいその御意向に沿ってこそ、日本国組織の進路が一本に定まり、この瞬間を生き抜いて君が代DNAを紡ぎ、次の時代を迎えることができるのだ。

 軽減税率あほレジ機のテレビCMがだらだら復活してきたのと前後して、驚くべきは突然に『プレミアム商品券』のテレビCMが加わってきたことである。
 安普請というにもあんまり過ぎる陳腐な造りにまず目を疑うが、『25%もお得な』ってナニがどうお得な理屈なのかも一切語られず、メチャクチャざっくり幼少児や高齢者を対象にしているとチラ見せするだけのトンデモ詐欺感満点の異様な放映コンテンツだ。わかりやすくフレンドリーと言うには肝心な情報が伏せられ過ぎ、不細工な切り絵のネコの目つきからして随分アブナい方向にキレたズレ方をしていて、つい見かけてしまうたび正直コワい。

 コレさあ、あまりにも複雑化した…というか、ちょびっと考え始めた時点でとてもじゃないが税制としてモノになりようがないあほ軽減税率を、最初は電子決済で機械任せにするんだからいいでしょ的に誤魔化そうとしてフツーに失敗し、当然だがその後ロクな解決策も思い付けずに袋小路でとち狂って、非・キャッシュレス人種用に前時代式の紙っ切れプレミアム偽造紙幣をムリヤリ代案にしたところ、お約束の問題噴出でスタックして撃沈ドボンの話【694】じゃなかったっけ?こんなもん、いつどこでメクラGO判断がかかったんだ?得意の認知症アゲインか?
 コレ紙幣相当に流通させるんなら偽造防止技術とか結構ハイコストの紙切れになるという解説はしたけれど、ホントにそこまでカネかけたとして、結局は紙切れだから人の手から人の手に渡った挙句たまたま手にした人間にその利用権が帰着する運命には逆らえない。

 ありていにいうと、幼少児がいるだの高齢者世帯だのバラマキ時点で拘束条件を謳ったところで、市場で流通する現場での利用者制限としては、実効力なんかサラサラないってことだよ。皆さんは、パツキン・グラサンにタトゥー紋々の兄ちゃんからプレミアム偽造紙幣を差し出されて、『あんたコレの使用権無いよな?どっからくすねて来た、さあ一緒にケーサツ行こか』と言えるだろうか。
 日本じゅうの小売店で、『アンタ本当にこの券の支給該当者?』などと物騒なトラブルをわざわざ呼び起こすような詰問もできずに、不正入手した買い物客からこのプレミアム偽造紙幣を受け取ることになるだろう。これ全部、税金資本である。
 五輪とかではチケット転売なんかに目を吊り上げるふりをする反面、こっちじゃ政府主導で税金資本の偽造紙幣流通キャンペーンをやっている訳だ。『国民は軽減税率への対応を進めている』という大ウソを吹聴するため、それだけの目的で。
 まあなあ。開発コンセプトからして欠陥品の、長期不良在庫でしかない軽減税率あほレジ機は、いつまで待っても、どんだけ税金で補助つけても売れるワケないから、別の回路で『消費税率アップ+軽減税率に対応する市場の動きはできあがっている』という事実をでっち上げようと半狂乱なんだろうな。

 とりあえず全部無駄だよ。先に景気を好転させて経済体力をつけてから消費税率アップって約束だったろ?そこに関しては一応理屈が通っていたから、日本社会の一部が同調もした。
 ところがいつの間にかそのへん全部ぶっ飛んで、『あるある町内会』で勝手に『ワシらがやると言ったからにはやる』の迷惑認知症モードに移行しただけなんだから、そりゃ誰もナニにも取り合わないでスルーしかないだろう。全員シカトの雲散霧消でオワリだ。

 この期に及んでテイクアウトとイートインの区別という超々基本的なところで一般解がFIXできない=市場に税制としてルール化できず施行不可能な軽減税率だが、遂には某・鶏唐チェーン店さんの苦肉の策を勝手に盗用し、もうテイクも店内も一律税率にしてしまおうとするデタラメ強行突破まで見え隠れしている。あれれ?
 おいおい、これじゃ中小ナンタラとかいう怪しい天下り団体のテレビCMにそそのかされて軽減税率あほレジ機なんぞ買い込んじまったら、『はあい♪結局テイクも店内も一律の消費税率になったので、あほレジ機はアンタの買い損ってことね~。黙ってナイナイのパーにして収めとけよ、騙されたアンタがバカなんだよ~ん』みたいな結末になるしかねえじゃん。
 中小ナンタラってのは、今そのへん解説せずに軽減税率あほレジ機のCM流してるのは、のちのち不正販売になってやべえんじゃねえの?リスクはちゃんと説明しろや、税金資本の商売だぜ?

 こうなると、恐らく現時点で最も気が気でないのは税務署の窓口職員さんだろう。
 納税者にとっては『税金を召し上げにかかる張本人』の立場とならざるを得ないため、努めて良心的に作業従事していても、どうしても納税者からは直感的に疎まれ、時には気紛れな感情に任せて辛く当たられることも少なくないはずだ。
 だからこそ税制は『納税者視点で納得性高く、額の算出根拠が明確なもの』でなくてはならないのだが、この欠陥だらけというにも基本構造からガッタガタの無意味放言では、全くもって仕事にならない。
 事情を酌んで思いっきり納税者側が譲ったとして、『いいから税務署でちゃんと計算処理を提示して、その顛末を解説してよ』としか申し出られないし、そうしてもらった税務署の窓口職員さんは連日徹夜していくら唸ったところで元から定義されてないのに独り考えて算出法が出てくる訳もなく、つまり納税の現場で国民の信頼を壊しながら、あらゆる物事が滞っていくのである。こりゃ確実に、日本中で結構な人数が潰れるな。
 決してラクな商売向きでもない中、いつも真面目に相談に来て納税してくれていた地元の老舗さんとのお付き合いもこれまでだ。
 こうして税務署窓口と納税者の双方で、サジを投げた後の行動さえ何ひとつ決められないのである。…となると、その下流プロセスを受け持つ歳入管理全域が窮地に追いやられる展開が待っている。

 …つまり。
 ノーチョイスで消費税率の変更は中止にしないと『役人老後ウハウハ高給閑職計画=軽減税率』どころの冗談ゴトではなくなる。
 あっという間にスペースがツラくなってしまったのでまた先送りだが、元・国営事業の保険不正契約にしても、高負荷のノルマを廃止すれば売上が激減して大赤字になるだけのコトであり、我々日本国民は『いい年寄りが物事の採算すら考えられないで許される』という『あるある町内会』感情静穏気質をDNAから根絶せねば立ち行かない局面に晒されているのだと思う。

 技術も医学も音楽も、他にもっともっと取り上げたい話題がたくさんあるのだが、日本人として楽しい面白いだけでは残念ながら済まず、きちんと反社会勢力を炙り出してクビを刎ねる作業も必要だと思うので、今しばらくのお付き合いを。
 人が、組織が、発展的なハプニングを起こしながら歴史を歩むために、時間と生活の余裕および仲間意識の実地保証はどうしても譲れない【120】【121】

 天皇陛下の御意向にタテつく発狂老人群の処分が必要だ。大阪の成長を止めるな。
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