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【767】老衰チキンレースの鶏ガラ審判ガール [ビジネス]

 臨時国会が始まったが、日本社会が端から端まで救いようがないほど荒れている。
 こんなことになっているのは不運でも何でもなく、老衰ニッポンが理屈も道理も無視したデタラメ目茶苦茶を、そうと判って、態度を改めずにそのままガイキチ強行した結果に過ぎない。
 全員が丸々承知の上で、ダメになるべくしてなっている。こんな馬鹿馬鹿しい話は無い。

 冗談でも揶揄でもなくこれが『組織認知症』だ。正真正銘ガチの老人ボケである【617】
 知人や家族の顔を見分け、公共交通機関に乗り買い物もこなし、個人的な日常生活に関しては一見健常者の風を装いながら、社会人として組織を成して暮らしていく共存シーンで、大事な共有情報を揉み消して伝達を切ってしまったり、受け渡しの途中で勝手都合に捻じ曲げウソにしてしまったりするという厄介な精神障害を発症するのだ。
 当該患者は、すべからく自身の加齢による異常作動への言及を避けようと誤魔化し、ヤバいことになっている自覚はあるはずだがヒステリックに否定する。そのアピールのため、なおさら異常行動を強調する悪循環だ。
 第一に、自分が老いて世間さま並からドロップアウトしている事実を認めたくないためであり、第二に、発症が緩慢でいつどのあたりから自分がダメになったのか変化点を認識できないためであり、第三に、日本社会でこの疾病モードを『認知症』としない慣習が根強く残っているためである。

 第一は本人の思い込みだから外野からは処置ナシとして、第二については、例えば前回のシケ町内会・マンション自治会を『あるある話』として理解できてしまった方、冷静にその更に昔の時代に遡って思い出してみると気付くと思う。
 登場人物が総じて若くて、脊椎反射で騒ぐヤツや理性ゼロ感情全開みたいなヤツも多かったが、組織認知症型のロジック崩壊やデタラメ強行劇なんか無かった、あるいは遥かに少なかった。違うだろうか?
 そう、昔に比べて今は、端的にトシをとり過ぎてアタマが壊れ、せっかく仲間同士で何とかやれていたチーム内で、コミュニケーションが発狂してロジカル稼動を失う事例が明らかに増えている。昨今、日本社会のあちこちの組織稼動において、スタッフ業域が敬遠され、特に若年層には敬遠どころか毛嫌いすらされるケースが目立つと見受けるのだが、このあたりに原因があるのではないだろうか。
 皆さんがどの立場での体験を元に『あるある』と思われたのかにもよるけれど、もし御自身を含めて『そんなことない、冗談じゃない、まだまだ健全で元気な集団のはずだ』と反論したくなったなら、では当時各々がどう動いて、その結果の今、みんなで楽しく大賑わいしているストーリーが成り立つのだろうか。
 今後のこれからでも構わない。具体的に誰々が何を言って、どう行動すればそれが叶うのだろうか。

 ナニをどう個人内向的に根拠づけて独り持論を主張しようとも、組織活動=みんなで動かす集団の有機的活動を根こそぎ壊滅させるような、実に迷惑で実害の甚だしい加齢現象がそこにある現実は変わらない。目をそらすことをまずやめないといけないと思う。
 『あるある町内会』を改善できたはず、改善できるはずの仮想ストーリーも、言われて冷静に考え直してみれば極めて実現困難なことが実感できたのではなかろうか。
 もしここに『いやそうじゃない、自分は違うと思う』と反旗を翻し、まだ改善の余地アリとしてその方法論まで語れるならば、それこそは高齢化ニッポンが、まさに国運を賭けて取り組むべき若返りの処方箋のはずなのである。
 ぜひどこか目立つところで公開し、日本中の『あるある町内会』を幸福な解決に手引いていただきたいものだ。皮肉ではなく、その手があるのなら真剣に知りたい。

 以前にも書いたが、例えば日本社会なら1億2千万人の過半数が納得いってその通りに行動しないようなことを仕掛けても、発散して雲散霧消する不毛以外の結果は得られないのである。こればかりは絶対・ゼッタイの公理だ。
 例えばだが、大手の鶏唐チェーン店が『テイクアウトも店内食も税率を揃えて同価格』の方針を言明しているが、これはあほ過ぎる欠陥税制・軽減税率の処理が、同系列内の店舗間でとても統一できないと判断してのことであろう。
 そう、ダメなものはダメ。いっぽう自爆テロ犯罪者政権が何かできる知能も持ってそうにないし、仕方ないので独自のルールで切り抜けましょうと。

 かつて消費税率を5%から8%に上げた時、スーパーの『消費税還元セール』の客寄せ表示に文句付けたボケ老人がどっかにいたよな?消費税率は国政の命で引き上げたのであり、それを下々の勝手な判断で還元するとは何事だ、言葉遣いに気を付けろと【328】
 ならばテイクと店内食でわざわざ差を付けた軽減税率を無視するとは何事だってハナシにはなんねえのかよ?健常ユーザー処置のなりゆき任せで、ちゃんと決められもしないもんを放ったらかしてんじゃねえぞ、この認知症政権が!
 ここに苦肉の策を捻り出した鶏唐チェーン店さんに無駄な負担をかける意図は一切ない。非は全て税制にあり、改めるべきは税制の方である。

 おっとっと、もうこんな分量になってしまった。半端だが簡保も外交問題も先送りにしよう。
 この惨状を、活発でロジカルな大阪発の出来事で巻き返していくワケだが、その起点のダメージは最小限に越したことはない。 大阪の成長を止めるな。
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