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【762】善良な悪者と凶悪な善人の見分け方 [ビジネス]

 いよいよ参院選の前週末となった。皆さん選挙に行きましょう。
 まず、もう誰が見ても直感できるくらい、ここまで支離滅裂に国政の全てを破綻させている現・自爆テロ犯罪者政権を止めれるだけ止め【735】、国家組織の機能をどうにかでも成立させる現実解で動かせる人種に入れ換えるため、日本の政治を変えにかかる必要がある。

 基本的人権のもと『日本社会にひと言クチを出す権利』を認められている以上、棄権だけはやってはならない。『民』が保障された『自由』にきちんと関心を寄せず、いま日常が何となく暮らせているラクチンに油断して人任せにしてしまうから、『民(たみ)』が『主(あるじ)』の日本社会でなくなり、自称・支配階級の自爆テロ犯罪者政権がのさばってしまった。元の正規ルールがどれだけ正しくとも、いったん間違えてしまうと、間違いを削除し掃除して、正しい代替品で置き換えるには時間と手間が避けられない。
 世のなか理屈通りにいってくれればラクなのだが現実とは厳しいもので、手近に正しい代替品が無いまま、間違いが間違え放題でなけなし唯一の郷土を壊してしまう事態だって、起こる時には起こる。
 それまで日本列島・日本国が擁する組織員として暮らしてきた日本人が、老衰により、同居する同胞の有難さや未来方向の時間軸の存在を意識できなくなるという形で発狂していく過程=高齢化社会を迎えているのだから仕方ない。この逆境には観念するしかない。

 まず『今を止める』が生き残りのための最優先事項だと思う。次の処置はそこから考えるしかない。腹を括ろう。
 どの候補にも賛同できなければ『他を連れて来い!』のココロを籠めて白票を投じれば良いのだ。このあたりの詳細は、多数決の理屈の意外な一面について解説した【687】、および白票の選挙後の効き方について解説した【713】に述べてあるので、復習よろしく。

 ここらでひとつ、私なりの個人的な結果判断の目安を紹介しておこう。
 現有11議席のナントカ学会ゲタ与党だが、

  改選議席数ゼロ、これが『松』の選挙結果。
  四捨五入してゼロつまり0~4議席のあいだ、これが『竹』の選挙結果。
  どうにか議席数一桁にまでは弱りおったか、これが『梅』の選挙結果である。

 普通に考えればこの日本国では『三権分立』の原則により、行政=役人組織が自分らだけ特待の『役人老後ウハウハ高給閑職計画=軽減税率』みたいな良からぬ気を起こしたとして、立法=国会での議案提出やその議決とは利害関係が切れているため、この立法領域への介入の余地は無い。
 だがその国家運営の原則に反して、ゲタ与党が役人特待の立法府窓口をやってしまって今がある。だらしない無関心やなあなあ看過に終止符を打ち、これを特定して否定し消去するのは、三権分立に則り我々国民が基本的人権を守る上での国務だと思う。

 御存知の方も多かろうが、もともと宗教団体は『利得活動を離れた福祉性事業の組織』として、ぶっちゃけ『カネ目当てじゃなく理屈抜きの信心で互助して平和になりましょうや』と社会を安定させる機能に働くモノと定義されているため、税制など組織維持負担は優遇される仕組みが採られている。
 この宗教の機能、日本で暮らしているとピンと来なかったりするのだが、例えば欧米社会ではたまに現世万物の作動原理として、キリスト教の存在が精神生活の深層バックグラウンドに普及し尽くしているのを感じたりもするのだ。他国文化比で、日本社会における宗教観のユルさのどかさも、この高齢化社会を迎えて老衰進行部位から『体感生命学的な倫理観・正義感』があっという間に荒廃した一因なのではなかろうかと察する。

 我々昭和世代ならあるある話だと思うが、子供向けの読み物に海外の笑い話の直訳が掲載されており、何がどう面白いのか解らなくて困惑することがしばしばだった。
 週末前の金曜日、とあるビルに踏み込んだ強盗団のハナシ。そこの従業員たちに銃を突きつけ大金を手に入れたまでは良かったが、駆け付けた警官隊に出入口を塞がれ上階へと追い上げられる。ボスが叫ぶ。

 『野郎ども、ずらかるぞ。窓から飛び降りろ!』
 “My God! No, it’s 13th!!” 『うわっダメだ、ここは13階ですぜ!』

 …て、そりゃ子供でなくても解らんよ。これ訳した大人のヤツも解ってないな、絶対。
 そう、英語の原文では、窓から下の地面までの高さを見て躊躇した手下クンが、その日が金曜日であることを前提に『ああっ神さま、13日だからって!』と天を仰いだ台詞と全く同じの、二重意味の文章になるところがキモなのである。罪を犯して逃げられるもんじゃありませんよと。
 そして『ほら強盗をやるような反社会勢力の連中だって、ちゃんと週末には教会に行ってるんだからね』と子供たちに生活規範を示しているのであった。表現が難しいのだが、この世のOSとでも呼びたくなる特有のフォーマット感覚、某シシリー系のその道の北米移民氏の業務空間にも漂っていた【354】
 あーこの手で誰かに向かって引き金ひいたことあるのかな…なんて秘かに思い巡らせつつがっちり握手してもらって、でもアバンギャルドな日本人エンジニアとの会話に笑顔で応じるボスは、なかなかカジュアルで面白い気さくな紳士であったことよ。

 ナントカ学会も、本来はこんなモードで社会に微笑ましく浸透しているべきではないのか。
 社会ルール化されるにあたり、どこまで深く組織マネジメント科学的に考慮されているかは知らないが、理屈抜きの仲間意識、無条件の味方保証、ある統一法則のもと皆一緒の感覚は人間にとって強い射幸感をもたらすものであり、故にやりようによっては、人々に思考を放棄させ夢遊病のように従わせる手段となってしまうリスクを孕んでいる。
 だから宗教活動は優遇措置を受けつつも、社会における利害マターと一目瞭然の明快に切り離しておく管理概念が生まれるのだ。役人組織のサジ加減でうまうまと宗教団体の承認を受けたはいいが、役人御用達で『政教分離』無視の政治結社化させられ、面倒にかまけて人畜無害のノンポリ無知を決め込んでいるうち、知らない間に自分も仲間も子供たちもその先も、ガン首そろえて支配階級向け老後4千万円特待制度の布教活動に利用されてました…なんて師の教えの本質では到底なかろうに。
 このあたりは【592】で詳細を解説してあるので、復習よろしく。

 改憲の名誉欲に目を付けられ見事に術中にハマって、世論の集中砲火を浴び続ける世襲のガキに古電球、このごろ随分と顔の造りも溶けてきたように見えるが、まあ自業自得で同情の余地は無い。
 いっぽう与党ながらゲタ数政党であり第一党でないがために、非難の矢面からはワンクッション置いて、時に他人ヅラを決め込んで身を潜めているあたりが、狡猾な役人根性の現われといったところか。

 最後に、どんな経緯であれ話題にするのは成年社会人のオトコとしてどーおしても気が進まなかったのだが、やはり一度だけ言及しておくことにする。
 還暦公務員が遊んで暮らす高給ムダ閑職として準備され、国民に買い物のレシート管理の手間を強要するのが『適格請求書保存方式』軽減税率制度で、数年後に『いずれの移行はもう決めていたことだから』と強制移行する用意が仕込まれている【580】
 いま飲食料品と、何故か新聞だけが軽減税率対象になっているのはともかくとして、女性の大事な日用必需品が対象になっていない事実に気付いておこう。少子化対策には見過ごせない、国民の生活コスト低減の最重要対象領域だろうに?

 では回答、いや解答。国民に手間暇かけてレシート管理させ提出させたとして、女性用品の購入履歴なる個人情報がそこに混入してしまうと、ダメオヤジ低俗どスケベ役人どもが、介入したくてたまらないんだが絶対に介入できない、丸ごと女性特化部隊の限定対応職域とせざるを得ないからである。

 言っとるだろうが。軽減税率が実行され、書類やデータの作成・管理が良くも悪くも安定した仕事になったとして、『シングルマザー最優先の就労先』とする計画があるなら議論の余地はあると【422】
 猥褻ジジイ役人のトク利権に都合悪いから、若いお母さんは子供もろとも奴隷の役回りになれってことさ、胸クソ悪りぃな畜生!
 悔しいけれど、これを無関心で済まして良いかどうかは皆さまの御判断にお任せする。

 ナントカ学会ゲタ与党の軽減税率の仕込みはあまりに底知らずに下品下劣で、日本人男性の一人として断じて許せるものではない。主犯格の野郎が特定できるなら、足腰立たなくなるまで徹底的に殴打し尽してやりたい。
 この機会に、まずは国民の何人が正気を取り戻して結果の数値に反映させられるのか。
 来週末の夜はこれを確かめるため選挙速報に貼り付きたい。 大阪の成長を止めるな。
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