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【756】卑怯な恩知らず劣等生の三文フェイク啓発 [ビジネス]

 何だかテレビであほレジ機のCMばかり異常なペースで繰り返すようになったなあ。

 今なら補助金ついてお買い得!…って、そっそそ、そんな売り方するようなチャラい流行りモンなのか?一応3ヶ月後に実用稼働を開始させるつもりのウチワ話にはなってるんじゃなかったっけ?
 まあ過去に消費税率アップをやり損ねて、というか原理から破綻していて、いつだろうがどうせ現実にはならない欠陥制度妄想なのだけれど、とにかく昔作って全然売れず、見事その通りに『あんなもの買わなくてやっぱり良かった、騙されて買わされていたら大損こいてた』の軽減税率あほレジ機だったワケさ。
 どこからどう見ても、あれの長期在庫以外の何だっていうんだ?旧式不良品の長在処分、安いったってあの無意味なガラクタにカネ払う人などいるのだろうか?
 ともあれ、これも恐らくは天下り先のファミリー企業に税金資本で発注されているんだろうから、事業費いくらかかってて在庫を何台抱えているのか多少興味はある。結局は、国民負担になっていることを忘れずに確かめておこう。

 こんなもの間違えてでも買っちゃったら完全に騙された方が悪い訳だが、軽減税率補助金どうたらとかのくっだらない事務局を勝手に設置してしまっているようで、このムダ事務所も税金資本だ。誰も買わないんだしまあいいや、ではとても済ませられないのだが、ならば。
 あほレジ機の普及進捗度は、事務局を通してガチ正確に把握できてしまうはずだよな。
 そもそもこの政権、経済最優先がウリだったと記憶しているので、『市場が軽減税率の対応準備も整えていないのに、その実態を知りながら無視して導入を強行した』なんて判断は絶対に許されない。
 現実像が全く成立していない現段階で、『骨太の方針』とやらに消費税率アップを確定的に謳っちゃって大丈夫なもんかねえ?ま、捨て駒野球チームの自爆テロが明け透けに見えているだけってことなんだが。

 自国の社会統計データを役所が偽造し、実態に沿わないインチキ法案の根拠に結び付けていたという国家的政治犯罪が摘発されて以降、やはり巷の公表データは、ある程度だがダメノミクス発の好況偽証の押し付けにはケツまくって、不況の現実を率直に反映する傾向に変わったと思う。
 今や実感も指標値もあからさまな不況のもと、妄想シナリオ実現の目的をなくした捨て駒犯罪者政権だけが、根拠も無いまま消費税率アップを半狂乱で連呼している。
 まだ1億2千万人日本国組織の自我を騙せるとは思っていないだろう。怯えるが良い。

 ここらで、まだ話題の冷めない老後2千万円問題にハナシを移す。
 実は、公共の場でかなり危険なコトバを耳にするようになった。深刻な考察が必要なのだ。

 仰天したのが、『統計に騙されるな』のキャッチコピー?である。
 まず結論。これを口走った奴には、社会組織を語る能力も資格も一切無い。その時その場を無視するのはもちろんのこと、今後二度とこんな奴の発言に聞く耳を持ってはならない。

 実は随分前から、ここでシリーズ扱いにして取り上げたい話題として、ずっと統計学のことを考えていた。
 多数の要素で構成され組織性を感じさせる事象を、うまく人間の目的思考の対象として捉えやすくするために、さまざまな統計指標値が編み出されている。どれもよく工夫されており、そのコンセプトを熟知して的確に駆使することで、素のままの測定値を眺めるだけでは気付けなかった事実を見やすく実体化できて、予想外の思考展開が転がり出てきたりしてとても楽しく便利である。
 統計とは定番ルーチンの計算処理に乗せて指標値を算出し、単にその大小や増減を見て解釈を展開するだけのものではないのだ。裏返せば、統計データが示唆する動向には必ずそれに対応する現実が存在するから、必要とあらばその算出過程を遡って影響因子となっている潜在的な事実に手を打たねばならない。

 統計は人を騙したりしない。
 その見方を知らず算出コンセプトも理解できない粗悪バカが、この犯罪者政権の事実隠蔽の片棒を担ぎゴマを擂る目的で、いかにも不用意に人知の結集たる学術体系を貶める日本語を口走るのが、私はどうしても許せないのだ。

 もうひとつ、上記の末節イチ事例にもなるのだが、『ばらつきがあるのに、平均値に意味があるのか』という異次元級トンデモ論理には思わずのけぞった。
 元々は言い逃れの場で、クズ役人の入れ知恵をセメント屋が何も解らず復唱したのが広まったと見受けるが、そもそもばらつくから平均するのだ。その悪い頭で覚えておけ、どあほ。

 『日本人の平均的生活』というと、まあ誰もが『食事が一週間に一回ってのはないよな』とか『毎日お家を使い捨てってのもないよな』とか、多少の差はあれどまあまあ皆で語り合えばイメージは近い所に集まるのが判るだろう。極端なでっこみひっこみを勘や経験でハジいている訳だが、ではどこから極端と扱うのかは、個々人の勘どころの集約や、それらの合議なんかで決めるに決められない。
 だから全部足して要素数で割り、『均一だったならこんなもの』というばらつき個々の大半の姿のイメージひとつ=相場値を得る。これが『相加平均』というやつである。

 いまデータサイエンティストが不足していて国全体で育成が急務だとか言ってんだろ?
 こんなんじゃ、日本社会がデータサイエンティストを求めるその意識がそもそもから狂っていて、何をどこまで本気で欲しがっているのかも怪しいもんだよ。まさにあほの巣窟である。
 統計学たる学術が進歩させてきた人類文明の有難さ・楽しさを忘れ、やすやすと否定的な響きのウソっぱちで社会の自我に誤解を仕込もうとする、その卑しい動機が許せない。
 何より心配なのは、『こんなことを書くな』『これは受け取らない』『誤解を与える内容だ』などなど、いま恐ろしい言論統制が公然と横行している、この問題の危険な社会背景である。

 おっと、今回はこのへんで。
 日本国の法治制度や民主主義を、これほど悪質に壊した政権は見たことが無い。
 どこから日本社会の自我が動き始めるのか見ものだよ。 大阪の成長を止めるな。
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