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【730】目つぶし算数ドリルの追試日程 [ビジネス]

 花粉症には縁の無い私だが、いま目が猛烈に痒いツラさは理解できてしまう。
 幾度となく目を擦りながら、ちょっと気付いたことがあるので書き留めておくとしよう。専門の方、よろしければ調べてみてください。

 いきなり論点の核心から。
 『うう~!』なんて呻きながら両目を固く閉じ、泣き真似のジェスチャーそのままに両手の人差し指の背で瞼をうりうり擦る訳だが、当然これをやると視界はその間ブラックアウトとなる。
 この視覚遮断が、人間の意識における情報ファイナライズ処理【711】に関わっているのではないかと考えている。

 脳トレがテーマのテレビ番組で、一箇所だけほんの少し違えた2枚の画像を交互に映し出す間違い探しは御馴染みであろう。答あわせでこれら2枚を交互に映すとすぐ相違点が判るのに、真っ黒の画面を一瞬挟み込むだけで、何故あんなに見つけにくくなるのだろうか?
 私は、あの視覚の遮断が記憶単位ファイナライズ処理のスイッチになっており、直前まで見ていた映像に関わる情報処理タスクをいったん断ち切ってしまうのではないかと思うのだ。

 最近普及が進んでいる自動車のドライブレコーダーは、常時何秒かぶんの録画をし続けており、急停車や衝突など衝撃を検知した時点で、録画停止とともにそこまで撮り貯めていた動画ファイルを保存する。もちろん衝撃検知が無い限りは、古い記録から順にどんどん捨てながら現在進行中の画像を録画し足していくのだ。
 あ、私みたく安価最優先で買った人はそこまで機械任せにしちゃいけなくて、何かあった時点で自分でスイッチ押して止めなきゃダメですよ!ほっとくと上書きされ消えちゃいますから!

 ともあれ人間の視覚も似たようなことになっており、視界が真っ暗になったところをもって、一旦そこまでの記憶にファイナライズ処理をかける仕組みがあるのではないかと思うのである。もっとも、まばたきの毎度にこんなことになったら連続思考できなくてタイヘンだから、真っ暗時間の長さがある閾値を超えた時の条件付きフローチャートなんだろうな。
 いっぽう目を閉じて入眠したらこれは確実にファイナライズ処理を経る流れとなり、速やかに今日の出来事が記憶ストレージの深層低次元・整理整頓プロセスに乗っかると。
 今の私は喉仏に頸動脈に後頭部の髪の生え際など首も全周やられてしまっており、長らく傷めつけられている聴覚も未だ回復できずにいるので【640】、その影響の可能性も残るのだが、目の周辺にちょっかいをかけられる症状が続く期間、この情報処理の継続vs区切りが自分でコントロールできなくなっているように感じる。

 実は先月『2960+1650=?』の暗算を急に求められ、ぐずんぐずんと軽く数分もかかってしまったのが、今回紹介している仮説を思い付いたきっかけである。
 普通なら『2960=3000-40』だから、まず『3000+1650=4650』として、そこから40を引いて4610が算出できることが解るはずだ。

 だが『3000+1650=4650』まで進めた時点で、『40』の記憶が現在思考中のメモリー領域からポロリと外に零れ落ちてしまい、4650から幾つ引いて良いのかの確信が持てない。何度か繰り返して堂々巡りなので諦め、今度は『1650=1500+150』だから、ざっと『3000+1500=4500』に端数の足し引きだなと考え直したら、やはりというか150も40も、それらを足すも引くもあやふやになってしまい、ますます困惑するに陥った。
 マジで電子計算機とは言わないまでも紙と筆記用具を探しかけたものだが、まあどうにか答を固めてその場を切り抜け、事後検証で間違ってもいなかったのでめでたしめでたしである。
 暗算作業そのものには視覚入力は介在していないものの、この自分の情報処理のただならぬ断片化現象を喰らって、真先に類似例として思い当たったのが冒頭の脳トレ間違い探しであった。うう~痒いな~痛いな~と気になりつつ、ほんのちょびっと何かやると、いとも簡単にそこの思考途中でファイナライズ処理がなされてしまい、再び短絡アクセスができない保存ファイルに化けてしまう感じである。

 これと相前後して、ぽかんと五線や付点長の辻褄が合わない楽譜メモも描いてしまっているし、何より3回前の【727】では『平均80万人規模の大阪特別区よっつ、その4区構成の270万人大阪都』と九九を間違えている。『しちしにじゅうはち』で平均70万人の4区なのだが、隣のキーをミスヒットしたにしても、何故この当時そこに気付けなかったのか自分でもさっぱりわからない。
 どお~も、盛んに真っ暗闇の割り込みで視覚入力が中断されることにより、情報ファイナライズ処理が強制実行されているのではないかと思うのだ。まあ今の自分の気を付けどころが何となく判っただけ良しとするか。

 …だとすると、だ。
 特にノリノリで物事に取り組み次々と建設的な展開を繰り出していくフロー状態【483】を実現するためには、せっかくの好調期にこういった不意のファイナライズが無駄に起こってしまわないよう、それと狙って自身の健康および身体動作の管理をする必要があるということになる。まず人間個人に、そして恐らくは生命稼動をフラクタル拡大視した社会組織にも。

 おっと今回はここで切るとしようか。どお~も毎回分量の切れが中途半端でイカンな。
 先に種明かしをしておくと、改善欲求の焦りで的外れな方向に走ってしまっているのなら、何事も直ちに緊急停止する必要があるのだが【243】、首尾よく建設的な効果が得られている限りは、その勢いを不意に止めないよう解って狙って方針維持する選択が健全だと言いたい。

 生命が行う情報処理トレンドとして現出する『意識』とは、かくも機械的な性質を持っており、ならばそれなりに意図した操作が呼応して効くはずなのだ。大阪府市にも、日本国にも。
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