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【720】バーチャルプレゼント告白状の交際成就率 [ビジネス]

 トランプ君の『ラブレター暴露』爆弾発言がパンチ力あり過ぎて唖然茫然だ。まだ事実関係のウラが取れていないのでその情報を待つワケだが、コトの行きがかりからして本人の意志以外の、何か計画性のある外力操作がアレをしゃべらせたとは考え難い。

 国際世論の動向に対して多少でも勘どころのある人間なら、『平和賞』はあり得ないと見通すのが普通だろう。本人もちゃんと自覚しているのが可愛い。
 だとすると、最初からかすりもしない空振りを前提としたトランプ君へのゴマ擂り目的でしかないということになるのだが、それならそれでゴマ擂られた方も決して好意と感謝の気持ちで受け取れないのはバカでも判る。
 この時点でこんなもの、決行を断念するのが常人の神経だ。そう願いたいものである。

 コトの真偽はともかく、こんなスキャンダルが出て来るとは、呆れるにも程度が低すぎて底が見えないよ。まさに前代未聞、空前絶後の自爆テロ非国民政権、こんなのが改憲なんて日本沈没のその日を迎えたとしても絶対にあり得ない。
 実はこの一幕は北米発の起案で、日本に依頼が来て始まったことだと流されてもいるようだが、はてさてそんなことになる巡り合わせなどあるのかねえ。

 トランプ君の発言を真に受ける限り、世界で最も権威のある人類文明の国際的な表彰への推薦を、この日本国が推薦対象者当人への告知付きでやってしまっていることになる。
 表彰運営委員会の規定として、向こう50年は挙がった受賞候補者が誰々だか明かさないそうで、少なくともその意思を酌む良識があるなら差し控えるべきことではないだろうか。誰がどこで推薦のことを言い出したかは関係なく、『告知付きの推薦をやった事実があるかないか』だけが問題の本質である。
 世界中の人々に取り囲まれてでも、共同保管の小豆をくすねた容疑ならば、今の時代いちいち腹まで切らずに内視鏡でも飲めばカジカ蛙の姿が一目瞭然、その場で信用を取り戻せる。だがトランプ君に妙な下心含みのお手紙を書いて送っちゃった容疑となると、何の事実を晒せば信用回復にコト足りるのだろう?

 『送らなかった事実を証明する』つまり『無い事実を無かったと証明する』のはムツカシイ…ってのはウソや不正の尻尾を掴まれたインチキ野郎の逃げ口上の常套句だが、今度ばかりはムツカシイで済む話ではない。日本国は世界に誓って絶対にそんなことをしないと、国際社交の場できっちり信用を取り戻さなければ、後々の外交で被る損害は測り知れない。真先に北方領土も徴用工訴訟も、論争の行方はナメられ放題のうやむやフェードアウトで決まりだ。

 これまでなら、どうせ直接自分の身に実害を及ぼすことのない、たかが1億2千万の日本国民までが相手だから、薄らニタニタ笑いながらのらりくらりと在るコト無いコト言い逃れして済ませられていた。だが今度は人治式法治国家・島国日本国の外側が相手だから、法に定めるも国会で答弁するも検察がさじ加減を量るもなく、ヒト対ヒト・クニ対クニの信頼関係に基づくガチンコ真相判定勝負である。これは甘くない。

 四方八方行き詰まり、これぞ噂のサムライ・ハラキリ~!と見栄切ってかっさばいたところで、誰も納得しないまま疑いだけが永遠に残ることになる。つまり『責任が取れない』のだ。
 だから普通の社会人は、いざという時に責任が取れなくなるような背徳行為には、身の危険を感じて手を出さないものなのである。後に本人が人生を絶望するほどの重圧でもってそれを無理強いしたがために、財務局の職員さんは耐え切れず自身を殺めてしまった。
 この日本国で税金を集め公務に従ずる立場として、1億2千万人日本国組織を裏切り仲間でなくなる道を選ぶ判断が、ひとりの日本人としてできなかったのだと思う。組織認知症患者による殺人事件の健常者被害者、気の毒なことこの上ない。

 いま日本国組織が、世界人類の、しかも平和を願う文化活動の表彰を、ゴマ擂り外交のダシに使うという下衆な形で冒涜した疑いが掛かっているのだ。
 日本国組織をナメ切って、かつて実に軽々しく『ワタシが責任者です』と抜かしていた世襲のガキだが、いよいよ箱庭神通力の外側を相手に掛け値なしのマジな信頼回復で、おのれの生存空間を勝ち取れるどうか見ものである。
 もう一方的に言い放ってなし崩しで居残る手は通用しないし、本件の不透明な結末により他分野領域まで含めて、次回以降の日本人受賞ペースが落ちでもしたら、国民に謝って済むハナシでも国民が許して済むハナシでもなくなってくる。

 まあいいや。当面のところ野党たちにはどうにでも追及が可能だろうから、適宜やりやすいようにお任せするとして、今国会の肝心なところを外さないように再度お願いし直しておきたい。やはり移民政策と税制改悪については直近の現実問題として、諦めず徹底して阻止に尽力していただきたいのだ。

 ひと昔前ならどんな悪人であっても、現場が成立せず現実にならないような決め事は、どこかで施行前にブレーキが掛かっていたと思う。物事全てがモノホンの無秩序に混乱して崩壊してしまったら悪巧みの旨味もなくなってしまうし、何より『そこまではやっちゃいけない』という社会組織維持の自制心が働いたからだろう。
 だが組織認知症患者は、社会組織を維持しようとする本能から欠落しているのだ。どうしようもなく日本社会を壊して、壊れた現実を前に何もできず何もしないまま、ただただ直面した会話にだけ場当たりで反応するのみとなる。壊れた現実の処置は何とかしなきゃならないが、何とかするのは健常者の仕事にしかなり得ない。
 高齢化ニッポンが新たに迎えている大問題は、この『社会組織の中で、自分の存在に責任が持てなくなるビョーキ』の蔓延であることを忘れてはならない【617】【618】

 日本社会の自我が『真実の認識』を確定済につき、結末は決まっていると述べた。
 ならば具現化する被害を最小限に食い止めるための戦略的思考が現実解となろう。
 今般のは事実だったとしてもあまりにベタ過ぎのスキャンダルだし、ここは少し様子見しながら着実・慎重の姿勢を崩さないよう頑張っていただきたい。
 引き続き応援するので油断なきようしっかり頼む、野党たち!連日お疲れさま!
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