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【699】フラクタル生命樹形図の描画インク残量 [ビジネス]

 前回に続けたくはないのだが、とてもじゃないがこのまま終われないのでもう少し。
 『御叱責と受け止める』などと、何年がかりで蔑ろにしてきた皇室の御進言に対して、今さら後付け丸出しの慇懃無礼な言い訳を軽々しく放って火消しになると思うこの役人組織の壊れようが、おおよそこの世のものではなくなっている。

 実にぬけぬけと『これをもって大嘗祭に関わる計画・予算は一切変更しない』の宣言とも取れる内容を続けており、要は『皇室から叱られたという構図は認めてやろう、だが役人組織で決めたことは一切変えずに強行するから知り置くがよい』としか読めない日本語であった。
 しかも、少なくとも秋篠宮殿下のお話は『長官が効く耳を持たなかった』と取れるものだったはずだが、今回の声明を出したのは次官ポストである。
 なぜ長官本人が皇室の御指摘にきちんと答えない?皇室直々が発信した、国家祭事の経緯に関わる見解をナメているのか。これ失礼とかどうとかいう問題ではなく、日本社会がハアそうですかと聞き流して終わる問題でもない。日本国で起きてはならない出来事だと思う。

 皇室は『日本国の象徴』であり、宮内庁とはその皇室にお仕えする役所だったはずである。つまり原理的社会として今日に息づく組織生命体なる日本国に御付きして、御世話を施し御用をうかがって執務する、その機能において俗世間の下心とは隔離されたある種特別な役所であるはずだった。
 あほな役人組織の力関係でどんな相対位置になるのか知らないが、どこの役所が何の世俗都合を抱えての公務予算であろうが、こと皇室の御意向を受けた宮内庁の方針となれば、日本国の持てる能力を誠実に尽して現実解を導き出すのが国務であろう。
 それが皇室に聞く耳を持たず、バブル期相当の高額事業計画を国民に隠して組んでいたとは何事だ。日本国民の税金を集めて、国家繁栄を願って祈る日本国そのものにこんな対応しかしない事業所を、現行の人員体制で維持する意味などあるのか。一体いつの間にこんな情けないことになった?

 あんまり穏やかでない表現は使いたくないが、立法・行政・司法に跨る非国民犯罪者組織による国家転覆の自爆テロが、既にただごとでない質と勢いで同時多発しているという証左なのだろうか。
 『日本国の健常者の間でなら絶対にあり得ないこと』が起こるのは、間違いなく組織認知症という老衰に起因するアタマの病気で気が狂ってしまっているからだということで説明はつくが、説明だけつけて済む事態でもなくなっている。正直のところ知恵を使うにも気が乗りにくく、考え進めるにも重苦しく厳しい課題なのだが、そんなことも言っていられない。

 例えば社会生活に支障を来たし、家族の顔を見分けられなくなっていたりする、いわゆる一般概念でいう認知症患者でも、手厚い介護に奮闘する親類縁者や介護職員に向かって、状況を理解しない場違いなコトバを発してしまう場面が少なくない。介護関係者の方々の精神的負担を察するに、心中やりきれず胸が詰まる光景である。
 同じく組織認知症患者は、一応の日常生活をやり過ごし家族の顔を見分けて健常者社会に紛れながら、我慢を重ね気を遣ってくれる社会組織相手に、場違いな『組織性逆行スイッチ』が平然とONになるのだ。
 『生命原理的社会において、ガチで自組織をぶち壊す破滅工作』を繰り返し共存を諦め合い、どこにも未練を残さず最期の気力と体力で社会離脱するためのプログラムなのだから道理と言えば道理である。

 何しろ、遡ってテロ等準備罪法案あたり以降の全部、もう水道民営化法案も移民法案も、それに関わる調査結果を真横に置いてそれを無視し、歪曲というにも根底からかけ離れ過ぎた架空の申告値をでっち上げて法案を組み、不正を暴かれ野党の的を射た指摘に蜂の巣にされながら『議決の儀式』だけやり散らかす異常事態が定番パターンになってしまっている。
 これが、主権在民を謳う民主主義議会制の国家における立法府の姿だろうか?
 別に全員が満場一致であれとは言わない。少数でも最後の最後まで納得いかないのがいて、怒号が飛び交うなか採決されることもあっておかしくない。それにしても昨今の国会は、意思伝達しながら生きる人類の文明とは違う次元の退行的な押し引きと言わざるを得ない。

 奇しくも仏政権が支持率を下げながら燃料税増税を強行しようとしたところ、全国で暴力的なデモが多発して取り下げざるを得なくなったのは報道されている通りだ。
 民主主義を謳いながら、国家組織の意思決定役に就いた少集団が『国家社会の自我』に逆らう自分ら勝手の判断を支配的に決め、それを『国家社会の自我』に強制しようとしたのだから、理に適った結末であると言える。

 しかし私はイチ日本国民として、日の丸と君が代の奇跡の島国【404】において、こんな『主張のパワーバランス』で国事が決まることは好ましくないと考える。
 我々日本人は『お陰さま』『お互いさま』で常に目前の仲間がいてくれる有難さを確かめ合いながら、他国なら内部摩擦に消えていくようなエネルギーも無駄なく国力アウトプットに昇華することができたため、独自の存在感が国際社会で敬意をもって迎えられ、これまで幸せに暮らして来れたのではなかったのか。
 皮肉なことに、豊かな日本列島が我が国を世界トップクラスの長寿国にしたのは良いが、それによって社会問題規模で発症する組織認知症が、よりにもよって真先にこの『組織の民』が成す日本国の優位性を老衰させるものだったのだ。
 泣こうが嫌おうが事実なんだからしょうがない。この生命進化の過程において、今のまま縮小均衡でボケ老人のエサになって終わろうと示しあうなら大和民族は淘汰されてDNA樹形図の一本がオシマイってことだし、それで収まりがつかないなら、若年層を主力に見据えた我々現役世代が新しい道を切り拓くしかない。

 こないだチラと野党の作業現場が映ってるのを見かけたが、大量の書類の山を積み上げて手分けし、現与党・自爆テロ非国民犯罪者組織の不正操作を地道に検出してくれているのには心より感謝する。過剰宣伝にならないよう気を付けて、でもチェックした書類はしっかり映って国民の目に触れる場所に積んどきなさいな、きっちり相応の仕事をやってくれてるんだから。ホントお疲れさまの一言に尽きる、どうもありがとう!
 いま日本国は緊急事態なので、とりあえず完成度の高い代案作成なんか優先度を落として結構、『今この場で狂った大ウソ法案を未検討のまま儀式だけで強行させない。筋を通して徹底的に抵抗を貫く』が大事なところである。悪い事が決まったハナシになるくらいなら、全部廃案でボウズの方が遥かにマシだ。

 日本国じゅう、みんな見ている。年の瀬に大変だが、応援を続けるので頼む、野党たち!
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