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【651】自然・文明ダブルイメージ肖像画の視射角 [ビジネス]

 やれやれ与党ども、やっぱり会期延長に出たか。ま、殆ど成果ないからねえ。

 いや成果なんか無いで結構、いま旧来の感覚でいう『成果』なんぞ国務の運営でも何でもなく、組織認知症・犯罪者集団の国家破壊工作でしかないからだ。
 何が『野党のせいで、また決められない政治』だよ、丸ごと与党どものせいじゃねえか。
 野党たち、今はあなたがたが正しいと国民は理解しているので、延長戦は延長したぶん普通にしっかり戦えば、その効果はちゃんと世論に積める。

 先に総括しておこう。
 日本社会が広く『組織認知症』を実感するようになってきたのだと思う。

 基本的人権を保障され、みんな法のもと自由平等に暮らせているはずの日本社会だったのだが、いつの間にか国家運営層の重要空間で高齢化とともに重篤な組織認知症が蔓延していたのである。そしてあちこち大勢の認知症老人どもが、醜くも老い先短い自分都合の利得を共鳴させ合って、立法・行政・司法に跨る一大ボケ老人帝国を築き上げていた。

 本来なら、人間は個々人完結の生命体であると同時に、社会組織という大型生命体を構成する一単位でもあり、殊に『組織の民』たる日本人は生来『世のため人のため、お国のため』の共存共栄志向が長期熟成されていたはずなのである【278】【404】
 だがその上流で、生命の歴史がDNAに紡いだ生物標準プログラムとして、『衰弱が呼び込む社会性の自己崩壊』が実行されるのだ。加齢で衰えて社会組織を支えるだけの生命力を割り込んだ順番に、自ら組織の生産稼動に邪魔を繰り返し、仲間と軋轢を生じさせて組織から遠のいていく宿命である。
 原始社会なら、集落の生活エリアから徐々に離れていき孤独に息絶えていたのだろう。

 なまじ文明社会生活の便・不便を基準にした『認知機能OK/NG』の概念や、戸籍による帰属メンバーの法的管理など存在しない社会なら、『みんなとうまく暮らせなくなったヤツ』として自然の成り行きで老いて壊れた自分の人生に幕が引けたはずなのだけれど、現代ニッポンの高度文明がこれを許さなくなっていた。
 個人差はあれあまりに早々に訪れる組織認知症は、友人知人を見分け日常生活を無難にこなして健常者を装いながら、議会制民主主義法治国家・日本国の正しい運営を蝕んでいったのである。

 あっちこっちガッコの設営という公共性のある事業で、大事な国民の血税を私情で違法流用する自己満足に明け暮れてみたり、これだけ若年社会層が経済的に苦しんでいる中、軽減税率という無駄公務をでっち上げて、よりにもよって還暦公務員を新設しようとしてみたり。
 そこからの展開は例外なく、捉えられて動じず、追及されて真実を語らず、法の裁きを頑として拒み続ける。これは増殖し続け街の日用品店が手を焼く、高齢の万引き常習犯と共通する犯罪性故障モードに他ならない。
 冗談でも何でもなく、そういうことなのだ。日本国が直面する厳しい現実である。

 ここでリマインドしておくが、国会の会期を延長しておいて、例えば突然も突然、意表を突く急襲でいきなり還暦公務員法案を打ち上げ花火で強行採決する魂胆もあるはずなので警戒しておきたい。まかり間違ってでも還暦公務員を引き充てた軽減税率の導入など、本当に動き出すようなことがあってはならないのである。
 まさに日本社会の隅々まで国民を失望させる国家組織力の破壊工作であり、ナントカ学会がゲタ与党と組んでこんな凶悪な社会転覆が図れるんなら、どこぞの有名宗教団体を国じゅうで悪者扱いしたのなんか失礼千万もいいところだ。
 劇物使用は現場ローカルで一時的だが、軽減税率と還暦公務員制度はそれで済まない【574】

 野党たち、打ち上げ花火の仕込みには目を光らせといてくれよ。応援してるぞ!

 さて組織的犯罪ゆえコマ一片が独断で手前勝手にギブアップすることもできず、虚偽と隠蔽で『あくまで疑惑』に籠城するばかりの世襲のガキだが、もう日本社会が改憲の論議を許すことは金輪際ないだろう。
 コイツの残り寿命のうちで独りナニを挽回したつもりになろうが、ここまで『逆上屋・ウソつき・裏切り者・犯罪者』の社会認識に観念する様子もなく、頑なな案件放置と愚かな無駄放言で今なお硬直することしかできない無能っぷりを披露してしまった以上、これはもう日本社会の自我の記憶に深く刻まれ消えることはない。チョイ前の、改憲論議の気運はオワリなのだ。
 ならば片方がコケた『改憲vs軽減税率+還暦公務員』の与党内取引は、既に成立不可が決定していることになる【606】
 信用失墜の失敗は幸いにも世襲のガキ単独の自爆ヘマだから、ゲタ与党やナントカ学会にしてみれば、この後始末とは縁を切り、手段を選ばず還暦公務員制度を押し切るアタマしかないと読んでハズレはなかろう。

 この犯罪者政権、この通りグダグダに腰が砕けても、カネトク階級意識への執念はしっかり腹に持ってるはずだぜ。骨太がナンタラの妄想妄言集で財政健全化は5年放り出すとのことだから、まあ最大5ヶ年の幅を持たして還暦公務員導入計画の完遂を目論んでいるってことだろうけれど、油断は禁物だ。

 そろそろおかしいと思おうよ。日本国の社会規律としてあり得ないコトが起こっている。
 誰がどう見ても気の狂った発言しかしてない精神異常者どもが、あからさまに私利私欲で、国有財産の横領や異常な階級制度の導入による社会転覆みたいなことを堂々とやっているのだ。
 これらがちゃんと違法行為として検出されているのに、犯罪として処理されない。

 そう、『組織認知症』の概念がなかったからである。改めて再認識いただきたい【617】
 社会に暮らす人間の意識とは不思議なもので、『こいつビョーキじゃん』と判断するロジックを持ち合わせない限り、『おかしいのはおかしい気がする。だが世の中そんなもんだ』と結論付けてしまうものなのだ。
 その結論は独り歩きして、思考しない夢遊病者の納得とも呼ぶべき精神状態に落ち着いてしまい、共鳴する。

 おっとー!この話題も長くなりそうなので、今回はここまで。しっかり頼む、野党たち!
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