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【645】幸運ラフプレーの退場宣告 [ビジネス]

 偶然の巡り合せながら対比が明暗ハッキリついていて、これが日本社会の意識をまた少し変えてくれるのではないかと期待している。
 そう、若い人たちの素直な声が上がり、道理に沿って物事が展開しつつある大学アメフト危険行為の騒動と、相変わらず不正・隠蔽の横車で認知症老人の言いなりが通ると勘違いしている国会の痴呆論議の対比のことだ。

 アメフトの件では、危険行為を犯してしまったプレイヤー本人クンが逃げ出さず辛い場面に自ら出て来て、自分の言葉で真実を語った【330】
 これに続いて、彼を裏切り見え透いた保身に翻る指導者どもの醜い言い訳をもって、関東の学生連盟が『不自然極まる、虚偽と判断した』とバッサリ断ずる痛快な計らいが光ったのは御存知の通り。
 ぐうの音も出ない証拠さえ上がらなければ、どんな自分ら都合がバレバレの作り話でも基本的人権を踏み越えてまで追及の手は及ばないから、結局は普段から顔の効く範囲の場で言ったもん勝ちの逃げ切ったもん勝ち。こんな性根で、一応にでも『命令する地位にいる』『カネ流れを好きに決められる』ということにしてもらっている自分が、何か関係者一同に主張して強要して、しぶしぶの黙認で従わせるチカラがあるとでも勘違いしたのだろう。
 もうマトモな日本語の会話が成立しなくなっている。

 こんな的外れに狂ってしまった人間関係の認識では、もはや組織の一員として噛み合うことはできない。まさに組織認知症である。
 若い学生さんを擁し過半数が未来を意識する学生連盟組織は、認知症を発症した用済み個体を切除・廃棄し、合理的な組織力生成機能を取り戻して生命力を再整備するのだ。

 いっぽう完全な『さらし者』として、呆れられ忌み嫌われ続けるのがこの犯罪者政権である。
 偶然といえば偶然にも見えるが、思えば何年にもわたって隠蔽と虚偽答弁ばかり続けていたのだから、いずれ正しい実例が真横で対照的に並走し、この悪しき慣習が社会の全面に同時絨毯爆撃で強く印象付けられる日は、来ない方がおかしい。
 これは必然の展開が訪れたのであり、甘く見て早めの火消しを怠ったため云々…とする論評は、渦中の当事者ども同様、全く時代遅れの世間知らずである。

 『法治社会なんだから、悪事の物証を隠し通して、日本語文法でどうにか文意の成立する主張さえできてしまえば、疑わしきは罰せずで硬直し風化する』などという社会基準はもう過去のものなのだ。
 立法・行政・司法の日本国運営機関にまたがる組織認知症の高齢犯罪者集団が、やって良いコト悪いコトの一線を見失い、私利私欲の違法行為をバレバレ穴だらけで隠蔽したつもりを演じ、これを誰にも気付かれていない体で強行しようとする、まるでコントのような故障モードがあからさまになり過ぎたためである。
 当然、認知症犯罪者集団に対する反感が拡がり、巨大生物・日本社会の自我は『従来の裁き方でどう決まろうが道理の通らないものは通らない。許さないものは許さない』と腹づもりを据え替えた。
 誰がどこから見たって真実は明らか、ならばそれが日本社会の自我の認識なのである。

 まだまだ治らないこの犯罪者政権の不正を暴く物証は出続けると思う。
 日本社会の現役世代=生命力の中心が、犯罪者政権の食い物にされようとしていた危機に気付き、本気で組織認知症の犯罪者を駆除にかかる決心を起こしたからだ。
 組織生命のDNAを紡ぐ『生命の掟』として、正しい反応動作である。

 国会の意思決定を不正に狂わせたペテン眼鏡が『ま、このくらいなら不正ってほどでもないんじゃね?』的に不起訴で済んだというのも信じがたい話だが、次はこれを日本社会が従来なかった反応で裁く順番になることに気付こう。
 例えば、これまで選挙の投票用紙にしばしば抱き合わせ?で問いかけられていた、裁判官の信任・不信任の投票に大きく影響が出て来るのではないかと思っている。あの『やめさせた方がいいと思う裁判官』というやつである。
 恐らくほとんどの人が『やめさせた方がいい』とか『不信任』に票を投じたことが無いのではないだろうか。政策の良し悪しとも直接関係なさそうだし、わざわざにやめさせる理由も見当たらないし、よく判らん…んじゃま頑張っててくださいよ、というのが大方の判断ではないかと推察する。いかがでしょうか?

 だが今回、司法機関があからさまに日本社会の意志を無碍にした処置を勝手に決めた。検察は厳密な区分としては行政に属したと思うが、社会一般としては司法のまな板に乗せるかどうかの入口機関として認識されているはずである。
 どこに勤めるどの立場の奴とか細かいハナシはともかく『日本の司法が』、世襲のガキの手前なら公金8億円ぐらい罪を問うほどでもないってことでオシマイにしちゃった訳だ。
 これ、上記の投票スタンダードが裏返って、司法関連の信任投票と見るや片っ端から…という将来の事態を招いてしまっている可能性は少なくないと思う。改めて危機管理が語られる昨今なのに、この程度のこと考え及ばんかなあ。まあいいや。
 とりあえず眺めていようか、『幕引き』とやらの収穫はいずれ自分らで刈り取るんだろう。

 冒頭に話を戻すが、若い人が『反則して、自分が勝ったことになる判定を手に入れる』ところまで行かなかったのが、何よりも良かったと思う。
 こっそり不正をやってそれを見逃した誰かに勝利を認めてもらったとして、人を騙して、騙した人の目に決めてもらった高評価を手に入れて、それを自分の優位価値にしてしまった記憶が生涯永久に残る。こんなもの成功してしまっていたら、一生の不幸だ。

 軽減税率=現役世代の生活負担【574】をこっそり交換取引に差し出し、ウソをつき真実を隠し、忌み嫌われ嘲笑されながら、改憲の名誉に執着するどこぞのガキみたいな卑しい顔になっちまってたところだぜ。
 あれこれあったが、良かったじゃん。まだ若いんだし、また仲間と思い切りアメフトやれば?
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