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【624】不可解なる恐怖の読解チャレンジ宣言 [ビジネス]

 今回こそ怖い話から始めよう。これまた人気の高い準オカルト内容が絡む考察である。

 自然界において、ネズミの群れが不可解な集団入水自殺をする事例は有名だ。
 何故これを不可解とするのかというと、生物は自己保存本能に基づく生存意欲があるためで、それに群れの全数が一斉に逆らう現象が起こるなど、あり得ないと考えるからだろう。

 だが前々回述べたように、『種の存続のための組織生命の自己保存』という概念を設定すると話が違ってくる。組織の自己保存のための個体の自滅=みんなに余計な負担をかけないよう弱った個体が離脱・消滅していく自発作動モードがあり得るのだ。
 ここで『老兵はただ去りゆくのみ。みんな達者でな!』みたいな浪花節の有終美談をネズミたちが知っているはずはなく、我々文明社会に生きる人間の目には意外に映るような、何らかのトリガー入力を得て機械的にその作動プログラムがONになるのではなかろうか。プログラムONになった個体は、『組織を存命させるため自らの宿命の完遂として』振り返ることなく破滅志向の道を歩み始める。

 さらにこの破滅プログラムは、条件さえ揃えば、オトコの活動力やオンナの鎮静力【403】と同様、周囲に感染するのではないかという気がしている。組織スケールへのフラクタル視で考えれば、組織生命の競争フィールドで一定確率の淘汰があり優良組織が次世代を紡ぐなら、『生命力の劣る組織は消えようとする』はずだからだ。
 例えばネズミの一群を構成する過半数の個体に伝染が拡がった時、消滅を決心した群れ全体としては『理由なき集団入水自殺』に見えるのではないだろうか。

 シャンソン曲『暗い日曜日』のエピソードは有名だから、御存知の方も多いだろう。
 生バンドにこの曲をリクエストして一杯やった直後に頭を撃ち抜いただとか、この曲を葬式で演奏してくれと書き置きしてガス自殺しただとか、この曲を歌っていたホームレスに有り金丸々くれてやって入水自殺しただとか、とにかく世界中でこの曲にまつわる自殺が連続発生し『自殺ソング』とまで呼ばれたイワクつきの歌である。当時の暗い世相その他をいろいろと因果付けて付かなくもないものの、それにしてもこの曲がこの高頻度で自殺に関わる理由が説明できないままに、英国で放送禁止になったりもしたという。
 また最近は収まったのかあまり聞かないが、ひと頃は都心の特定の鉄道路線で飛び込み自殺が多数連続してしまい、路線上各駅の照明から発着通知のメロディから、さまざまな感覚入力の要素を全とっかえした実例がある。
 更には実際そのまま延長線上に自殺があったかどうかは知る由もないが、他ならぬこの私自身が、まさに小石に躓くように思考意識が暴走し、なす術も無く手が付けられなくなる体験をしている【286】
 偶然にでも『破滅プログラムのON条件』が揃ってしまうと、こういうことになるのでは…?

 自己保存本能に基づく生存意欲というのは、生命活動が生産的に調子良く回っているうちはそれが自然だが、『環境の要求値に対して、自力の対応が絶望的とする判定アイテム』などの入力信号が噛み合うと、機械的にあっさりと大前提でなくなってしまう可能性を感じてしまうのだ。気を付けないと。

 今あなたが14万8千光年の彼方から地球への移住を目論んで、遊星爆弾を次々と放つガミラス作戦司令部の一員だったとしよう。地球観測で情報収集していたら、日本国なる組織体が目に飛び込んできた。
 …あれ?こいつら放っときゃ集団自殺してくれるから、遊星爆弾は節約できるんじゃね?

 日本人の群れって、そもそもが地球上ですら他国組織との競争があるのに、老衰部位が勝手に日本国内で何のパワーにもならない軽減税率みたいな負荷を作って健康な若年層に粘り付き、国力を致命的に蝕もうとしている。不思議なことに臨死の若年層はされるがままに声も上げない。
 文明を持つ生命体なら生産力向上志向を持つことは理解できるが、その改善起点となる現状把握の段階で、わざわざ意図的に質問を違えて刈り取ったインチキ調査回答を根拠に持ち出す違法行為がなされる始末だ。当然これでは組織の生産力は向上せず衰退の一途を辿ることになるが、法を犯してまで何故そんな不可解なことをする?
 遂には、次世代を担う幼少層の育成は切り捨て宣言する反面、老衰部位のママゴト遊びには経済力を不正に工面・調達し、バレた途端に『現有の遵法判定ギリで、どの老衰部位までが原因だったことで決着するか』が一同最大の関心事。あからさまな真相を横目にぐじゃぐじゃ保身の押し引きをするヤツはいるし、いかにもの知った顔で、死ぬほどどうでもいい我流の解釈を披露するヤツはいるし。
 黙々と崖から飛び込みおびただしい溺死体で海面を埋めていくネズミの群れの方が、どれだけ素直に、生命の淘汰と進化の原理を訴えかけてくれることか。

 改めて申し上げたい。したり顔でこんな事態に陥った理由の解説をぶつけ合って遊んで済むような事態では全くないのである。
 文明の有無まで取っ払ってただの生命体として、完全に本能領域から狂った作動モードを、この日本国組織はナウ現在進行形で実行し続けている事実を直視すべきである。その原因を早急に特定し手を打たない限り、日本国組織という生命体は健全性を取り戻せない。具体的には我々国民全員が、この日本国で平和で安全に、納得して楽しく心穏やかに暮らせない。
 虚偽と隠蔽で破滅の国家運営を進めようとするこの犯罪者政権をまず待ったなしで足止めさせ、こいつらが決めたことにして吹聴している全てを、即刻ゼロベースの御破算に戻す以外なかろう。従来経緯を底ざらえで提出させ洗い直して、本当に生産性向上の確証が取れると判ったら、文句なしの公言公知の上でGO判断すれば良い。

 繰り返すが、今なおマスコミも含めて日本社会の公共情報界が総ぐるみで隠蔽し沈黙し続けている軽減税率は、絶対にこのまま看過してはならない。公正性・正当性が普通に日本社会全体に理解されるものならば、こんな異常な情報規制線は張られ得ないからだ。犯罪の臭いがする。

 元来は組織生産力を維持するための、個体相互の協力を促す社会性なワケだが、高齢化が進むにつれ、あながち協力し合うに適した個体ばかりでもなくなっている。新たな共存形態の模索が必要な時代なのだ。
 いつまでも全員がタブーに怯え対処の先陣を牽制し合うばかりでは、日本国組織が新陳代謝できずに老衰し滅亡してしまう。本気で幸福な未来を目指して2025万博誘致するのなら、今日連続する老人性政治犯罪を逃げず恐れず誤魔化さず、医学的・生物学的根拠をもってドライに斬り込む覚悟を決めないと。
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