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【620】球体式戦略思考術<9> [ビジネス]

 やはりというか閲覧数の立ち上がりが強烈。みんなボケ老人との集団自殺を突き付けられてまで頑としてホントのことに口を噤む日本社会に、心底辟易してるんだよ。
 消費税10%への引き上げを思いとどまり8%据え置きを決心した頃、うまく行ってるかどうかはともかく日本国組織はギリでまだ正気を保っており、あれが最後だった。まあ組織がそこからトシを取って、いよいよ本当にボケちまったってことだな。
 その事実を認め、人間個人としての自分は自己責任で身を修めるとして、社会組織においては若返りが可能なので、皆でそれをやろうと私は言っている。

 ヤク離脱の加速トライアルをしていて気が付いたのだ。免疫力発動状態にあっては、『攻撃力』『駆逐力』が体内に放たれている。間違いない。
 『癒し』でもなければ『手当て』でもない。明らかに『見つけ出して引きずり出し、やっつけろ!』の粒子が体内に隈なく放散され駆け巡っている実感がある。

 まだ確信には到っていないが、免疫力の源泉たる骨髄つまり脊椎の芯でエネルギー大量消費の活動が起きて、次に体内のあちこちで攻撃力・駆逐力が錯綜、続いて老廃物濾過の腎臓が盛んに働くのを感じるのだ。ちゃんと左右で腎臓の高さが違うのまで判るもんな。

 もしかすると、感覚器からの機械的な入力が先にあって、感情や意識はドライかつロジカルな処理を受けた結果の二次産物情報として出力されるのではないだろうか【608】
 『ぞっとする』感覚【615】が発熱による悪寒を伴わなくなってくると、『あ、これが結果的に寒い感覚になるのかな』と思うことがある。戦慄の夢から覚めて思うのだが、確かに『アタマに来る』と手が急激に冷えて、時に寒さで歯の根も合わなくなることがあるんだよな。
 臨戦を感じてフィードフォワードで免疫力を事前発動するDNAが生存し、本能的作動を紡いだのだろうか。『寒さ』『怒り』『恐怖』あたりは同じひきだしに入っていると思う。

 しっかりエネルギー補給できてこそ人間は活動を決心できるから、『腹を括って』『腹を決める』のではないか。『腹が減っては戦ができない』のでそんな時は逃走し、がっつりメシを喰ったらこの野郎さあ来いと『腹が立つ』という順番ではなかろうか。このへん腸や肝臓がトリガーっぽいぞ。
 耳は3次元空間において自分の体勢をモニターする器官ゆえ、非常に敏感で故障すると不安感が凄いのだと感じる。耳の機能低下が気になり始めると居ても立ってもいられなくなり、ついつい愛車を引張り出してカーステレオの前後左右バランスで聴覚感度を確かめながら、ナビゲーションの画面と三半規管の平衡感覚を整合チェックしたものである。『耳が痛い』とか、不安な感情や『もう御勘弁…』の泣き心境がこれくさい。
 あ、交通量の少ない近隣の直交街路に安全に行けて、どう転んでも運転を失敗しない人でない限り、絶対にマネしてはいけない。交通事故を起こしたら人生オシマイですぞ!
 耳は嫌になるくらいヤク抜けが遅く、全身の体調の山谷に関わらず始終トラブルが出続けるので、いま頑張っている人もこれから頑張る人も、その覚悟で受け止めるべきである。お大事に。そしてグッドラック!

 こうなると、恐らく『目を引く』『目が行く』『目が離せない』からには、好奇心や興味は眼球の本能域反射動作が意識のトリガー入力なんだろうな。そして、こういう交信現象を俯瞰して大脳にストレージするのだとすると、視覚映像の情報を光通信的にDNA設計図に反映することもあり得るような気がしてきたぞ【559】

 さて免疫力が攻撃力・駆逐力だという話に戻して、侵入してきたワル病原体はもちろんだが、用済みになった自分の体組織も十把一絡げでその処分対象になると思われる。
 またしても子供時代の想い出話をすると、小学校高学年から中学生になろうとする成長期において、夜9~10時ごろ就寝しようとするとやたら体が冷えてしまい眠りづらくて困った記憶がある。これは新陳代謝のフル回転タイムが始まるに伴い、私の免疫力が全開作動していたからではないだろうか。

 他には、そこらで普通に遊んでいて土踏まずのあたりから、いきなり焼けた鉄の釘を突き刺されるような痛みを、ほんの十数秒だが感じることがしばしばあった。
 ちょうど級友も『うわ発作!』などと全く同じ痛がり方をする場面にしょっちゅう遭遇していたので、深刻な病気とも思わなかったし、実際その通りいつの間にか治って忘れてしまっていた訳だが、つまり成長期の子供って思うほど平和にすくすく体を足し算していくのではなく、次々と古い体組織をぶち壊して片っ端から叩き出すような、暴力的で激しい生体活動で成長しているのだろう。

 あせも、にきび、そばかすに、昔は子供限定の病気だったアトピー性皮膚炎。これ、皮膚炎というほど表面だけのものじゃないし、そもそもが病気と呼ぶべきものでもないんだよ、きっと。
 いっぱい食わして、さっさと寝かして、一刻も早く本人の免疫平衡バランス点を自律整調で完成させてやるのが最適解で、要は『ほかっときゃ、治るっ!』ってことではないだろうか。
 すると身体の表面はいつも日射と風に晒してどんどん落とすのが良いはずで、確かに昭和の時代、女子中高生はもちろん、女子大生でも今みたいにべたくたメイクしたりはしていなかった。裏返すと、キッズコスメなんて見映え文化が取り沙汰される昨今のこと、成長期の女の子たちが知識を持たないまま外力操作に頼る生活に陥るリスクは測り知れない。
 華美云々の風紀的根拠ではなく、巷に溢れる壮絶な脱ステ・ブログ群に照らして、昨今の成人式の光景を考えねばならないのではなかろうか【79】

 ステロイド離脱はあれこれ傷も負うし苦痛も酷いが、『病気の自覚』はびっくりするくらい感じない。だからだが、インターネット上に散見される『リバウンドなし脱ステ』なんていうのは私は信じないし、病気でない以上は食事療法や漢方薬もナンタラ水も、気分の問題でしかないというのが実感である。
 結論。
 生来の活力と生産力を取り戻したいなら、弱らせてしまった自分を引きちぎって捨て去る覚悟を決め、少々の痛みや損傷は『大したことない』でトカゲの尻尾にして決別していく。地球上の生物として時を重ねるつもりなら、逃げ道のない『生きる命の掟』ってことだよ。

 これを理解すれば、身内の顔を見分けたり日常の買い物で支払いを間違えたりしなければ、『健常者』の括りに入れてしまうという判定基準に問題があると気付けるはずだ。
 その社会層をこの世から消してしまえというつもりはないが、組織生命維持の実効ステージからは消さねばならない。厳しい日本語なのは解っている。
 いま国政において『筋の通らないコト』『訳のわからんコト』を連呼する時間の無駄をおかしいと思えない人種は、情を絡めず速やかに『組織認知症』と判定を下す必要がある。

 そもそも『成長戦略』なんだろ? ならば成長期でいるのが道理だ。
 成長を諦めるなら、冗談抜きで『ソイレント・グリーン社会』が現実解の一例となろう【139】
 巨大生命体・日本国組織の自己保存本能として、我々日本人が真面目にこの概念に取り組むべき時代になっている。2025大阪万博誘致、その課題提起で世界の先陣を切るために、頑張った方が良いかもね。
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